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俺の可愛いお手伝いさん!です
なべさく
not siv
初めまして渡辺翔太です!
俺は普通の会社員で株で少し、ほんと少しだけ裕福な暮らしをしてます
そんな俺には佐久間大介っていう可愛いお手伝いさんがいます
ある日
タッタッタッ
雨がザーザーと降る夜
一人の走る影が街灯の光に伸びていた
時刻は8時前ぐらいだろうか
残業を終えて終電で駅から帰る途中、雨が降ってきたようだった
パラパラだった雨も本降りに変わり傘もないので走って家まで帰ってきた
💙「ハァ、、、ハァ、、?」
💙「誰かいる?、、」
渡辺は一軒家に住んでいるのだがどうやら扉の前に誰かいるようだった
💙「、、誰だ?」
近ずいて確認してみると、背格好はまだ小さく服装も薄着、全体的にボロボロで所々怪我もしていた
💙「?!君どこの子、こんな雨の日の夜に何してるの?!家は?」
渡辺が問いかけると小さな頭がこちらを見上げた
大きなくりくりの目に色白のふっくらとした幼い顔つき
頬のほくろが特徴的な子だった
🩷「、、帰る場所何てな、い。いらない子だって捨てられた、、、、。」
💙「、、、そうか」
小さな声で語られた言葉に上手く返せない
取り敢えず今日は止めてあげよう
💙「、、今日はお兄さんが泊めてあげる!」
🩷「! ほんと?!」
嬉しそうに笑う姿が健気で少し心がズキっとした
翌朝、目が冷めるとベーコンのようないい匂いがした
💙「(なんだ?)」
てぼてぼ、2回から降りていくとキッチンで何やら作っているようだ
💙「何やってるんだ?」
🩷「あ!お兄さんおはよう、もうすぐで朝ごはんできるからまってね?」
少年に言われるままダイニングテーブルで見守った
「お待たせ!」と運ばれてきたのは目玉焼きとカリカリベーコンをトーストに載せたものとコーンスープだった
「あとこれも良かったら」と差し出されたのはお弁当だった
💙「え?!作ってくれたのか?」
🩷「家に泊めさして貰ったから、、ヘヘ」
なんとも律儀なことだ
少年と朝食をとりながら少し話した
🩷「名前は佐久間大介、6歳!」
どうやら母親が家に新しい男を連れ込んでいるようで男に追い出されたようだった
所々あざのようなものがあり良い環境とは言えなそうだ
💙「大介くん、良ければもう2、3日泊まってくか?」
🩷「いいの?お兄さんに迷惑かけちゃうよ?」
💙「泊まっていきな」
🩷「ありがとう!!」(*´˘`*)
佐久間を家に泊めた夜
詳しいことを教えてもらった
母親に煙たがられていること
居場所がないこと
学校にもまともに通えていないこと
聞けば聞くほど耳を疑いたくなる
育児放棄だけでなく殴られたりタバコの火を押し付けられたりするそうで、痣もやはり殴られたものだった
こんな酷い環境にいるのに文句も言わず言うことを聞いて家事を覚え母親の生活を助けているらしい
せめて少しでも助けてあげたい
ーーーー
ーー
ー
佐久間は2日間泊まり家に帰っていった
家を出る前に少し大人として話をした渡辺
💙「大介くん、もしお母さん達に酷いことされたら迷わず逃げること、、、いいね?」
🩷「、、わかった」
💙「いつでも遊びに来い」
💙「またな」
🩷「うん!お邪魔しました!」👋
そう言って無邪気な笑顔で去っていった佐久間とこんなかたちでまた会うことになるとは想像もしていなかった
1週間ぐらい経った頃だった
夜、家でのんびりしていた
ピンポーン
💙「(こんな夜になんだ?)はーい!」
ガチャ
