僕は、千葉県の病院で生まれた。特に病気とか問題なく、健康だった。だけど小さい頃から真夏が苦手だ。
僕は自他共認める汗っかき。だから熱中症になることも少なくはなかった。初めて熱中症になったのは小学生の時だった。
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「原田くん、体調大丈夫かな?熱中症1回なるとなりやすいから気を付けて」
「はい。失礼しました」
熱中症は汗をかきすぎるとなる健康障害だ。もう、3回以上熱中症で体調を崩している。関東地方は、なぜこんなに暑いのだろう。
異常気象だ……………
バタッ
―――あれっ、うまく立てない。視界がぐにゃぐにゃおかしい。吐き気までしてきた。……分かった…。ああ、またこれか…
「………だ、」
「だ、だれ」
「ら…だ、」
「原田!」
「あっ、鮎川先生! 」
どうやら僕は熱中症で倒れたみたいだ。もうすぐ定演なのに…情けない。
「すみません。」
「なんで謝るんだ」
「熱中症で倒れて心配ばかりかけて…」
「大丈夫だ。原田が元気だったらそれでいい。」
End.
コメント
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文章書くの上手だね! すごい✨