はぁい((誰
どぞ
_______________________
青「...はぁ、」
重い教科書を持って歩く。
青「筋肉つけなあかん...」
ピーツーツー
青「?」
スピーカー「緊急連絡、緊急連絡。」
スピーカー「屋敷内に莫大な魔力を感知。動ける者は直ちに出動せよ。位置特定を開始...」
スピーカー「裏庭に出現、一体。建物内部に三体。以上」
ツーツー
青「いや、こわ。」
部屋いこ。
ガチャッ
青「...」
バコォォォン
青「ビクッ」
思わず体がはねる。
窓から外を見る。
青「なにあれ...」
黒い霧を纏い、角を生やした少し人間より大きいやつ。
青「いや、少しちゃうか...」
兵隊と比べると、かなり大きいものだと分かる。
魔神「クルッ」
青「え?パチッ」
魔神「パチッ」
青「っ、やばい...!」
目があっt...
バコォォォン
部屋の半分が一瞬にして消え去る。
青「か...はッッ...」
打撃のような、斬撃のような。
青「...ゲホッゲホッ、まだかすり傷のうちや...」
抗う方法は俺にはない。
青「どしよ...、」
水「...星魔法、カリュブディス!」
ドッッカァァァン
青「...え?え?」
水「やっほいふくん!んわ、傷やば!すぐ治すよ〜」
青「ベシ」
水「?」
青「治さなくてええ。」
水「えー!?なにいってんの!ほら、早く...」
青「ええの、」
水「なんで?」
ほとけがわざわざ屈んで聞いてくる。
青「自殺希望の俺に、回復なんていらない。」
青「このまま...」
水「...、ふw(撫」
青「わ、ちょっ...!」
水「未来ある若者が何言ってんだか...」
青「お前はじじいか」
水「ふっふ、隙ありっ!回復魔法!」
青「ぎゃっ、ちょ!」
水「わっはっは〜」
青「はぁ...治ってもうた...」
水「治すことを嫌がる人初めて見た。」
青「でしょうね」
水「あ”ー...建造物を直す魔法、嫌いなんだけどぉ...」
青「ちょっとまって。」
水「なにを?」
青「...えいっ、」
水「え”...いふくん魔法使えるの!?」
水「しかも建物を直す魔法って上位魔法だよ!」
青「今さっき全力で魔導書読んだ。」
青「そんで載ってたから。」
水「へぇ...最近の本はすごいなぁ...」
青「だからおまえはじじいか」
水「よし、色々終わったことだし!僕は戻るね〜」
青「どこに?」
水「本土だよ?」
青「ふぅん、じゃあな。」
水「冷た!w」
青「...」
青「傷、ありがと」
水「!」
水「どういたしまして!」
水「じゃあね〜」
ガチャッ
青「...生きたいと思う瞬間、か...」
青「ふんっ、!ボフッ」
====================
黒「あ、まろ。」
青「何その呼び方。」
黒「ええやろ!考えたんやで?」
青「どうせ唐突に出てきたやつでしょ、」
黒「...」
青「まあええわ、はいこれ。教科書返す。」
黒「あれ、?これ昨日渡したよな。」
青「おん。」
黒「読み終わったん?魔法もできるん?」
青「おん。」
黒「ふぅん...素質あるやん。」
青「あざっす!」
黒「じゃあ明日から実技やな!」
青「...げ、」
黒「w」
青「いややわ...」
翌日
青「ちーっす」
黒「あ、まろ!こっち!」
黒「ほとけから魔法は上出来って聞いたから、あとは体力やな!まずはグラウンド50周してき!」
青「は?このグラウンド一周何メートルあると思ってんの?」
黒「1キロやけど。」
青「バケモンか」
黒「ほーらまろ!ペース落とすな!」
青「あ”ーはいはいっ!」
黒「頑張れ〜」
青「くそがっ!!」
夜
青「はぁっはぁっ...、バタッ」
黒「まろーwへばんな〜」
青「むり...」
黒「つーったってまだ30kmも走ってへんで?」
青「30も走ったって思ってくれ。」
黒「ったく...今日の夕飯なし!」
青「母親か」
こうして、アニキのスパルタ教育&特訓が始まった。
5ヶ月後...((
黒「よーい...はじめっ!」
青side
やぁぽまえら。
今日はアニキの軍隊を剣で倒す練習。
あ、木刀ね。((じゃないと死ぬ」
青「ほっ、!」
