日常とは、急に闇に葬られるものだ。
自身とは、簡単に潰れてしまうものだ。
周りとは、
————side???
投稿も順調だった。
ノリも完璧だった。
少し馬鹿で普通の私。
皆の理想の人間。
非完璧で客観的。皆が笑って過ごせる
周りの理想の『のっき』を描き続けた。
苦痛ではなかった。
ー皆が必要とするから。
嫌でもなかった。
ー皆が褒めてくれるから。
でも
それが『アタリマエ』になった。
面白い自分。優しい自分。可愛い自分。
ノリが良い自分。…暖かい自分。
色々な自分を創り出しては捨て、
潰して心の奥に捨てた。
それでも笑い続けた。
心配されないように。
気にかけられないように。
人を信じない様にした
自分が保てるように
依存しないように
…だけど
(ストーリー)
での悪役は
慈悲の欠片も与えられず朽ちていく。
殺され、批判を受け、世間でも殺される。
そのストーリーをみた者達からもまた
殺され、批判を受け、世間で
またもや殺される。
これの繰り返しである。
ただ、
(書いてる側) (読み手)
どちらに渡っても悪役の視点にはいかない。
悪役がどれほど強い想いを抱いても
誰にも気づかれず
所詮は『悪役』という肩書で片付けられる。
社会に出るということは
必ず敵が現れるという事。
本来悪役は
本当に悪役なのだろうか。
正直驚いた。
自分がネタにされると
思ってもいなかったから。
その『モノガタリ』は
私が悪役だった。
軽いあらすじと行こうか。
私が裏で細工をして
それがメンバーにバレる。
結末は結局追放エンド。
よくある処方だ。
nk[…くっだらない]
気付けば溢れていた。
私は最悪の選択をした。
[どうせ悪い様にされているし
何処から何処までアウトなのか見よう]
スライドすると次の話が出てくる。
と同時にコメントとイイネが見える。
コメントは116件
イイネは450
…成程。私の価値観はズレているようだ。
コメントを見るに
【乙笑笑】
【オカマ怖えwww】
…一人称は昔から私だから
こればっかりは仕方がないだろう。
それだけでオカマと言われるのか。
それはどうすれば良かったのか。
どうしても考えが浮かばない。
頬に雫が伝った。
感情なんてものは等の昔に捨てた。
自分を作るのに邪魔だった。
だが、それは一時的に自分を
殺しているだけだった。
愛されたかった。
愛されなかった。
苦しかった。
解放された事なんてなかった。
でも大切な人と居ると緩んだ気がした。
…そう。大切な人…と…
『大切な人の定義は何なのだろう。』
私の大切な人は…?
過去の記憶を辿る。
『私は!見てくれる皆さんも、
メンバーの皆も!大切で大好きです!!』
皆がすき…?
じゃあ…皆が望む様に
『アクヤク』になればいいの?
皆が愛する私の姿に…?
nk[あは…ふふふ…]
To be continued…….
数日後
*ーーーーーーーー*side???
最近、1人のメンバーの挙動が不審になった。
僕は…
リーダーとしてどうするべきだろうか。
色々と問題が起こらないように
注意を払っておこう。
ーもうすぐ夜が明けるーー
おまけ 終わり
コメント
28件
怜菜ちゃんの作品...奥が深い(?) これぞ神だね✨️
天才っすか … ?? 天才だね … ( もうなんでそんな神作書けるのほんと尊敬 😭
( '-' )スゥーッ↑ノベル最高☆(( まてまて、nkさん最高すぎる ぼくは悪役の視点…考えてた時もあったっけ…(あたおか度えぐかった時モブキャラや悪役などの1度きりしか出ないようなキャラになり切ってた(() …黒歴史だなぁ…(( てか怜菜ちゃんさまの小節やっぱ神すぎる…好き…(((