💙「?!」
渡辺はインターホンを押した人物の酷い姿に目を疑った
🩷「翔太さん、、グス、、、助げて」グスズビッ
前あった時とは明らかに痣や小さな火傷が増え、口端から血が出ていた
痛々しい姿で小さく震える佐久間を家に招き入れた
💙「何があったの?」
ソファーに座らせ傷を洗い消毒をしていく
時折消毒が染みるのか顔がひきつる
🩷「毎月お金を取りに来る人達がいるんだけど、、グス、ゲームで負けた?らしくて、わた、すお金が無くなったって怒り出して、、ヒグッ、」
💙「、、、」グッ
自然と消毒液を握る手に力がこもる
どうやら佐久間は今月の借金が返済できなくなった事えの当てつけで殴られたようだった
🩷「今日は、ね、、グス、いつもと違ってガスコンロに頭を押し付けられそうに、なって、、グス、、、」
🩷「今も僕のこと探してると思う」
💙「大介くん、、」ギュウ
渡辺は佐久間を抱きしめていた
💙「よく頑張た」
恐怖と痛みで震えていた佐久間
初めて大人に抱きしめてもらったのか少し慌てている
🩷「あ、、、えと、、」
💙「もう、痛いことはしなくていいんだ」
💙「大丈夫、絶対に守るから!」
慌てていた佐久間も渡辺の言葉を聞いて先程とは違う涙がボロボロとこぼれ落ちる
渡辺にしがみつく佐久間
🩷「ほんと?痛いこと、しなくてもいいの、、グス、?」
💙「あぁ、普通の生活を送ろう」
🩷「、、っ」(ᯆ̮⸝⸝⸝ᯆ)グズ…
💙「でも1つ、最後にやらないといけないことがある、、」
🩷「やらないと行けないこと?」
💙「、、警察に大介くんの親を通報する」
一瞬佐久間の表情が固まる
🩷「、、わかった」
🩷「僕ね、本当はお母さんたちが普通じゃないのは分かってたんだ、、、グス」
少し寂しそうな覚悟を決めた顔をする
💙「本当にいいのか?もう二度と会えなくなるぞ、、」
🩷「、、大丈夫、だって、、、翔太さんが会ってくれるでしょ?」
不安そうに尋ねてくる
💙「!、、勿論だ、、!!」
覚悟おきめた佐久間の意志を揺らがしてしまう前に警察に電話をする
しばらくするとインターホンがなった
💙「はーい、お待ちしてました」
👮🏻「通報してくださった方でお間違いないですか?」
💙「はい」
👮🏻「この子が保護した子ですね?」
渡辺の後ろにくっつくようにして隠れる佐久間
👮🏻「少しお話を聞かせて頂きますね」
💙「奥に行ってて?」
🩷「ゃ、、」ギュウ
首を横に振り足にしがみついてくる
💙「あのこのままでまいいですか?」
👮🏻「構いませんよ」
こうして警察に一通り説明をした
👮🏻「後ほど連絡させていただきます。大介くん、行こうか」
解決するまで警察に預ける必要があった
嫌いや!と渡辺から離れようとしない佐久間を「必ず迎えに行くから、、今だけお願いと」心を鬼にして引き剥がし警察に1時保護してもらう
佐久間を連れ家からとうざ買っていくパトカー
その日は佐久間のことが心配で眠れなかった
ーーーー
ーー
ー
5日ぐらい経った頃警察から電話があった
👮🏻〘 渡辺さんでお間違いないですか?、、、手続きが済みましたので近いうちに来ていただけますか?〙
💙〘 !はい、、!!〙
ようやく諸々が解決したようで大介くんを引き取れることになった
警察署に行く前にケーキや美味しいものを買ってから行く
💙「あの電話を受けてきた渡辺と言うんですけど、、」
👮🏻「渡辺さまですね、こちらえどうぞ」
案内された場所は控え室のような部屋で中には警察の方と俯いた佐久間がいた
💙「大介くん!」
🩷「?!翔太さん、、、!」
駆け寄ってくる佐久間を抱きしめる
