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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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かくいう私も小さい少年でした。


歩けばそこには違法な取り引き、手に取れるように行われる人身売買。そこには何でも揃っている、言わば闇市という所。


商品は大切にしなさいと教わってきました、

「私は商品を傷つけません」

この言葉は口癖になって今やもうそれは当たり前の事、それが普通である事。

これが闇市だという事。


私が働いている所は人身売買の職場、ある闇市では、それはそれは有名な店【ル・ペピエマン】で働いております。

ごく普通の商品に希少な物(人)までたんと揃っています、臓器売買に奴隷売買、何でもこざれ。


「本日はお日柄もよくはるばる遠くまでお越しいただきありがとうございます、青が2つ、赤が3つ、紫が1つ販売しております。」


あぁ色の説明では分かりませんか、では軽く説明致しましょう。

ここでは【商品カラー】というものがございます、全6色…長くなりますので先程の商品カラーの意味を紹介致します。


_商品カラー<青>…ごく普通な商品、またはそれ以下の商品

_商品カラー<赤>…程よい筋肉のついた商品、力には自慢がございます。

_商品カラー<紫>…商品価値が珍しい、または希少な商品、入手困難な品のものでして。


色にして商品を振り分ける事で口頭で説明しなくとも商品札を見るだけでお客様の要望を容易く叶える事が出来ます、更には幅広い商品が多く列を成しお客様の好みや買いやすさも加えている為か、この店はあっという間に人気になりました。


この店は商品の一つ一つを無駄にしません、 いつまで経っても売れない商品は奴隷売買の他に臓器売買という手段が残っています。【ル・ペピエマン】…表向きでは奴隷売買が人気を集めている中、臓器売買も絶えず需要があります。



私の誇り高き店、私の嫌いなもの。

今日も今日とで商売繁盛でございます。


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