始まります。
私の存在は必要なのだろうか?
20億年に渡る下界の奴らの差別の歴史から私は生まれてしまった。
差別の象徴。
私はそう呼ばれた。
下界の奴らも私を差別の神と言い、崇める者もいれば軽蔑する者もいる。
そんな私を哀れに思ったのか他の神々は私に女の遺体と2つの力を与えてくれた。
女の遺体は私がそれに取り憑き、自分の身体のように操るためのものだ。
醜い身体を持つ私にとってありがたいが…
私の性別は男だからできれば遺体は男のものがよかった。
2つの力は▅▅と不完全な創造の力だった。
▅▅はどんな力か今は忘れてしまったが、とてつもない力だったのは覚えている。
そして不完全な創造力。
これは物や生命を作る力だ。
ただ、完璧なものは何一つ作れない。
私はその力を使い、完璧ではない1つの島国を作った。
その国には悪魔、獣人、オーク、エルフ、吸血鬼など様々な種族が住み着き、
そこに住んでいる奴らは話し合いをして、王というものを作った。
最初の王は彼岸花の力を操る悪魔だった。
その王は子孫が代々この国を支配する法律を作った。
それがこの国の始まりだった。
それから10億年経った頃。
私の国にとんでもない「うつけ(アホやバカという意味)」が生まれた。
ソイツは王の1人娘。
王族としての知識はあるようだがとんでもない無礼者のようだ。
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