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出来ればでいいですので この続きみたいです!にこちゃん攻めの。
雨の日とつながってそう!! 雨の日→お昼寝日和
ひゃばぁぁい!!キュンキュン通り過ぎてギュンギュンしましたっっ!(?)りほちゃんが嫉妬するのも、異変に気づいてその異変の理由を知った後のにこちゃんも可愛すぎます、!もう、どっちも反則です!➳ (⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝=͟͟͞͞)♡
久々にほのぼのしたお話😌と思ったけどやっぱりなんか重くなっちゃったかも笑
どのお話と繋がってるかは皆さんのご想像にお任せ。
〜〜〜
朝だ。
りほが開けたんだろう、窓から入る僅かな風が春の香りを運んで、私の鼻先をくすぐった。
この時期特有の、匂いなのに暖かい温度を感じるような、どこか懐かしさを感じるこの空気が好き。
「にし、やっと起きたね、おはよ」
「おはよぅ…ねむ、」
りほの手が伸びてきてわしゃわしゃと私の頭を撫で回す。もう、犬じゃないんだから。
そうしているうちに段々と目が覚めてくる。直接肌にサラサラした布が触れる、いつもとは違う感覚。
裸か、、。
昨日のことを思い出して1人で赤面する。
「お散歩でもいく?桜もう咲いてるみたいだよ。」
「へ!いきたいっ!」
「じゃあ準備しな、てか服きな」
「も、うるさいっ!」
「ごめんごめん、着せてあげましょうかお嬢様?」
いい!と勢いよく返してからだを起こそうと腕に力を込めた、、、、なのに、。
「りほちゃん…やっぱり着せて、」
「自分で着れないの?」
「わかってるくせに、!私の腰壊したの誰だ!」
「はいはい、昨日はあんなに素直だったのにねえ、かわいかった」
「な、///」
りほがサイドテーブルから下着を取って、私の足に通す。履かせやすいようにと少し腰を上げただけでも体は悲鳴をあげる。
「お散歩は明日にしようね」
「いきたかったぁ、」
「しょうがないでしょ〜、…はい、ばんざいして」
子供扱いするな、と言ってやりたかったけど実際子供より世話が焼ける状況なので、言い返せない代わりにりほをキッと睨む。
「おこんないの、マッサージしてちょっと良くなったらお風呂入ろうね」
「おむらいす、、たべたい」
「ん、お昼にたべよーね」
服を着せ終わるとりほは私の腰に手を入れて、そのままぐるんとうつ伏せにする。
それから私の上にまたがって、両手で私の腰や背中を摩ってくれる。
「どこかほぐして欲しいところある?」
「んーん、そのままで大丈夫」
「…ごめんね、昨日はやりすぎて」
りほの顔は見えないけど、きっと仔犬みたいにしゅんとした顔をしているんだろう。
そんなに気にしなくていいのに。ちゃんと分かってるよ、りほも疲れちゃってたんだよね。
「ほんと、ごめん。いつも終わってから後悔するの…優しくしたいのに、余裕無くなって…いつも無理させちゃって、ごめん……」
「ほんとに大丈夫だよ、だからもう謝らないで?」
「うん…ごめん、じゃなくてありがと」
「……りーほ、なんかあったんでしょ?」
「んーん、もう大丈夫」
そっか、とだけ返してあえてそれ以上は踏み込まなかった。りほの大丈夫が本音に聞こえたから。
絶対に私が嫌がることなんてしないりほは、時々酷く加虐的になることがある。何度果ても辞めてくれず、苦しくて涙を流しながら懇願する私を見て満足気な表情を浮かべる。付き合ったばかりの頃は、ただの欲求不満かと思っていた。そうでは無いと気づいたのはつい最近。
事後、りほが私を抱き締めながら泣いていることに気が付いたから。
普段あまり弱みを見せることがないりほだから、自分の中では消化し切れなくなった気持ちを、行為にぶつけることでなんとか平静を保っていたのかもしれない。
事後、耳元で啜り泣く声を聞くたびに胸が苦しくなった。だから絶対に拒絶しない。いくら激しく責められても、ひたすらに私を求めてくれるりほに応えるように、私も必死にりほを求めた。
それで少しでも楽になるのなら、そんなのお安い御用だ。
〜〜〜
「お昼寝でもしちゃおうか」
まるでとっておきの秘密を明かす子供みたいな笑顔を浮かべて、りほは言った。
こんな昼間に、と思ったけど、もうお風呂にも入ったし、お昼ご飯にはりほが作ってくれたオムライスでお腹は膨れたし、どうせ使い物にならない体では外も出歩けないのだから、たまには贅沢なお昼寝もいいかなと思った。
りほの手を借りてベッドに移動する。
布団に入って抱きしめ合えば、それだけでそこは特別な空間になる。
いっぱいに広がるりほの匂い。
「りほとぎゅうするの…すき…」
「うちも好きだよ、このまま溶けてひとつになっちゃいたい」
「なにそれ……ふふ、そしたら平成フラミンゴじゃなくなっちゃうよ」
「そっかあ…それはいやだなぁ、」
いつも通りのくだらない会話なのに、なぜか真剣な顔でりほは答える。
「りほちゃん、」
「んー?」
「やっぱりなんかあったでしょ、どうしたの?」
うーんと考え込むように唸りながら、私の胸にぐりぐりと頭を押し付けてくる。
「言っても引かない、?」
「りほが何言ったって引かないから、言ってごらん」
よしよしと頭を撫でると、私の胸に顔を埋めたままりほは話し始めた。
「西は可愛いし、優しいし、面白いから…リアコのファン多いじゃん、それで」
「そんなことないよ?、それで、?」
「そんなことあるもん、だからさ、snsとかで皆んないっぱい、西の可愛いとこ見つけて投稿してるの見て…西の可愛いとこ知ってるのはうちだけでいいのに、」
「…うん、」
「西はみんなに優しいし、ファンの子にもいっぱい大好きって言ってるけど…ほんとはうちだけに優しくしてほしくて…大人気ないしわがままなの分かってるけど、ちょっと嫉妬しちゃった……、」
は、、、、、?なに、それ、そんなのずるい、可愛いじゃ済まされないよりほちゃん。
「……やっぱり引いた、?」
「っ……はぁ〜、」
「やっぱ引いたよね、ごm、」
「もう、ばか、!なにそれ、そんなの反則じゃんか」
「へ、?ちょ、にし、強いって、離して」
堪らず抱き寄せた体を想いのままにぎゅうっと抱きしめる。
「あ〜もう、可愛すぎるよ、降参、」
「へへぇ、西に勝ったあ」
「うん、これは完全にりほの勝ち」
「やった、じゃあ…ご褒美にちゅうして、?」
「なっ…あんた、そんなのどこで覚えてきたの、」
ちゅ、とキスをお見舞いするとりほは満足げに笑う。
あぁ、愛おしい、大好きすぎて、やっぱりハグだけじゃ足りないや。
まだ少し腰は痛むけど、明日は私がりほを介抱してやらなくちゃならないな。
りほを組み敷いて何度もキスを降らせる。
お昼寝は、今度にお預け。