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雅と会った私、
片足で松葉杖をかけてた彼女私の友達の山口雅、交通事故で轢かれた。
「ごめん…雅」
「私の入院に来ないで…」
…
「別にいいよ…」
「千鶴いい加減にしなさい」
ごめんね…
車に乗り込んだ。
フンッ…
雅?
「佐上君来てたの?」
変わったな千鶴
「なんで別れた?」
「しつこかった…会いたいとか、遊びに行かないとかって…」
陽に手を併せないと
「そうだね」
家に着いた私とお父さんが
「さっきの娘は?」
「事故で入院してた同級生よ」
…大人びた娘だな…
「ただいま~」
「おかえりなさい」
玄関先で父と私にお塩を振りかけた。
「どうするのよ…」
「お墓、通夜の帰りには厄祓いするのよ」
「そうなんだ…」
「払ってよ千鶴」
私と父を待ってたお母さんが
「寒かったでしょ!」
「10月下旬だからな」
「千鶴着替えてらっしゃい」
「姉さんは?」
「誰かと電話してたわよ」
階段を上がったら姉の声が聴こえた。
「うん…分かった。明日会えるの?」
誰と話してたのか…
ドアが開いた。
千鶴?…
「ごめん今帰ってきたよ笑っ」
姉が涙眼になってた
私は自分の部屋に入った
隣のクラスから谷川君、中代君、あまり来てなかったけど佐上君見えてなかった…
暮れを迎え
三年を越した。
私は就職活動をした。
父の紹介で選んだ起業の会社に就いてた。
矢島千鶴?
振り向いた私
雅?…
しばらくね私結婚する事になったのよ。
「そうなの早っ!」
いつから就いたのよ。
「私父がここの常務してるから笑っ」
「おめでとう」
私は呼ばれた。
「矢島千鶴さん~」
「はい!」
彼女から私に乗り替えた佐上輝…
勝ち取った顔をした…
庶務課に入りなさいって言われた。
毎日会社に来て先輩社員に声をかけられてた。
むの?
あの娘
村野健、和田太一
「なかなかの美人だなぁ」
まだ若い娘だろ…
総務課にこれ持って行って欲しいって言われた。
書類の束、
局長ってどなたですか?…
橘さん…
顔が見えたなかった…大人っぽい声が聴こえた。
「佐上~笑っその娘の書類持て!」
橘局長…
お前もまだ新米だろう!
でも俺…
「常務の娘と結婚するから図に乗るな!」
佐上君?…
顔を観た
え?…千鶴、
「あはは輝君だよね」
美人になってた矢島千鶴だった
「何雅と結婚するだってね…」
「さっき会ったわよ」
「君達同級生か?」
「はい初めまして矢島千鶴と申します宜しくお願い致します」
「佐上輝、べっぴんさんだな」
「そうですね…」
失礼しました。
「ドアを閉めた千鶴が佐上輝が山口雅と結婚する?…」
「せっかく父の紹介で就いたのよ…佐上輝を堕してやる…堕してやる…」
矢島君だよね…
顔を見上げた。
はい初めまして矢島千鶴です笑っ
彼は総務課に就いてる
相原蒼、背は高くて優しそうなソフトな顔をしてた。