無惨の初恋

（その日、蝶屋敷に泊まった）

（次の日）

私「よし、今日の任務は…」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ((ドアが開く

私((ﾋﾞｸｯ

宇隨「よぉ！〇〇！」

私「…え、何で…あ、怪我ですか？」

宇隨「違ぇよ、俺が怪我する訳ねぇだろ！」

宇隨「俺は今日お前の護衛に来た。」

私「…護衛ですか？」

宇隨「話してただろ？昨日御館様の前で。」

私「あー！…本当に来たんですね、」

宇隨「当たり前だろ？俺に嘘は通じねぇ。」

私「そろそろ任務なので行きますね！」

宇隨「おい！華麗にスルーするな！」

（任務へ）

私「宇隨さんは今日あったはずの任務は大丈夫なんですか？」

宇隨「あぁ、それは気にすんな。元々休みの柱が交代交代でお前の護衛に付くんだよ。そんで、たまたま俺は今日任務がなかった訳。だから今日の護衛は俺って訳だ。」

私「わざわざ休みの日にすみません…笑」

宇隨「気にしてねぇよ。俺だって無惨って奴がどれだけの派手男なのか見てみたいしな！」

私「んー、別に…特別派手では無かったですけど、、」

ｿﾞｸｯ((鳥肌が立つ

私「？！」

鳥肌の感覚で、私はすぐに無惨が近くに居ると分かった。

無惨「〇〇」

私「、！！」

宇隨「…？」（気配で普通の鬼じゃないことに気が付く）

無惨「〇〇と…お前は誰だ。」

宇隨「俺は派手を司る祭りの神。宇髄天元だ。」

無惨「柱か。まぁ、私には関係無いが。」

（宇隨を潰そうと手を出す）

私「、！！」

私「宇隨さん危ない！」

私「宇宙の呼吸 伍ノ型 無星」

ｷﾞｬｷﾞｷﾞｯ((攻撃を交わす

宇隨「…おぉ、お前やるな。」

無惨「何故庇う。…まさか好きなのか？」

宇隨「ぶっ、笑」

私「全部そういうのに繋げるな。」

無惨「では、なぜ庇った。」

私「人が危なくなったら助ける。それが鬼殺隊だ。」

無惨「真っ直ぐな目が花札の耳飾りを付けていたあいつと同じで虫唾が走る。その目を鬼になって取り替えろ。」

私「鬼になる前提にするな。」

無惨「お前は何故、無限の命が欲しいと思わないんだ。」

私「人を食らってまでも生きたいと思わない。」

宇隨「まぁまぁ、言い合うのはそこまでにしろ。〇〇。」

宇隨「無惨が目の前に居るんだぞ？いいのか？そんな事してたらまた前みたいに逃がすぞ。」

私「…無惨。今日はお前を倒す。」

無惨「〇〇になら殺されるのも悪くないな。」

宇隨「え、お前そんな簡単に動くような軽い気持ちで人を大勢食って犠牲にしてきたのか？？」

無惨「お前はさっきから邪魔だな。〇〇との会話に入ってくるな。」

宇隨「は？嫌だわ。俺の嫁の4人目候補者だし。」

無惨「…妓夫太郎が怒った理由がよく分かる。3人も嫁が居るなら〇〇を譲れ。」

宇隨「あーあー、話したくもねぇ。お前見てるとイライラしてくるんだよ。〇〇は俺の4人目の嫁候補者だって言ってんだろ？」

私「4人目の候補者になった覚えないんですけど、？」

無惨「ほら。今の言葉を聞いたか。お前は何勝手な事を言っている。うるさいのはどっちなのか。」

私「両方うるさいんだわ。とりあえず無惨。前逃がした仮を返す。私は今日お前を殺す気でいるからな。」

無惨「〇〇が言うなら相手をしよう。」

宇隨「え、手合わせ程度の気持ちでやんの？とりあえず〇〇、もう少し待て、少ししたらほかの柱が来る、！俺達だけだと無駄死にするぞ！」

無惨「よそ見をしている柱は初めて見たな。」

（攻撃する）

ｼﾞｬｷﾝｯ((避ける

宇隨「はっ、俺様はよそ見なんてしてねぇぜ？よそ見する柱なんていねぇよ！」

宇隨「音の呼吸 壱ノ型 轟」

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ((

無惨「ｯ、爆薬だと、？小賢しい真似を、！」

私「宇宙の呼吸 参ノ型 星空の幻想」

ｽﾞﾊﾞｯｷﾞｬｷﾞｯ((

無惨「っ、そのくらいでは私は死なない、。」

宇隨「〇〇！間合いに入るな！時間を稼げ！」

無惨「柱は要らない。」

（宇隨に攻撃する）

宇隨「！！」

宇隨「 鳴弦奏々 」

ﾄﾞｶﾞｶﾞｯ((足を怪我する

私「宇隨さん！」

宇隨「ｯ、！」

私「私の大切な仲間を殺す奴を好きになるバカ居るかよ！この野郎、！」

私「宇宙の呼吸 肆ノ型 日照雨 突刺斬り」

無惨「何故お前は私に振り向かずに殺気を出してくる。」

ｸﾞｲｯﾄﾞﾝｯ（首を木に押し付けられる）

私「ｯ、くっ、ｯ、！」

宇隨「〇〇、！！」

無惨「お前が鬼になるならこの手を離そう。」

私「ｯ、なら、ないｯ、！」

ﾄﾞｽｯ((みぞおちを蹴る

無惨「ｯ、！ｹﾞﾎｯ、」

無惨「いい蹴りだ。だが。鬼になる選択肢以外ないぞ。〇〇。」

私「ｯ、」

宇隨「あ、朝、朝日が登る、！！」((嘘

無惨「？！」

無惨「ﾁｯ、〇〇。またお前の所に行く。」

（逃げる）

ﾄﾞｻｯ((床に落ちる

私「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、、」

宇隨「大丈夫か、！？」

私「宇隨さ、ん、夜明けまだですよ、、」

宇隨「…ホントだよな。咄嗟に嘘ついたけどホントに信じて消えたな、無惨。」

胡蝶「もしも〜し？ 何してるんですか〜、お二人さん？」

2人((ﾋﾞｸｯ

胡蝶「何、普通に無惨逃がしてるんですか？2人共。それに宇隨さん、嘘つくなんて小学生ですか？気づかれてたら即死でしたよ？分かってやったんですか？」

宇隨「いや、…でもまぁ、結局気づかれてねぇし、…な！」

胡蝶「〇〇さんも、無惨に対して挑発するような言動は辞めてください。死にたいんですか？」

私「…すみません、」

胡蝶「それに、2人とも怪我してるじゃないですか…、」

2人「すみません。」

宇隨「…なぁ、それより…あれ本当に無惨か？」

胡蝶「何言ってるんですか？」

宇隨「いや、…まぁ、…色々疑問に思うことがあってな。」

私「…」

胡蝶「無惨の姿をしっかり見ていない私はなんとも言えませんが、鬼の気配は上限以上の物と私は感じ取りましたよ？」

私「…あの、私…やっぱり護衛付けてもらわなくても大丈夫です」

宇隨「え、お前正気か？」

私「…」

胡蝶「〇〇さんが何を考えているか分かりませんが…その事でしたら御館様にご相談下さい。〇〇さんは鬼殺隊に将来必要な人材ですから、簡単に柱だけで決められる様なことではありません。」

私「、分かりました。」

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