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E p i s o d e . 13




最終回です!!









貴方の存在
















今日、雨かぁ。テンションが上がらないなぁ。




テレビ「今日は1日台風でしょう。外に出る際は必ず傘を持っていった方がいいです。」



傘、持ってくかぁ







ー学校ー




玲亜「おはよ、蓮」



蓮「はよー」



玲亜「紗雪おはよ!」



紗雪「おはよー」



玲亜「由美、田中、おはよ!」



由美「おはー」



田中「おっはよー!」







今日はずっと気分が晴れないままあっという間に昼休み時間になってしまった。





今日も由美、田中、蓮がいない。今日は体育館で昼休みからバスケ部が練習だっけ?部活以外にも練習してるんだ。すごいなぁ。





他にも沢山バスケ部が昼休みから部活してる日はあったけど行かなかった。


けれど今日はなんとなく体育館でバスケ部をゆっくり眺めようと思った。まぁ、教室に居てもやることないし。





バスケ部の部長「あの、ごめんそこはちょっと邪魔になっちゃうから体育館裏側の窓ら辺行ってもらえる?」



玲亜「あっごめんなさい!!」








ただただぼーっと眺めてるだけ。私はバスケのルールなんて知らないけれど何だか熱い気持ちになってしまう。







どんっ







玲亜「ひゃっ!」






窓の横で座っていたら何故か急に振動を感じた。





玲亜「………気味悪っ….まぁ、見に行ってみるか」












ー体育館裏ー







そこには上半身だけ服を着ていずに壁側に真顔で座っている蓮、笑って蓮とキスをしようとしていた由美、真顔で蓮を見下している田中が居た。





見てはいけないものを見た。静かに逃げないと。
































そんなんダメじゃないのかな。




困っている人を救わなくていいの?


わたしが蓮を救わなくてよかったの?


親友の目をくり抜くような人が人を救っていいの?また変なことやらないの?


それでも、救わなきゃいけない。



人を救うことに理由なんていらない。だから、だからっ…….!



絶対に私が蓮を守る。













玲亜「田中、由美、何してるの。」



由美「れい…あ…….?」



田中「なんでいんの….?」



玲亜「人の質問に答えてから質問して。何をしているの?って聞いてるの。」



田中「それはっ、由美がっ…..!」



由美「はぁ!?私何もしてないし!!」



玲亜「ならなんで由美は蓮にキスしようとしてたの。」



蓮「玲亜、大丈夫。俺は大丈夫だから。」



玲亜「嘘ついて楽しい?」



由美「玲亜、これは違うの。れ、蓮がここで上半身服を着ずに座っていたから可哀想だなって思って………! 」

玲亜「ならどうして今まで貴方たちは毎回同じ時間に居なくなるの?今確定したわ。これは決定的な虐めよ。」



由美「………..」



田中「違うっ……!」



由美「もういいよ、田中。全部話そうよ。」



田中「でもっ________」



由美「いいの、大丈夫だって、好きな人が幸せになってくれたら、それで良くないかな………」


由美「私は、私は諦めようと思うんだ。田中、大丈夫。傷つくのはお互い様だよ。またいい人見つけようよ、ね?」




由美は涙目になりながら微笑んで田中に言った。




田中「…….分かった。」



由美「まず初めに関係を説明すると、多分玲亜は蓮が好き。んで私も蓮が好き。」


由美「田中は玲亜が好きなの。」


由美「で、ある日突然田中が私に提案してきたの。」













蓮を虐めないかって。




由美「田中は玲亜が好きだから田中にとって蓮はとても邪魔なわけだから田中はもちろん乗り気。で、私にとってはどんな方法でも、脅されて蓮が私と付き合ってくれたってどうでもいい。蓮が私を愛してくれればどうだっていいの。」


由美「でも、どうやら私は玲亜に叶わなかったみたい。どうしても蓮は私を好きになってくれなかった。もちろん田中も同じ気持ち。誰がどうなったって玲亜と俺が付き合えればいいって気持ち。」


