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〜💛side〜
💛『⋯なんか騒がしい⋯?』
振り入れに集中していたら聞こえてきたなにかの音⋯?
近くで番組の収録でもしてるのかな⋯?
けどこんなに広いスタジオにも振動が伝わって来るような事なんてあるのか⋯?
💛『⋯でもなんか⋯異常じゃね?』
一向に収まる気配がないその音⋯。
何かあったらと思って様子を見に行こうとスタジオを出て行った。
💛『⋯ここか⋯。』
その物音が聞こえてきてた場所にまで来て部屋の扉を開けてみた。
💜『うわっ!』
💛『⋯え!なに!?』
開けた途端に中から誰かが吹っ飛んできた⋯
💛『⋯大丈夫ですか?⋯って、ふっか!?』
💜『⋯え?、⋯ひか⋯る⋯?』
急な事に驚いていたけど吹っ飛んできたのはまさかのふっかだった⋯
💛『⋯何があって⋯』
途端に倒れてるふっかの横に座って身体を支えた。
⋯なんでふっか剣士みたいな格好をしてるんだ?しかもふっかの身体はすごいボロボロになってるし⋯
まさか最近やけに疲れてたのって⋯。
怪物『ぐわあああああああああああ!』
💛『⋯何?』
部屋の中から何かの鳴き声が聞こえてきて覗いてみると真っ黒い怪物が居た⋯
それに⋯
💚『⋯っ⋯』
中で倒れているもう1つの人影⋯
💛『⋯阿部?』
💚『⋯照!?⋯っ!』
俺の姿を見るなり傷付いた身体を無理に動かしてしまった阿部は苦しそうに蹲っていた。
💛『⋯ほんとに、何が起きてんだよ⋯』
阿部もふっかと同じくボロボロになってるし剣士の格好をしてる⋯
俺の知らないところであんなデカイ不気味な怪物と戦ってたのか⋯?
信じられないけど最近の2人は明らかに元気がなかったから⋯
ハルド『あれ?また誰か来たんですか?』
💛『康二!?』
しかも行方不明になってる康二まで⋯。
💜『⋯違う⋯んだ⋯。⋯あいつは⋯』
ハルド『⋯早よ逃げた方がええですよ?』
💛『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。』
ふっかがなにか伝えようとしてるけど彼奴が康二じゃない事くらい俺でも分かった。
⋯あんなに怪しすぎる不気味な笑顔を見せるなんて康二じゃない。
それに怪物の隣に立てるなんて普通に考えたら有り得ない。
⋯つか、なんで俺こんなに冷静なんだろう⋯?
💜『⋯ひか⋯る、⋯逃げろ⋯』
💚『⋯危ない⋯から⋯っ』
💛『⋯その答えは、1つしかない。』
ボロボロになってまで俺の事を守ろうとしてくれてるふっかと阿部。
そんな2人を見て黙って逃げることなんてできない。
俺はSnowManのリーダーだ。
何があってもこのグループを守り、引っ張っていくって心に決めている。
最初は自分がリーダーとして相応しいのか迷うこともあったけどみんなこんな俺を信じてくれている。
そんな最高な仲間を、グループを守るんだ!
💛『俺の心には迷いなんてない!仲間を傷つける奴は誰であっても許さない!』
そう決意を込めたら目の前に何処からか黄色い水晶玉が現れていて俺は黄色い光に包まれた。