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日暮ミミ♪
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latte
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#溺愛
星キラリ

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楽地みどり
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私たちは居酒屋を出て黙って歩き出した。どちらかの家に行くよりホテルの方が早いとの結論に至ったので、ラブホに一直線だ。
手を繋いで歩く。昔はできなかったこと。私は今日どんなのつけてたっけと下着のことなんか心配しながら、早足の彼について歩いていた。
「あ、ごめん。早かった?」
彼が気づいて声をかけてくる。
「ううん、大丈夫」
「逃げられないようにと焦っちゃった」
「あはは。逃げないよ、絶対」
ホテルの部屋に入って荷物を置いた途端、後ろから抱きしめられた。私はモゾモゾと動き身体を彼の方に向けた。そのままキスをする。キスをするだけでもとても久しぶり。
彼は私の色々なところにキスを繰り返しながら服を脱がせてくる。私も同じように返して彼の服を脱がせた。こんなこと洋介にもしたことがなかった。それがいけなかったのかな。私の努力が足りなかったのかな。まだ引きずっている、バカみたい。
それよりも重要なこと! 仕事上がりだし、シャワーを浴びるべきか、でもやめたくない。そう考えてしまい少し手が止まってしまった。
「逃げたくなった?」
彼の手も緩んだ。私はぎゅっと抱きつきながら、
「シャワー浴びた方がいいのか考えてた。仕事上がりだし、お酒飲んで汗かいちゃったし」
と正直な気持ちを伝えた。なぜか彼には素直に行動できるし気持ちを伝えられる。
「それは後でね」
と、抱き上げてベッドに運ばれた。お姫様抱っこも初めてかもしれない。たまに出てくる洋介の影を振り払うように、私は白田くんにしがみついた。どうか、途中で萎えたりしないで、お願い、と祈りながら。
白田くんは性急なようで、しっかりと優しく愛撫してくれた。ゆっくりと両胸を揉みながら唇にキスをして、そのまま胸元に唇を落としていった。両方の先端をじっくりと指と舌でねぶられ、私は小さく声を上げながら腰を反らしていた。散々焦らされた後、唇はそのまま、彼の右手が腰をなぞり下におりてきた。
「すごいね」
自分でもわかっていた。彼が今なぞっているところが音が聞こえるほど濡れていることを。たまに花芯に触れられビクビクと身体が揺れる。そのうち指が入ってきて緩く掻き回された。
「んっ、ああっ」
早くも限界に近い中、私は彼の状態を気にしていた。責められまくって余裕のない状態で私は彼の下着に手をかけた。確かに彼は固くなっていた。安心する私に、
「こらっ」
と言って、私の両足を大きく広げ、手慣れた様子でゴムをつけた自分のものを私自身に当てがい擦り付けた。私は自然に自分の腰を動かして早く欲しいとおねだりをした。彼が汗をかいているのがわかる。余裕がなくなってきているのもわかった。
そして、何年も待っていたものが私を貫いた。そこからは無我夢中で彼にしがみついて声を上げていた──
彼の腕枕で休んでいる間も、白田くんは私の髪を撫でたりキスをしたりと、まるで愛しい恋人にするように私を扱ってくれていた。こんなに満たされたのはいつ以来だろう。そして次はいつになるのだろう。もう時が止まってしまえばいいのになんて可愛らしいことを考える自分に笑った。
「なんで笑ってるの?」
「内緒」
「いつか教えてくれる?」
「いつかね」
甘い! 甘い雰囲気に飲み込まれている。どうしよう。私普通の生活に戻れるのかしら。
すると今度は白田くんが笑った。
「なに?」
「十年かかったんだよ。あなたを抱くのに。喜んだっていいでしょ」
「こんなことになるならもっと若い時にしておきたかった。綺麗だった私を見せたかった!」
私はこっそり下腹の肉を撫でながら言った。やはり笑いながら。
「ねえ、本気で言ってるの? 美里さんすごく綺麗だよ」
そう言って、体に巻きつけていた布団を剥がし、両腕を押さえつけて私の裸を上から下まで眺め回した。
「だめだめ、明るいところでよく見ないで」
「もう十分見たし。一緒にシャワー浴びよう」
そう言って私を起こして、シャワーまで手を繋いでいく。
泡だらけになりながら、白田くんが私の身体を撫で回すので、やり返していたらお互いにまたすっかりその気になってしまった。そのまま私たちはシャワールームでも愛し合った。
二回戦! そんなの記憶にあったかなぁ。
今日は私にとって、初めてだらけの記念日だ。三十一歳にして処女を卒業したような気分になっていた。
コメント
1件
もう第7話、めちゃくちゃ良かったです…!😭💕 美里さんが白田くんにだけは素直になれて、お互いを確かめ合うような優しい時間が尊すぎる…「十年かかったんだよ」ってセリフに胸がギュッとなりました。洋介の影を振り払うようにしがみつく姿も、初めてづくしの記念日っていう締め方も、全部エモい。ずっとこの二人の幸せが続いてほしいって思いました!