注意
ご本人様無関係
zmemメインのお話
地雷さん回れ右
軍パロ
それでもいいよって方はどうぞ‼️
zmside
kt「ごめん……」
きんときはそう頭を下げる
kt「改めて、俺は……
探すよ、シャケを」
em「私も手伝います!
後日、くわしいことを教えていただいてもよろしいですか?」
na「もちろんです」
着々と話が進む
俺は、そっと言った
zm「……俺も手伝う」
そう言うと、ナカムはコクッとうなずく
そして、少し嬉しそうに微笑んだ
na「また、改めて手紙などを送ります
……色々落ち着いたら、国に来てください」
エミさんは、俺の方をバッと向いた
俺がうなずくと、エミさんは笑った
…うれしそうだ
em「もちろんです」
ナカムときんときは寄るところがあると言って、途中で別れた
俺たちも、宿をとり、そこで一晩明かすことにした
「「いただきまーす」」
宿の近くにある屋台で手を合わせる
熱そうに湯気を立てるおでん
俺は、大根を少し箸でとり、からしをつける
zm「熱ッ!
……うま」
思ったよりも美味しくて、驚く
em「美味しいですね、ゾムさん」
zm「おん」
どんどんと食べ進める
ふと、エミさんは箸を置いた
em「……ゾムさん、少しいいですか?」
zm「?」
エミさんは、少し深刻そうな顔をした
俺は、箸をそっと置く
em「聞かない方がいいかなと思ったんですが
……ショッピ君のことです」
zm「ショッピの…」
em「私は……助けたいです」
zm「…そっか」
em「大切な仲間です
私は、何かできることがあれば、したいです」
エミさんはそう言った
俺は、少し返答を止める
惨憺国……
同盟国を滅亡させる、それが
……シャケを解放する条件
ただ、あいつらの言うことだから生きていないかもしれない
でも…生きている可能性だってある
俺は、シャケを助ける
そのためには、自分の命でさえ要らないと思っていた
仲間も要らないと
“前まで”は……
今は、どうだろうな
em「私も、少し同じ境遇にあったことがあるので……
その…気持ちがわかるんです。少なからず」
zm「エミさんも…そうなのか」
em「言うつもりじゃなかったんですけどねニコッ」
エミさんは、そう言って笑った
いや、悔しさを紛らわせるための……
zm「エミさんは、この軍に入って、”幸せ”か?」
em「……」
em「もちろんです」
em「ただ…」
zm「?」
em「皆さんがどう思っているかは、わかりません」
そうだよな…
自分がこう思っていても、相手がどう思っているかなんて
本人にしかわからないことだから
em「…..もうひとつ」
zm「なんだ?」
エミさんは、少し言いにくそうに身を縮めた
とても、言いにくそうに
zm「早くいえ」
em「……あの」
em「ゾムさんって、
……惨憺国からの、スパイですか?」
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