💙「お待たせ」
💙「今日は大介くんにお話があってきたんだ」
🩷「、、、なに?」
不安そうに渡辺を見つめる佐久間
💙「俺の家族にならないか?」
🩷「家族?、、一緒に入れる?」
💙「あぁ!ずっと一緒だ」
🩷「!、、、家族なっても、いいの?」
💙「、、、なってくれる?」
🩷「うん!!」
満面の笑みで頷いてくれる佐久間
頭をわしゃわしゃめいいっぱい撫でる
💙「手続きをお願いします」
👮🏻「わかりました!」
こうして佐久間は渡辺と養子縁組を組んで家族になった
それから数年後
現在は佐久間は11歳になっていた
🩷「翔太くん、今日は何時ぐらいに帰ってくるの?」
玄関でお弁当を渡してくれる佐久間
💙「今日は18時過ぎには帰ってくるは、買い物行く時は連絡入れてな」
🩷「うん!」
💙「あと一人で行かないこと」
🩷「わかってる! 笑」
💙「ならいいけど、、、じゃ何かあったら電話してこいよ、行ってきます」ギュウ
🩷「行ってらっしゃい!!」ギュ
朝のハグをしてお見送りをする
見なりお整えてランドセルを背負うとちょうどインターホンがなる
🩷「お待たせー!」
ドアを開けると待っていたのは近所の目黒蓮とラウールだった
2人は高校生で身長もとても大きい
学校も近くで一緒に登校したり買い物に着いてきてくれる
🤍「おはよう!」
🖤「今日も大介は元気だね 笑」
🩷「うん!」(*´˘`*)
🖤「(かわいい)翔太くんはもう行ったの?」
🩷「先に出ていったよ!」
🤍「そっか〜、今日は少しだけ遅くなるから待っててね」
🩷「ん!」
話しながら歩いていると身長の大きな高校生が合流してきた
🧡「3人ともおはようさーん!」
🩷「康二くん!おはよ!!」(*´˘`*)
🤍「おはよー」
🖤「はよ」
合流したのは向井康二という3人と仲の良い高校生
向井は料理が得意でよく一緒に色んな料理を作っていた
🩷「康二!今度の休みの日に作りたいのがあるの、、」
🩷「、だから、、その、えっと、、、」
🧡「一緒に作ろか!」
🩷「、、!うん!!」
🤍「試食係で」
🖤「俺も」
4人で話しながら学校の近くまで送ってもらう
🩷🖤🤍🧡「またね」👋
渡辺siv
お昼
いつも通り同僚たちとカフェスペースに来ていた
「お腹すいたー!」とそれぞれ定位置に座る
💜「お!今日も相変わらず美味そうだな🤤」
💚「ほんとだね!」
💛「今日は何のお弁当?」
💙「今日は照り焼きと彩りサラダ」
💜「まじ美味そう」
💙「これ、涼太にって」
❤️「ありがとう」 ニコ
💛「何それ?」
❤️「俺、大介くんとレシピ交換してるんだ」
そう言って渡辺から受け取った袋から小さなお弁当箱を出す
そしてレシピを書いた手紙もそえられていた
💙「今日はアボカドサラダか、これ美味いぞ!」
💚「そんなことしてたんだね」
💙「大介が涼太のご飯美味しいって気に入ったんだよ」
❤️「俺も気に入ったからお互いレシピ交換することにしたんだ」
💛「へーなるほどな」
💜「俺も食べたい!」
💙「あげないぞ」
❤️「自分でお願いして」
💜「で、ですよねー( ᴖ⩊ᴖ;)」
何時もお昼の時間は渡辺のお弁当の話で盛り上がる
お弁当が美味しそうだと褒められると作ったのは佐久間だが何故か渡辺がドヤ顔をする
ドヤ顔までがセットである
💙「あ、そうそう」
💛「? どうした?」
何かを思い出したかのように話し出す
💙「今度のハロウィン、大介が今年も皆を家に呼びたいって意気込んでたぞ」
💚「今年も呼んでくれるの?!ありがたいね」
💜「大ちゃんの料理食べれるとかラッキー!」
