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〜💛side〜
💛『⋯これは⋯』
💜『⋯照⋯。』
💚『⋯3人目⋯』
目を開けてみると俺は黄色い袴姿に狐のお面⋯ふっかと阿部と同じ格好になっていた。
手には刀ではなく、短剣と鉄球が繋がった武器を持っている。
レン『⋯貴方の強い想いに水晶玉が応えたんです。』
カイト『その力で戦ってくれますか⋯?』
💛『⋯君たちは⋯』
まだ全然状況が掴めてない俺のところに歩いてきた小さな2人⋯。
💛『⋯うん。覚悟を決めたのは俺だから。戦うよ。』
俺が決めた事だ。
戦う力をくれて感謝してる。
ハルド『また増えるんですか!もう堪忍してくれや!』
怪物『ぐわあああああああああああ!』
康二にそっくりな奴の言葉と共に怪物が動き始めた。
💚『⋯砂⋯だから⋯身体が固いよ⋯!』
💛『問題ない!』
俺も趣味の筋トレで多少だけど力が自慢だ。
鉄球を思い切り振り上げて怪物が振り下ろしてきた右手に向ける。
💛『⋯なっ!うわっ!』
けど怪物の右手に鉄球が当たると右手が急に砂に戻り、俺はそのまま砂に飲み込まれて後方の壁に押し戻されて激突した。
💛『⋯痛った⋯。』
💚『⋯大丈夫!?』
💛『⋯ああ、サンキュー。』
阿部か駆け寄ってくれて伸ばしてくれた手を掴んで立ち上がった。
💛『⋯固いと思っていたらまさか形を崩すとはな⋯。』
💚『⋯それに俺たちの攻撃はみんな呑み込まれて意味ない⋯。』
阿部でも悩むんなら俺が怪物を倒せる方法なんて思い付くはずがない。
⋯力ずくで倒すしかないか。
💜『⋯でも、照なら大丈夫っしょ?』
💛『⋯何その笑顔⋯。』
💜『え?信じてるぞって顔。』
💛『⋯怪しい。』
💜『おい!』
俺の肩を掴んでわざとらしい笑顔を見せながらゆっくりと怪物の前に歩いていったふっか。
💛『⋯分かった。見せてやる。』
💜『頼りにしてるよ?リーダー。』
💛『⋯うるさい笑』
⋯ふっかって普段は緩いのに全部見抜いてるんだよなぁ⋯笑
ハルド『仲間が増えようと無駄ですよ!』
怪物『ぐわあああああああああああ!』
💜『無駄かどうかはやってみないと分からねーぞ?』
怪物が大量の黒い砂を部屋いっぱいになるくらい出してきた。
💚『ふっか!』
💜『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。』
1歩前に出ていたふっかは 目を閉じて両手で刀を持ちながら集中している。
するとふっかの刀の刀身に紫のオーラが出てきた。
💜『はああああああああああ⋯!』
そして刀を振り上げるとその紫のオーラが大量の黒い砂を全て弾き返した。
ハルド『⋯なっ!?』
💚『⋯嘘⋯全部跳ね返した⋯』
阿部もそうだけど彼も今の光景に驚いている。
💜『⋯はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯』
💛『流石だな。』
💜『⋯当たり前⋯っしょ!』
流石に息が乱れて苦しそうだけど⋯笑
💛『一気に決めさせてもらうぞ!』
ハルド『⋯っ!しまった!』
怪物『ぐわあああああああああああ!!』
動きが止まっていた怪物に俺は短剣から電気を打って怪物を倒した。
ハルド『⋯照兄まで⋯。反則やん⋯!』
💛『康二!』
💜『照。』
変身を解いて俺はふっかと阿部から全部教えてもらった。
💛『⋯そういう事か。』
💚『⋯黙っててごめん⋯』
💛『⋯いや、確かに驚いたけどこんなこと簡単に話せないよな。』
レン『⋯ありがとうございます。』
カイト『⋯僕達のために⋯。』
まさかこんなに小さな2人が国を治めている王子様だったなんて⋯笑
💛『俺がどこまで力になれるか分からないけど自分で決めたことはやり遂げるよ。康二の事も、めめとラウールの事も助けよう。』
💚『もちろん。』
💜『ああ。リーダーが仲間になってくれて頼もしいよ。』
💛『さっきからからかってるの?笑』
💜『本心だって!』
💛『⋯そうは思えないんだけど。』
💜『失礼だな!』
レン『⋯えっと⋯』
💚『⋯大丈夫。決して仲が悪いって訳じゃないから。ふっかはよくいじられるし笑』
カイト『⋯そうなんですか?』
💚『うん笑けどいわふか夫婦には敵わないよ。誰も。』
ふっかをいじっちゃってるけど俺もみんなと世界を守るんだと強く決めた。