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このお話は、出会いと別れを通じて私が1人の女の子を深く愛することを知った物語です。
一人称↓
凛ちゃん…あたし
世一…私
あたしが中学二年生の夏、好きな女の子が亡くなった。出会ったのは中学一年生の時で某SNSで出会った。相手はその時高校2年生なのにも関わらず友達のような距離感で接してきて「なんだコイツ馴れ馴れしいな」と言うのが最初の印象だったが自分で言うのも癪だが無愛想のあたしに優しくしてくれて嬉しかった記憶もある。趣味とかが全然違うのに沢山話しかけてきた。「私妹がいるんだけど妹と好きなアニメとか似てるし仲良くなれると思うよ!」っていって妹まで紹介してきた、数少ない友達ができたみたいで少し嬉しかった。しばらくしてそいついや…世一がわたしに会いに来た。 すごく可愛くて、お人形さんみたいで、でも女性らしいふんわりとした雰囲気で。とにかく可愛くてずっとドキドキしてて。その時「ああ、この子のことずっと恋愛として好きなんだろうな」って自覚した。
自覚してからは、早かった。どうやったら好きになってくれるかななど色々考えた。そこから2回目に会った時に別れ際に告白した。結果ははぐらかされてしまった。きっと年の差とかもあるがそもそも相手が同性愛に理解があるとはいえ自分が同性と付き合うだろうなんて考えたこと無かったかもしれない、自分勝手な告白なんだなんて考え、すごく残酷なことしてしまったなと思い反省した。世一には、もうあの頃のように話しかけてくれないかもしれないと考えてたのも束の間世一はその後もあたしに定期的に会いに来てくれて他愛のない会話をしてくれて、手を繋ぎたいって言ったらいいよって繋いでくれて。だから嬉しくて、好きで好きでたまらなくて、半分振られてる様なものなのにも関わらず告白し続けた。結果は毎回はぐらかされてしまっていたけどそれでも良かった。世一があたしの傍から離れることはなかったから…。
そして6月の終わりがけくらいから連絡が取れなくなってしまって。どうしたんだろう、元気がないのか、受験とか進学とか色々大変な時期だろうしそっとしといてあげようと思っいあたしからLINEを送ることをやめた。でも世一と連絡が取れなくても悲しくなかった。何故なら前遊んだ時に世一から貰ったネックレスのお陰でいつでも傍に世一が居るような気分になれたから。次は、あたしが世一に何かあげようかなって考えてたらニヤニヤが止まらなかった。
7月1日。あたしが学校から帰ってくると世一の妹から電話がかかってきて。急いででたら「ごめんね、落ち着いて聞いてね、お姉ちゃんが亡くなったんだ、また詳しいことは後で連絡するね」
それを聞いた瞬間あたしはスマホを床に落として、鈍い音が響いた。「なんでなんでなんでなんでなんで…どうして…世一が自……殺?嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だうそだうそだうそだうそだうそだウソダウソダウソダウソダウソダ……そんなの認めない…許さない許さない許さない…な…んであたしをおいて…いったの?」それから数日、あたしは、抜け殻のような生活をしていた。
そしたら世一の妹からLINEがきてて、お姉ちゃんが凛ちゃん宛の遺書を書いていたみたいで。それ見る?とのことだった。あたしは直ぐに写真を送って欲しいとお願いした。
そしたら1行目に震えるような文字で書いてあった。
「凛ちゃんのことは本当はずっと大好きだったし告白もすごく嬉しかった。本当なら付き合いたかったけど付き合うといろんな部分が見えてきちゃうからそれが理由で嫌われないか怖くて勇気が出せなかった、ごめんね。そして私の事を忘れてなんて言わない、忘れて欲しくないし…でも…もしこちら側に来る時は私以外の人と恋愛した話聞かせてね!最初にも言ったけど凛ちゃん…いや…凛…世界で1番愛してる!!」って。
ああ、なんだ、両思いだったじゃん。なんで、最初から頼ってくれなかったのかな。相談くらいして欲しかったし、甘えて欲しかったな。家族も、学校の奴らも、何もかも全部あるのに、世一…お前だけがいないよ。
いま、どこで何してるんだ。最後くらい伝えさせろよ。最期くらい、頼ってくれたら、全部捨ててでもお前にに会いに行ったよ。だってあたしも世一…あんたの事を世界で1番愛してるから。
もう3年経ってお前と同じ高校二年生になったぜ…あたしは大きくなっちまったけど、もし、君にもう一度会えるなら会いたいそしてこう言いたい。愛してるよ、あの時お前の苦しみに気づいてあげれなくてごめんって。