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※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※創作が多く含まれます。
※なんでも許せる方向けです。
※「はじめに」を読んでいただくことをおすすめします。
※短めです。
🦍→「」
🍆→『』
夕方。
いつもの時間に目が覚める。
バイトから帰ってきたら、少し寝る、起きて遅めの朝飯を食って、また寝る。
同じ生活をほぼ毎日続けていれば、アラームをかけなくても、自然とその時間に起きてしまう。
不健康なのは分かってはいるんだが…もう慣れてしまった。
そういえば、飯を食わずに寝たんだっけ…少し気怠い身体を起こす。
台所に行き、冷蔵庫を開ける。
喉が渇いたから、水の入ったペットボトルを出す。
『なんか部屋の空気が悪いな…』
ベランダに出る。
はぁ…と、ため息をつく。
見慣れた外の景色。もう陽が沈む時間。
ペットボトルを開け水を飲む。
「あっ、ぼんじゅるさんだ^ ^」
急に聞こえた声に驚き、
水が変なところに入ってしまい咽せる。
『ゲホッ…ゴホッ…ッ…!』
「すみません!大丈夫ですか?!」
横を見るとベランダに、あの男がいた。
何故今日は、こんなにもタイミング悪く顔を合わせてしまうんだろう…?
俺の苦手という意識が呼び寄せてしまうのか…?
「本当に…大丈夫ですか?」
申し訳ない、という顔をしながら聞いてくる。
『…だいじょうぶ』
とりあえず、
大丈夫、と言っておく。
「本当に、すみません」
『…あんた、ずっと俺に謝ってばっかだな』
少し嫌みのつもりで言った。
「怒って…ますよね…?」
嫌みなのが分かったのか、眉を下げおずおずと聞いてきた。
『別に…怒ってはないよ』
「本当ですか?」
『…あんたが、わざとそうしてるんじゃないことぐらい分かるよ…』
「そう…ですか…^ ^」
少し笑ったように見えた。
俺はなんで今日会ったばかりの奴と話してるのだろう。いつもの俺じゃ考えられないことに少し戸惑った。
水を一気に飲み、気持ちを切り替える。
スマホで時間を見る。
そろそろ、バイトに行く準備をしないといけない。
『…俺、そろそろ』
「あっ…はい。…あの、良かったらまたお話しませんか?」
『….?なんで…?』
こんな無愛想な男と話して何が良いのだろうか?疑問しか浮かばない…やっぱりこの男、全く読めない。
「この辺に住むの初めてで何も分からないし、教えてもらえたらなーって^ ^」
『それは、俺じゃなくてもいいだろ…』
「ここら辺知ってる友達いなくて…(^^;)あと…」
『…あと?」
「お隣さん、ですから^ ^」
その言葉に、何故だか悪い気はしなかった。
『…まぁ…気が向いたら』
「ふふっ、じゃあまた」
手を振るその人に背を向けて、部屋に戻った。
『「じゃあ、また」か…』
俺は呟き、
バイトに行く準備をした。