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f.「え… 」
あぁ…やめて…俺を助けないで…
味方になんなくていいの…
俺に味方なんていらない
やめて…
やめて…
w.「ｶﾋｭｯ…ーヒュｯ…ｶﾋｭｯ…ーー」
f.「過呼吸！？」
f.「僕の呼吸に合わせて！」
f.「ｽｰﾊｰ…ｽｰﾊｰ」
w.「ｽｰﾊｰ…ｽｯ…ﾊｰ…」
f.「落ち着いて…」 ｻｽｻｽ（擦
w.「やめてｯ…、！」 （叫
ジタバタｯ…（暴
やめて！俺は誰も信じない！
俺に味方は必要ないんだって！
f.「大丈夫…ごめんね急に…」
w.「やだ！やめてｯ…！離れてｯ…！」
f.「落ち着いてｯ…！」
w.「ぇ…？」
f.「僕は絶対…敵になんてならない」
w.「嘘だｯ…！やめてそんな嘘…バレバレだよ」
f.「嘘じゃないよ、これは本当に… 」
w.「いやだｯ…！」
f.「そう…じゃあ信じなくてもいいから」
w.「ん゛ ぁ ゛ー ん ｯ……」 （泣
f.「大丈夫…大丈夫…」
w.「ぐすｯ…」
f. とんとんｯ… （背中叩
w.「ん… むにゃむにゃｯ…」
f.「ふう…。痛そうに…」
f.「傷口は…消毒っと…」
f.「僕の家で寝かせよう、」
w.「…、んぅ〜〜…？」
f.「……ﾆｺｯ…おはよう…」
w.「だれｯ…!?…ここどこっ！？」
f.「驚かせてごめんね、…
隣の席の藤澤涼架と申します」
w.「やめて…っ！俺をいじめないで！」
f.「そんなことしないから…休んで… 」
f.「そんな痩せて…ご飯食べなよ」
w.「…、」
f.「この中に好きなものある？」
w.「いちご…」
f.「はいどうぞ」
きちんとへたが取れていてとっても親切…
美味しい……
w.「ありがとうございます…」
f.「いえいえ！てか君お家どこ？」
w.「ないよ…」
f.「え、！？」
w.「ないんだよ…」
f.「…、？ 」
w.「引いたでしょ？、お風呂入ってないし、
虫が体にまとわりついてるし… 」
f.「大丈夫！？僕の家住んで、！ 」
w.「いい…このままで」
f.「だめ強制。とりあえずお風呂ためるよ」
w.「ちょっと」
なんだろう今までに感じたことのないような
温かさがある…
あの人はなにか他の人とは違う…気が
いや気がするだけ…
f.「何ぼーっとしてんのたまったよ」
は！？早くね？
f.「ほら体いっぱい怪我してるんだから、」
f.「よいしょ…」 （姫抱
w.「おわｯ!?」
f.「僕が体洗ってあげるから」
w.「…、//」
f.「腕上がんないんでしょ？」
w.「そ…だけど…」
f.「はいじゃあ行くよ」
w.「はい…」
ジャーーーーｯ… （シャワー
f.「はい熱くない?」
w.「大丈夫…」
f.「はい頭から 洗うよ」
w.「ん、…」
f.「髪の毛長いね…今度美容院いこう」
w.「別にいい…//」
f.「なんでそんな顔赤いの？
熱でもある？」
w.「べつに…」
こんなん照れるだろ…
こんな年頃の男子が？
こんなかわいい子と風呂入ってたら
照れるだろ
f.「はい目つぶって」
w.「ん…ｯ… 」
f.「は〜い髪の毛は終わったよ」
w.「…ありがと…」
f.「うん！体も洗ってあげるから」
w.「でも…汚いよ…？」
f.「汚いから洗うんでし ょ？」
w.「そうだけどさ…」
f.「はい洗うよｯ…！」
w.「ありがとぅ…」
f.「はいお湯浸かるか」
f.「はいおいで」
w.「ん…」
ボチャンｯ…
w.「わぁ…」
f.「熱くない？大丈夫？」
w.「大丈夫…」
f.「そっか…」
w.「てかさ…」
f.「どうしたの？」
w.「よく平然と一緒にお風呂入れるね」
f.「( ﾟдﾟ)ﾊｯ!」
f.「、…もう…//」
w.「え…今？」
f.「助けるのに必死で…//」
w.「あははｯ……」
f.「恥ずかし…//」
w.「……あがる？」
f.「…うん…」 こくｯ… （頷
w.「さっきはごめんなさい…」
f.「なにが？」
w.「学校で酷いこと言っちゃって、…」
f.「あぁ…うん。それだけ怖かったんだよね…」
w.「ｯ……」
f.「大丈夫！気にしてないよ」
w.「ありがとうございます…」
f.「もしいいならあったこと教えてくれる？」
俺は今までにあったこと全て話した
親が居ないこと
いじめられてたこと
いろんなことを話した…
f.「そっか…辛かったね…もう大丈夫…」
ぎゅｯ…
w.「”本当に信じていいの、？”」
f.「信じて欲しいできればでいいから」
w.「そっか…」
こんな真剣に言われたのは初めて
大体はみんな家ないって話すと
いなくなってく
w.「わかった …」
f.「よかった…学校さ行きたい?」
w.「行きたくない…」
f.「そうだよねじゃあノートとってくる！」
w.「ありがとう…」
f.「なにする？」
w.「いつも何してるの？」
f.「ピアノとかフルートとかかな」
w.「そう…なんだ聞かせて」
f.「恥ずかしいよぉ、」
w.「お願い！」
f.「わかったよ〜」
w.「え…ギターｯ…」
f.「ギター弾けるの？」
w.「え、うん」
f.「これは…何だっけたぶん…」
w.「なに？」
f.「お父さんのもらったの！」
w.「へぇ…」
f.「僕弾けないけどね」
w.「貸して…」
f.「はい」
w.「何聞くの？」
f.「え、あの、大森元貴って人知ってる？」
w.「知ってる…」
f.「あの人かなぁ」
w.「じゃあライラックとか？」
f.「知ってるけどあれめっちゃ難しいよね？」
w.「どうだろ…」
f.「弾ける？」
w.「いや…中学生のときやってたから」
f.「楽譜これらしいけど」
w.「あ…むずい…」
f.「やってみなよ」
w.「まじかよまじかよまじかよ…」
f.「頑張れ！ 」
w.「たぶん…行ける！」
f.「本当！？」
w. 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
w.「どう？」
f.「すご〜い！」
w.「やったぁ！」
f.「僕は…ピアノね練習したんだ」
w.「やってって！」
f. 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
w.「できてる！」
f.「やったぁ！」
w.「ん〜〜ｯ…」 （伸
f.「眠くなってきちゃった… 」
w.「そうだね…」
f.「あのさベッド1つだから…」
w.「俺床で寝ましょうか？」
f.「ちーがーう！い…一緒に寝たい…」
w.「……わかった…」
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