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~夏祭り編~(長めです💦3600文字)
夏祭りの屋台に灯る、あたたかな明かり。
あちこちから聞こえる楽しそうな笑い声。
遠くでは、祭囃子と太鼓の音が夜空に響いている。
そんな賑やかな会場に――
💙「おまたせ!」
浴衣姿の翔太が、小走りで駆け寄ってきた。
💙「わっ! 二人とも浴衣似合うな!」
にやにやと笑う翔太。
🤍💚(……いや、一番似合ってるのは、あんただよ)
二人は心の中で同じことを思っていた。
🤍「その浴衣……阿部セレクト?」
💚「そうだよぉ」
🤍「……センスいいな」
悔しそうに笑うラウール。
💚「ふふ」
どこか勝ち誇ったように微笑む阿部。
──────────────
💙「うわっ!! あれもうまそう!!」
牛串の屋台を見つけた翔太は、一目散に駆け出す。
🤍「こら! はぐれるぞ!」
💚「こんな人混みで走ったら危ないってー!」
二人が慌てて追いかける。
ほどなくして牛串を買った翔太は、大きくかぶりついた。
💙「んまぁぁぁ!!」
💙「屋台の飯なんて、何年ぶりだろ!」
目を輝かせながら頬張る姿は、まるで子どものよう。
その無邪気な笑顔に、
ラウールも阿部も自然と頬が緩んだ。
💚「あ、ほら」
💚「りんご飴売ってるよ?」
翔太の視線の先を指差しながら、
悪戯っぽく笑う。
💚「今日は共食いしなくていいの?」
💙「おいっ!」
💙「いつまでそのネタ引っ張るんだよ!」
💚「じゃあ俺が食べちゃおっかな♪」
そう言って阿部は、
翔太の耳元へそっと顔を寄せる。
💚「……りんごを」
💙「……っ///」
思わず耳まで真っ赤になる翔太。
その様子を見たラウールは、
静かに目を細めた。
🤍「……」
また阿部に一歩リードされたな。
そんなことを思いながら、小さく苦笑するのだった。
──────────────
💙「ちょっとトイレ行ってくる」
💚「はいよー」
🤍「この辺で待ってる」
💙「どっか行くなよ?」
🤍💚「はいはい」
そう言い残し、渡辺は人混みの中へ消えていった。
──────────────
数分後――
💚「……遅いね」
🤍「トイレ、混んでるのか?」
💚「一応ラインしてみる」
《大丈夫ー?腹壊したかー?》
しかし、一向に既読はつかない。
💚「……あれれ?」
🤍「電話してみろ」
ぷるるるる……
💚「あ、出た!」
💚「もしもし? りんご、今どこ――」
電話の向こうから聞こえたのは、
焦った渡辺の声だった。
💙「阿部さん……っ」
💙「酔っぱらいに絡まれて――」
ブツッ。
無情にも通話は途切れた。
💚「……っ!」
🤍「まずい」
二人の表情が一変する。
💚「俺は屋台通りを探す!」
🤍「じゃあ俺は反対側へ行く」
二人は人混みの中へ駆け出した――。
──────────────
🤍「翔太ーー!!」
💚「りんごーー!!」
人混みの中を必死に探し回る二人。
しかし、どこを見渡しても、その姿はない。
──────────
その頃――
💙「おい、やめろ!!」
💙「離せっ!!」
渡辺は数人の酔っぱらいに囲まれていた。
○○「肩ぶつけてきたのは誰だぁ?」
💙「この人混みなんだから、ぶつかるくらいあるだろ!」
○○「うるせぇなぁ」
酒臭い息が近づく。
男たちは完全に酔っていた。
○○「それにしても……かわいい顔してんなぁ」
💙「……は? ちょ、まじでやめろ」
ぐっと手首を掴まれる。
💙「っ……!」
○○「ちょっとくらい付き合えよ〜」
○○「そんな抵抗すんなって」
💙「……っ、きもいんだよ!」
💙「酒くせぇし!」
必死に振り払おうとする。
でも、男数人の力には敵わない。
恐怖で、視界が滲んでいく。
男は無理やり渡辺の顎を掴み、顔を近づけた。
💙「やめ……っ!!」
そのまま
唇が触れそうになった、その瞬間─────
「────おい」
低く、鋭い声が響く。
ぴたり、と男たちの動きが止まった。
振り返ると――
そこには、
怒りを押し殺したラウールと、
静かな殺気をまとった阿部が立っていた。
一瞬で、その場の空気が変わる。
💙「……っ」
二人の姿を見た瞬間、
張り詰めていた糸が切れた。
💙「……っ、ぁ……」
安心した途端、
堪えていた涙がぽろぽろと溢れ落ちる。
○○「あぁ? なんだお前ら」
次の瞬間――
男の身体が勢いよく吹き飛んだ。