モブ「子供だからといって手加減はしないぞっ!」
青「...、えいっ」
バキッ(モブの木刀が折れる
モブ「...え?」
青「隙あり、w」
ベシィィン
モブ「っっっったぁ!?」
青「見事なたんこぶ。あっぱれ。」
モブ「クソガキめ...」
青「悪かったな。」
黒「...あー、あー聞こえてますー?」
モブ『こちら本土。あ、悠佑様ですね。なにか御用でしょうか。』
黒「至急、皇帝を屋敷に連れてきてくれへん?」
モブ『了解しました。』
青「ほほぅ...この世界にはスマホがないと...」
黒「なんやそれ」
青「べぇつに、」
ピカッ
青「え、?何々...眩しいんだけど...」
桃「やぁみんな!ちゃんとアニキのスパルタ特訓してるかい?」
黒「こんなんでスパルタ言うとったら戦場では何も出来へん。」
桃「うわ、厳し。んで何?なんか用?」
黒「あいつ、(まろを指差す」
桃「あー、新入りくんね!」
黒「そろそろ持ってってもええんちゃう?」
桃「じゃあ戦ってみる。」
黒「え?」
桃「だーかーら、!俺対新入り!」
黒「お前...戦えるん?」
桃「いや戦えますけど」
黒「ほーん...まろー!」
青「げ...こっそり帰ろ思うたんに...」
黒「逃さないで?(圧)」
青「さーせん」
桃「あ、新入りくん。久しぶり!」
青「黙れ」
桃「え?」
モブ「おい猫宮!皇帝様に対してなんという態度だ!」
青「はぁ?部外者は話入らんとって」
モブ「...この...」
桃「ふーん、君名前は?」
青「猫宮いふ。言わせてもらうが、お前に従うつもりはない。」
桃「じゃあ真剣で勝負しよう。」
青「...死ぬ覚悟っつーわけな。」
桃「そ、話が通じるね。」
青「...アニキ、その剣貸せ」
黒「はぁ?」
青「...チャキ」
桃「剣は俺の得意分野だからね、」
青「っは、wなんでも言ってろ。」
青「よーい...」
青「はじめっ!」
桃side
さすがに新入り相手に本気は出さない。
だから最初はなぁんにもしない。
ただの棒立ち、w
モブ「すげぇ余裕だ皇帝様...」
モブ2「さすがだな...」
青「後ろやで?消えた思ってビビったやろ!」
桃「...剣の構えが甘い。あと無防備に突っ込んで来すぎ。」
青「別に、俺は生きたいわけちゃうから。どうでもええ!」
シャキッ
モブ「!?ないこ様!腕が!」
青「ざまぁ!w」
桃「...シュッ」
青「!?」
青side
消えた?どういうことや。
魔力の感知が出来ない...
いや、出来てるけど...
散らばってどこに居るか分からへん!
青「っ、キョロキョロ」
桃「だぁめ、キョロキョロするのはカッコ悪い。」
グサッ
青「!?」
脇腹...急所じゃない、なら!
青「おらっ!」
桃「...バキッ(剣を折る」
青「...は?」
桃「変な持ち方するから折れちゃった、クスッ」
青「〜ッ💢...ドサッ」
青「く、そが...」
桃「いいんだよ〜?wそのまま寝てて、!w」
青「このやろ...」
桃「俺を超えられる日が来るかな?まぁ無理だろーけど。」
青「...うざい。まじでうざい。」
桃「まぁ、筋のある勝負だったとは思うよ、(撫」
青「撫でんな、てか触んな」
桃「あらやだツンデレ」
青「タヒね」
黒「ないこって戦えたんやな」
桃「今更?w」
桃「あ、あと...」
黒「?」
桃「よいしょ、ヒョイッ(担」
青「は?おいっ、離せっ!」
桃「こいつ持ってくから、!じゃあね〜」
ピカッ
黒「行ってもうた...」
桃「たっだいまー!」
?「おかえりー!あれ、ないくん誰担いでんの?」
桃「ん?新しいお気に入り。」
青「お前のお気に入りになった覚えはない」
桃「ねぇこいつ超生意気。」
青「っは、w悪かったな!」
赤「じゃありうらがしっかり教育してあげるよ」
青「え、無理。」
赤「拒否権なぁし!本土は君の居た屋敷よりもビシバシいくからね〜」
青「...てか傷治せ、クソ痛い。」
桃「ごっめーん☆」
____________________________________
Next→ハート400
コメント
1件
最高です!️♡️♡ 続き楽しみにしてます!