テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
今日は日曜日だ。人里の七曜制を則って言っているが、実際、毎日休みのような彼女には、あんまり休みなど関係ないだろう。彼女の名前は霊夢だ。霊夢はいつも巫女として、厄介事に巻き込まれて解決をしている、なのにお賽銭はあんまり来ないようだ。誰か賽銭を投げてあげてくれ。 そんな冗談は置いておいて、霊夢は忙しそうに見えるが実際のところ、異変もそんな一日に一回起きるものでも無いから、結局は毎日が休みである。
そして、彼女の意見では唯一ゆっくりしていられるのが日曜日だ。彼女は、謎に日曜日をゆったり過ごす日だと思っている、というよりそういうものだとどこかの世界ではなってると紫が説明していたが、一週間の月曜日を初めとしたら終わり日なので、のそれを則って休みだと思っているのだろう。
まあ、長ったらしい説明はここら辺までにして置いて、そんな有意義なゆったり日和の、日曜日をという日をゆっくり過ごしてる霊夢の元に、とある少女が彼女の元を訪問しに来る…
「おーい….霊夢〜?今日も異変の匂いがぷんぷんするぜ!?異変解決に行かねえのかよ!おーい…霊夢?」
朝から騒がしく現れた少女…なんともまあ、騒がしい少女なのだろうか。霊夢はまたか….と思いながらまた、お茶を啜る。そう…少女が来るのはいつも通りなのだ。
そしてその口走ってる異変も、また最近の幻想郷では一ヶ月に一回程度だが、昔よりは頻繁に起きて居る程度なのである。だから焦る必要は無い。
そう、解釈や脳内で霊夢が勝手に解決してると、突然襖が開けられて、可愛らしい服を着た魔女のような大きな帽子をかぶった少女が現れる…そう、彼女こそが魔法を操る程度の能力を持つ魔理沙なのである。魔理沙は霊夢と机を挟んで目の前に立ち霊夢に向かって言う、
「聞いてるのかよ、霊夢!異変だ!しかも、すごく大きいのが来るぞ!?私の感がそう言ってる!だから、絶対に異変が起きるに決まってる!」
霊夢は、その信ぴょう性のない発言を聞いてため息を零しながらも静かに頷いて…というより面倒くさがりながら流す表情で少し小耳に挟む程度に聞いている。実際は聞いてるのか分からないが。まあ、聞いているのだろう。そう、魔理沙も適当に解釈してまた説明を続ける。
「だから、異変を調査しよう!もちろん二人きりでだな?私、なら正直二人でも出来るかもしれないが、二人の方が効率がいいから仕方なく、誘ってるんだからな?相手が強いかもしれないからってビビってるわけじゃ….」
霊夢は異変を感じる。そうだ、魔理沙は自信家の魔法使い。自分の腕に関しては、そうそう弱い強い関係なくかかっていくはず…なのにも関わらず今回は魔理沙でさえも、少し身を引いている異変…これは、少し霊夢も気になってきていた…だが、お茶を啜る手は止まらなかった。そして、まだ魔理沙の説明は続く……正直長いが聞いてみよう。
「そんなことより、行くのか?霊夢は!行かないなら私一人でも行くぜ?正直霊夢を呼びに来たのは、ただ人手が欲しかっだけだ!私一人でも解決してみせるさ!多分…」
正直霊夢は魔理沙のその言葉を、信じていなかった。何故ならば、過去にも無茶をして結局危険な目にあっていたので、魔理沙を正直一人で異変解決に向かわせるなんて出来る訳がないと悩んでいたのである。だけども、魔理沙は返事を急かしてくるので霊夢は余計焦って考えがまとまらないのである。そして、霊夢は悩みを加速してるとさらに魔理沙は催促し始める。
「正直今回のは本当に異変としては大きいんだ。だから霊夢後からも貸してほしい。そう思って来たんだ…だから頼むよ霊夢…あたしもたまには頼りたくなるんだよ。」
霊夢は、次第に魔理沙の言葉が自分を必要としてる言葉へと変わっていることに気づいた。普段ならば霊夢と魔理沙…その他異変解決組は個人で異変を解決する….だが、その異変解決をするために手を組もうと言っている。そこからして、魔理沙の言葉は少し本当なのだろう…異変として大きなものなのだろうと思いながら。
「あなたがそこまで言うなら、私はあなたについて行くわ。もちろんあなたのその言葉を信じてね?」
魔理沙はその言葉を聞いて少し霊夢に不信感を抱いた顔をしたが、霊夢が来てくれるなら百人力だろう。多分…そう思いつつ魔理沙は霊夢に一つ気になったことがあったから聞いてみる。
「行くって言ってるが、あたしも異変の内容までは知らないぜ?霊夢なにか感じて情報的なの、いつもみたいに推測できないのか?」
「何言ってるのよ魔理沙…私にそんな超便利能力ないわよ。」
「だよな…いくら博麗の巫女の霊夢だとは言えども…そんな便利超能力無いよなぁ…どこかに異変の内容が分かる程度の能力者居ないかな…」
「そんな能力者いたら今までの異変解決も楽だったじゃない…」
そう言いながらも、二人は見回りに行く。
見回りは、簡単だ。ただ少しふらっと飛び回るだけで変なものを見なければその日は異変がないのである。異変がないのであれば魔理沙の予感はハズレである。だから、霊夢はただ軽く見るだけで終わるつもりだった。霊夢が気を抜いて飛んでいると突然魔理沙が、
「おい!霊夢あれってなんだ?紅魔館にも見えたが、紅魔館じゃないようにも見えるぜ?」
魔理沙の指さした先には、紅魔館には似ても似つかない大きな建物が立っていた…茶色く荒んでるその建物はまるで、他世界から来たかのようにその存在感を解き放っていた。
「なあ、霊夢あれってこの世界の建物じゃないよな。」
「えぇ、そうね。紅魔館の時もそうだけど、いきなり建ったようにしか見えないわ。」
「だとしてもこんな短時間であんなに大きい建物が建つか?普通はもっと長い時間かかるもんだと思うぜ?」
「えぇ、普通ならありえないわ。
でも、それが他世界から送られた建造物ならまだ有り得る可能性があるわ。」
羅夢音(らむね)@投稿サボり魔
羅夢音(らむね)@投稿サボり魔
458
127
ゆめいろ☆@300人ありがとう
10,649
「あぁ、忘れられてこの世界に流れ着く…よくある話だもんな。だけど、こんなに大きいのはそうそうないんじゃないか?」
「えぇ、だから誰かの意図的に送られた可能性の方が高いわね。」
「じゃあ、探索してどっちか調べる必要があるな!霊夢行こうぜ!あの中に何があるのか気になるのぜ!」
魔理沙は相変わらず、段階が早い…まったく、先が思いやられるよ、と霊夢が脳内で愚痴をこぼしていたとしても、魔理沙はもうとっくに先に進んでいた。
コメント
2件
とても面白い内容でした!!続き楽しみにしています
うわあ、霊夢と魔理沙の朝のやりとり、すごく空気感が伝わってきました。魔理沙が珍しく「頼る」って言い出したところに、今回の異変のただならなさを感じますね。紅魔館じゃない謎の建造物が突然現れたっていう展開、パラレルワールドから流れ着いた可能性とか、設定の広がりが気になります。お茶を啜りながらも魔理沙についていく霊夢の、あの空気感が良かったです。続きが楽しみ!