翌日、めめからまた連絡があった。
🖤「お前昨日阿部ちゃんに何したの?」
🤍「何って、キス」
電話の向こうでしばらく沈黙してから、恐らく最大限落ち着いて話をしようと思ったんだろう、穏やかな声でめめは
🖤「何でそんな事した」
と聞いてきた。
めめのそんな思いを壊すかも知れないと思いつつ、何でそんな事聞くんだろうという思いもありつつ俺は決心して口を開く。
🤍「この際だから言うね、俺、阿部ちゃんが好きなんだ。ハッキリ言ってめめより大切にできる自信ある」
🖤「そうか……」
🤍「めめの事も好きだし、決めるのは阿部ちゃんだけど、俺は引かないよ」
🖤「わかった、好きにしろ。ただそのキスの話だけ。もし阿部ちゃんの意思に関係なくお前が一方的にしたんなら、それはちゃんと謝れ」
🤍「そうだね、わかった」
めめはあっさりとしたものだった。
自分のものだっていう余裕なんだろうか、阿部ちゃんが離れていくなんてあり得ないと思ってるんだろうか。
どちらにしても、ライバルとして癪に障るものがあった。
コメント
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🤍が🖤に歯向かうストーリーって珍しくないですか? 何か...ありがとう🙏 めちゃくちゃワクワクしてます。
それは癪に触る😠←ちょっとらうに感情移入なう