テラーノベル
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『け』「はあ、まじでよくわかんねえ。」
「『ん』『つ』『し』『ほ』『け』そのまま並べてもわかんないわね。」
「ちょっと、いいですか?」
「藍ちゃん、どうしたの?」
「鍵のある“場所”なら学校の中の場所ですよね。あと、並び替えたらどうでしょうか。」
「なるほどな、」
「逆から読んでみる?」
彩乃がそう提案した。
「逆から読んだら『け』『ほ』『し』『つ』『ん』だぞ。意味わかんねーだろ!」
湊が言った。
間が開く。
沈黙。
「わかった、わかったぞ。」
蓮がぴこんっと閃いたように言った。
「これは、単語を作る問題だ。藍が言ってた、並び替えるんだ。」
「最初の『ん』と『ほ』と『け』を組み合わせると『ほ』『け』『ん』」
「つまり保険。」
「『つ』『し』はどうなんだよ!」
「今から説明するだろが。」
「『つ』『し』は反対から読むと『し』『つ』」
「つまり室になる。」
「保健室だ。」
「蓮くんさーすが!」
「じゃあ保健室まで頑張ってね!」
「行くぞ。」
蓮、湊、彩乃、雫と子供、一列に並んで一歩、二歩、歩いていく。
「着いた。」
がらがらがら
保健室の扉をそっーとゆっくーり開ける。
鍵を探せ。
紙にそう書いてあった。
ばーっと全員駆け出して机やベットの下、タンス、様々なところを見た。
ちゃりっ
どこかから金属と金属の触れ合った音がした。
「、あったぞ!!」
湊が大声で言う。
銀色と金色の二つついてる鍵。
「ほんとうか?!」
蓮が駆け寄る。
続いて雫も彩乃も子供も。
かち
音がした。
続けて
かちかちかちっ
電気がどんどん消えていく。
人影が見えた。
私たちと類以外いないはずだ。
「だれだ、!?」
「やあ。そんな驚かないでください。僕ですよ。」
聞き慣れた声。
「…この声…っ、!」
コメント
3件
るかめーたー。さん、第15話読みました! 「保険」+「室」で「保健室」になるひらめき、すごく気持ちよかったです!蓮くんの「ぴこんっと閃いた」描写がかわいくて好きです。そして鍵を見つけた直後に消える電気と、聞き慣れた声…「僕ですよ」の言い方が不気味で、一気に緊張が走りました。続きがすごく気になります!>
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魔理沙最推し
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