由美「蓮、愛してた。玲亜、こんな私でごめん。仲良くしてくれてありがとう。大好き。」



田中「玲亜、ずっと好き。諦められないと思うけど、どうかずっと玲亜のこと思わせてよ。ごめんね。さよなら。」




田中はそう言いながら泣いていた。




由美「こらっ、男のくせに泣いてんじゃねぇよ……..笑……………行くよ。」






強くて優しくてかわいくて素敵な由美が大好き。わたしも、とっても大好きだよ。きっともうこれからは一緒にいられない。由美からしても私と一緒に居たくないんだね。由美は素敵な女の子だね。でもさ、泣きたい時は我慢しないで泣こうよ……….きっとその方が楽なのにさ。由美はどこまで優しいの?私に罪悪感を与えたくないから泣かないんだね。分かってる。由美は本当に優しいね。





蓮はなんで由美を選ばなかったの……?由美はこんなにいい子なのに。由美はこんなに人を愛せてこんなに可愛くてケジメを付けられるいい子なのに。由美を選んであげれば良かったじゃん。








玲亜「蓮….何されたの?」



蓮「……..」



玲亜「黙ってちゃ分からないよ……」



蓮「襲われた……って言ったらどうする?」



玲亜「……..」



蓮「ははっ笑 かっこ悪ぃよなぁ笑 男が襲われるなんてなぁ笑」



玲亜「別に、かっこ悪くないでしょ。大丈夫…….じゃないか。ごめん。」



蓮「いや、いいよ。」



玲亜「蓮、他には?他には何されたの?」



蓮「無理やりキスとかされたり抵抗したら骨折られたり。殴られたりもした」



玲亜「そっ……..か。辛かったね。」






蓮の手首を見ると大量の傷があった。






玲亜「まぁ、そりゃそうだよね。辛かったね、」




私は蓮の頭を撫でた。




玲亜「蓮、私気がついちゃった。蓮のこと好きみたい。」


玲亜「でも無理だよね笑 蓮の好きな人って誰なの?」



蓮「教えねーよ…….」



玲亜「そっか。」





私はそっと蓮に抱きついた。





玲亜「蓮。好きだよ。さようなら。」














胸がズキズキする。どうしよう。泣きたい。由美もこんな気持ちだったんだ。不安で不安で仕方がないよ。



何この気持ち。自分が醜すぎるよ。やっと人を好きになれたのに振られちゃった。醜すぎるでしょ……….



この場から去らないといけないのに……体が動かないよ。蓮から離れたくない。行かないで…………










































蓮「お前どこまで鈍感なの?俺が好きなのはお前だけど」



玲亜「……え?」



蓮「俺はお前が好き。こんな格好でこんなこと言うとかどんだけ俺醜いんだよって感じだけどさ。これから、ずっと俺の隣にいてくれませんか。」



玲亜「……..ばかっ笑 お願いします……笑」







私、幸せ。どうしよう。幸せすぎて泣けてきた。






蓮「えっ泣くなよ」



玲亜「見んな……」



蓮「かわいい彼女の泣き顔見ない男がどこにいんだよ笑 こっち向いて?」



玲亜「?」






蓮の方を向くと蓮は私にキスをしてきた。





玲亜(長っ。えっなんか舌入ってきた。苦しい…….呼吸出来ないじゃん何これ)


玲亜「んーーー‪💢」



蓮「はっ笑 ごめん笑 口直しにって思って笑 どうせならキス以上のことヤっ_____」



玲亜「そろそろ殴るよ!?‪💢」



蓮「……..」



玲亜「………」




2人「ぷっ笑」



玲亜「あっははは笑 おかしい笑 付き合って初っ端から喧嘩するカップルいる!?笑」



蓮「ははは笑 でも俺幸せだな笑 玲亜とずっと一緒にいられるとか最高笑」




















私、今とても幸せだな













さぁ終わりました!!!自分で言うのもあれですけど由美が帰るとこまでは最初からずっと考えてたんで意外と上手くかけてるかなって感じなんですけどそっから訳わかんなくなっちゃって下手くそです笑




やっと転生できるぅぅぅ!!!!!

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