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ピアス
ある高校に、見ていて痛々しいほどにピアスを沢山つけてきていた女の子がいた。
女の子は、ピアス以外は真面目そうな見た目をしており、喋ってみると意外にも楽しく話すことができた。だが、ピアスの話題を出すと心なしか怯えているように見えた。
この話題はタブーだったかと思い、ピアスの話題を出すのをやめた。
しかし、どうしてもあの怯えた顔が気になってしまい友人に相談したところ、脳筋な友人は本人の家に行って確認しようなどと言い始めたので、行って見ようということで女の子に許可を取りに来た。少々強引だったが許可を取ることが出来た。
女の子の家につくと、床に落ちたピアッサー、机などに散乱したピアス、所々に落ちている赤黒い液体。すぐにこれは異常だと気付いた。
これには俺も友人も動揺した。ハッとした俺はこれはどういうことだとすぐに問いかけた。すると女の子はやめたくても楽しくてやめられないの。でも、それが怖いの。いつか私はピアスだらけになってしまうんじゃないかって。女の子はそう口にした。
じゃあ!俺と一緒に頑張ろう!!といつの間にか口走ってしまった。あまりにも無神経だった。こうなってしまったらもう楽には戻れないというのに。
すると女の子はゆっくりと口をに開いた。
ごめんね、もうやめられないの。そう言い、にっこりと笑った。
というお話でした
ゆい
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