❤️「いっぱいお菓子持っていかないとね」
💛「高校生トリオも来るんだろ?」
💙「ああ、呼ぶと思うぞ?」
💚「楽しみだね」
のんびりお昼を楽しみ仕事に戻った面々
残りの半日も仕事をこなした
💙「うーん!終わったぁー!!」グイー
背伸びをする渡辺の元に連絡が入る
ブブ📱
🩷〘 めめとラウと買い物行ってくる!〙
💙〘 わかった、あとコーヒー買ってきて〙
🩷〘 (>ω<)b了解でありまーす!〙
💙〘 笑 気おつけてな〙
メッセージを送りスマホから顔をあげると深澤たちがスマホを覗いていた
💙「おい!何覗いてんだよ!!」
💜「ほんとしっかりしてるよな」
💚「ね、関心」
💛「良かっな?今日は早く帰れる」
💙「おお、そういう事なんでお先ー!」
ササッと荷物を手にした渡辺は少しご機嫌な足取りで帰っていく
❤️「翔太嬉しそうだね 笑」
💜💚💛「だね/あぁ 笑」
not siv
🤍「じゃ、また明日〜!」👋
🖤「おやすみ」👋
🩷「うん!また明日!!おやすみー!」👋
佐久間は家の前で目黒とラウールに手を振り別れる
家に上がり買い物袋をキッチンに置く
部屋着に着替え「さてとっ!」と腕まくりをし風呂掃除へ向かう
キュッキュッ✨🛁
お風呂場がピッカピカになる
🩷「上出来!」
スイッチを押して夜ご飯を作りにかかる
今日は秋の秋刀魚と味噌汁、小鉢数品とポテトサラダを作ることにした
秋刀魚を下処理をしてグリルに並べ焼く
その間にポテトをマッシュして切った野菜とミックストゥギャザしていく
味噌汁には揚げと白菜を入れて味噌でといたシンプルなもの
小鉢にだし巻き玉子やキャロットラペ、餡掛け揚げ出し豆腐
後は炊き込みご飯と秋刀魚が焼き上がるのを待つだけなので先にお風呂に入ることにした
髪の毛をアワアワにして肩まで湯船に浸かる
🩷「はぁ〜、きもち〜!」
体がポカポカして内側からほぐれていく
のぼせる前にお風呂から上がり髪をしっかり乾かしてキッチンに戻った
戻ってみると炊き込みご飯も秋刀魚も上出来!
あとわ盛り付け〜🎶
と鼻歌を歌っていると
💙「ただいま」ギュ スンスン
🩷「わ!おかえり」
🩷「くすぐったいよ〜 笑」
帰ってきた渡辺が佐久間を後ろから抱きしめ髪の毛をスンスンと嗅いでいた
💙「お弁当、、美味しかった」ボソッ
小さな声ではあるがちゃんと佐久間には聞こえていたようで嬉しそうに微笑んでいる
🩷「ご飯できるから着替えてきたら?」
💙「そうする」ナデ
頭を撫でてから離れた渡辺はスーツから部屋着に着替え料理の並べられたダイニングテーブルに腰掛けた
💙「うまそ✨️」ボソッ
🩷「へへ、召し上がれ!」(*´˘`*)
目の前で美味しそうに頬いっぱいに詰めてリスみたいに頬張る渡辺に思わずにっこりしてしまう
💙「うわっ!うま!!」
💙「、、、?食べないのか?」
🩷「ううん、食べるよ?ただなんか、幸せだなって思って、、」
まだまだ子供だけど少し大人びた笑みを浮かべる佐久間
うりうりと頭を撫でる
🩷「うわっ!なに!?」
💙「大介は子供なんだからそんな大人みたいなこと考えなくていいんだよ」
💙「あと10年は俺に養われとけ!」
🩷「ぷっꉂ 🤭 わかった!!」
💙「さ、いっぱい食べろ」
🩷「うん!!」
この先、渡辺、佐久間となら根拠なんてないけど上手くいく気がする
あの日、出会い方は最悪だったけど今思えば結果オーライだったかもしれない
お互いがお互いに出会えて良かったと思うなべさくでした!
Fin
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