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ありがとう

1 - ありがとう

♥

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2024年05月14日

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スタート‼︎


「バイバイ」

「またあそぼうねー」

などの声が学校になり響いている夕方、

私は一人で学校の自分の教室の窓際の席に座り、窓を全開まで開けた。それは風の声を聴くため。不思議に思うかも知れないけれど、私は時々風の声が聴こえる、なぜ声が聴こえるのか分からない。だけど私は風の声が聴こえるのをとても楽しみにしていた、それは風がいつも私の心配をしてくれていたから、家族や知り合いも誰も私の心配なんてしていなくて、そもそも心配どころか興味すら無かったかもしれない。そんな中、風だけは私の事を心配して話しかけてくれた。風との話はとても楽しい、だけど時々不安になる、

「本当にこのままで良いのか」

風としか話せなくてほとんどの事を我慢して生き続けなければいけないのか、耐え続ける人生、私は途中で諦めてしまうだろう。だからこそ私は変わらないといけない、生きるも死ぬも紙一重な人生ではなく、生きたいと願えるような人生を楽しんでみたい‼︎。私は風と共に色々な場所に行ってみたり、色々な行事を楽しみたい、その為にはどうしたら良いだろう…。風が何かを訴えるかのように、叩きつけるような風が吹いた、「そうだよね!、こんなに悩みこんだって行動に移さないと意味ないよね!」

今までの16年間を棒に振ったようで少し涙が出てきそうになった、それを慰めてくれるかのように快い小風が私の髪をなびかせながらさらさらと吹いた。 「ありがとう」

こんな事初めてだった、初めて心から感謝の言葉が溢れ出た。感謝しているのは慰めてくれた事だけでは無い、いつも私の事を心配してくれて、人生をより良い方向に向かわせてくれた、ありがとうその気持ちで今は、胸がいっぱいだった。感謝しても仕切れない、だけど今はこれだけ言っておこう。

    「いつもありがとう」

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