🤍「……触るな」
低く冷たい声。
💚「そのきたねぇ手で、翔太に触れんな」
普段の穏やかな笑顔はどこにもない。
二人は一切の無駄なく男たちを制圧していく。
圧倒的な威圧感に、
酔っぱらいたちは顔を青ざめさせ、そのまま逃げ出した。
静けさが戻る。
💙「……はぁ……っ」
全身の力が抜け、
渡辺はその場に崩れ落ちた。
💙「……怖かったぁ……」
震える声が漏れる。
その瞬間、
ラウールは何も言わず、
ぐっと渡辺を腕の中へ強く引き寄せた。
💚「そのポジション……本当は俺がやりたかったのにぃ」
少し拗ねたように笑う阿部。
まだ震えが止まらない渡辺の頭を、
後ろから阿部がそっと優しく撫でた。
その瞬間――
ドンッ。
大きな音とともに、
夜空いっぱいに花火が咲いた。
💙「わっ……!」
💙「びっくりした!」
💚「うわぁ……」
💚「ここ、よく見えんじゃん!」
🤍「穴場だったみたいだな」
三人は自然と空を見上げる。
色とりどりの花火が、
夜空を鮮やかに染めていく。
💙「……綺麗」
思わず漏れたその一言。
しばらく誰も言葉を発さず、
ただ花火を眺めていた。
💚「ほんと綺麗だよね…」
💙「うん」
💚「りんごが」
💙「はぁ!?」
一気に頬を赤くする渡辺。
💚「ふふっ」
💚「顔真っ赤だよ?」
少し照れたように笑ったあと、
阿部の表情がふっと曇る。
💚「……でも」
💚「他の男に触られたって思うと」
💚「全然、笑えないな」
その言葉に、渡辺は小さく息をのむ。
阿部は視線を落とし、
渡辺の手首へそっと触れた。
💚「……ここ、傷ついてる」
💙「あ、これ?」
💙「さっき絡まれたときに、ちょっと引っかかれてさ」
💚「……」
痛々しい赤い傷跡。
💚「痛そう……」
指先でそっとなぞる。
💙「……っ、い…」
💚「あ、ごめん」
慌てて手を離す阿部。
二人の視線が静かに重なる。
💙「大丈夫だから」
そう笑ってみせる渡辺。
その笑顔を見た阿部は、
切なそうに微笑んだ。
💚「……綺麗な身体なのに」
💙「……え?」
少しだけ震えた声。
💚「でも…無事で、本当によかった」
そう言って、
阿部は渡辺をそっと抱き寄せた。
🤍「おい、花火に集中しろよ」
💚「ちょっとぉ。せっかくいい雰囲気なんだから、邪魔しないでよ」
💙「……っ」
💙「ま、また三人で来ような!」
🤍💚「嫌だ」
💙「えっ!?!?」
声がぴたりと重なる。
💙「な、なんでだよ!」
🤍「……次は、お前と二人がいい」
💙「……っ!?///」
思わず言葉を失う。
💚「ちょっと、社長」
💚「セリフ取らないでくださいよ」
阿部は苦笑しながらも、
真っすぐ渡辺を見つめた。
💚「……りんごは、どう思ってるの?」
💙「え……」
💙「お、俺……?」
突然向けられた問いに、
頭の中が真っ白になる。
するとラウールが静かに口を開いた。
🤍「俺は――」
🤍「高校の頃から、ずっと好きだった」
💙「えっ!?!!」
予想もしなかった言葉に、
渡辺の心臓が大きく跳ねる。
続けて阿部も一歩前へ。
💚「俺も……早く“翔太”がほしい」
💚「俺だけを見てほしい」
💙「う、うえぇぇぇ!?!?///」
顔を真っ赤にしながら、
ラウールと阿部を交互に見つめる。
💙「ちょ、ちょっと待って!!」
夜空には大輪の花火。
その音に負けないくらい、
渡辺の心臓は鳴り響いていた――。
つづく。
コメント
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まず浴衣姿を想像して、ぐはぁっ💘 共食いで、ひと笑い その後の💚の言葉に、ぐはぁっ💘 探してる時の💚のりんご呼びで、ひと笑い 🤍の告白に、ぐはぁっ💘 💚の翔太呼びに、くばぁっ💘 慌てふためいてる可愛い💙に、ぐはぁっ💘 そして最後「渡辺の心臓は鳴り響いていたーー。」で なんか感動しました🥹 完全に姉様の感情ジェットコースターにやられてます🎢 毎度毎度、変なコメントしてますよね、、🙇♀️
YouTubeの🤍💚💙ドラマ大好きだったのでいつも更新楽しみにしてます🥹✨ 💙が可愛すぎて本当にありがとうございます🙏🏻
はぅん(*´﹃`*) 🤍💚に求められる💙✨ ぇえ〜!!もう3人で愛し合えばいいと思うの(*ノェノ)キャー
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