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とある牢屋の中…浅草運命神教を探るべく入り込んだ侵入者は落ちた先に困惑した
「ど、どこだここ…」
「オヤオヤまあまあ!」
声の方に振り向くと、変な姿をした低身長の男の子が居た。牢屋の中はまるでサーカスや遊園地の様な場所。
「お客様だヨ?お客様だネ!ふしぎフシギ摩訶不思議!あの方もいないのになんで??」
この中で鎌やトンカチなどを持ってニコニコしているコレは異常だ
「面白いヨ!面白いネ!これは久しぶりに…ゲームが出来る!!!」
男は怯えて咄嗟に1度しか使えない運命神教から取ってきたワープ銃を使って投げつけられたトンカチを躱した
「今のは面白い!ワンモア!アンコール!!って…もうヘトヘトなのネ!?面白くないヨ…じゃあ、グッバイ!」
男を始末した
🥀「おーい!返事しろや!ルス補佐官!」
🥀「ルス補佐官〜?」
✞✟「ルス補佐官〜補佐官会議ズラ〜」
🔨「わかったヨ!」
マルス。本名、ゴナー。運命神教、教祖様の補佐官。個性”空間掌握”
ズラ。本名、桂。運命神教、親分の補佐官。個性”砂”
ルス、ズラ、ヒカ、カゲの4人合わせて浅草運命神教補佐官。
🔨「そっちはどんな感じなのネ?」
✞✟「こっちはいつも通り親分の補佐ズラ!あの人会話できないから大変ズラよ〜」
🥀「ヒカとカゲは教祖様達が不在の時に浅草を守ってるに決まってんだろ!!」
🥀「そうだそうだ!」
🔨「最近侵入者が多いのネ、強くなくて面白くないヤツらばかりヨ!」
🥀「暇過ぎでもう耐えられねぇよ!おままごとやろうぜ!ルス補佐官がお客な!」
🥀「客をもてなしてやるよ!!」
✞✟「今会議中ズラよ?しかも省かれた…」
🥀「客!魚持ってきてやったぜ!!」
🥀「感謝しろよな!」
🔨「この魚生暖かいヨ!なんなのネ??」
🥀「ちょうど36.5度くらいに保ってんだよ!」
🥀「暑すぎると食えねぇだろ?」
✞✟「その温度は生すぎるズラよ!?」
🔨「コレ熱帯魚ネ!」
✞✟「それってモンゲーダメじゃんズラ」
🔨「しかも青いじゃがいも付きネ?」
✞✟「もうその店潰れた方がいいズラ」
🥀「人の善意を台無しにするってか?」
🥀「人間として酷いやつだな!」
✞✟「善意を利用するこの店やり方が1番ヤバいズラね」
🔨「で…侵入者の出処は分かってるのネ?」
🥀「ヒカは事務処理のお手伝いしてる時に聞いてみたら若はヴィラン連合にマークしとけって言ってたな!」
🥀「カゲはヴィラン連合の裏ボスの可能性が高いってお狐様から聞いたぞ!」
✞✟「任務内容でよく殺しが増えたから浅草かここが狙われ始めてるのは確定ズラよ」
🔨「あの方にここに来た侵入者のこと報告してくるネ!」
屍の中、踊るように立っている運命神教教祖
🔪『♪聞いてアロレリーナ ちょっといいにくいんだけど 聞いてアロレリーナ シミとシワが増えたの だからなんだクソ●ね』
🔨「教祖様〜見覚えない不審者が急に来たんだヨ!教祖様は知ってるネ? 」
🔪『え?オレ知らないんだけど??どーゆーことよ?とにかく、次の任務に同行よろしくね!!』
先程作られた屍を踏み越えて走っていく浅草の教祖様
🔨「待て待て待てヨ!!」
🔪『待たない!オレはまてを教えられてないし覚えられないから!!』
🔨「若、お狐!なんで教祖様に待てを教育しなかったのヨ!!!」
“教えたけど今の今まで覚えてくれなかったんだ!俺の苦労を返して!!!”By若
“やっぱし、治りにくい短所よりも長所を伸ばす方が効率的にいいだろ?”Byお狐
✞✟「親分からの料理ズラよ!」
🇨🇳「むぅ!」
🥀「いい匂い…美味そうだなぁ!」
🥀「美味そう!」
🐇「なんか嫌な予感するのは俺だけか?」
🦊「奇遇だなァ、兄貴。俺もだ」
ひとくち食べた途端吐いた
🥀「なんだぁ…こりゃ!?!?」
🥀「なんだなんだ??」
🐇「何故か拒否反応がでるんだが…」
🦊「何混ぜてんだァ?これ」
🥀「まさか毒を盛ったのか?」
🥀「どくなのか?」
✞✟「それは”ポテトクリームポンチ”ズラ。材料は”マヨネーズたっぷり”、”じゃがいも”、”フルーツポンチのポンチ”、”クリーム”、”たまたま入った親分の血液”ズラね。」
🐇「そっちの方が嫌じゃない!?なんで親分のクッキングは微妙なとこ攻めるのかな!?というかキョンシーの血液とかアウトでは??」
✞✟「教祖様は美味しそうに食べてました……ズラ」
🦊「リーダー…あいつ命かけるところ間違ってるなァ。少なくともコレで命かけんな」
✞✟「でもルス補佐官なら興味本位で食べで吐きそうなら空間掌握で何とかしそうズラ」
🥀「口直しで死に損ないの団子屋のババアから死に損ないなりの最後の晩餐用の飯貰ってくるぞ!」
🥀「死に損ないババアの団子の生気取ってくるぜ!」
🐇「弟くんの補佐官と俺の補佐官が怖いんだが…弟くんの真似してるのにあんなこといつ覚えたんだ…」
🦊「さすがの俺もあそこまで言わねぇよ」
🇨🇳「むぅ…」
✞✟「親分…あの料理は番犬達のお口に合わなかっただけズラよ。そんなに不貞腐れることないズラ」
🐇「あ、そういえば弟くんに聞きたかったんだけど変装中に……うっせぇなテメェ死ねって敬語ではどうやって言うんだ?」
🦊「あ〜マジの敬語なら……たいそうにぎやかなご様子でいらっしゃいますことろ まことに恐縮でございますが、ご逝去あそばしていただければ幸甚に存じます。を、笑顔で言うことだな。」
🥀✞✟🐇「「「強い!!!(確信)」」」
🥀「さすがししょ〜!」
🐇「弟くん、伊達にピエロやってないからな…」
✞✟「流石教祖様に最強とよばれるだけありますズラね…」
東京、中心部
「おねぇちゃん可愛いね〜!! 」
「1人で何してんの〜?」
「ねね、よかったら俺たちとお茶しな〜い?」
🇨🇳「む、むぅ…」
ナンパしてる人たちだけに圧がかかった
「ん?おいなんかこっち来てんぞ」
ナイフ持って笑顔でこっち来てる黒髪と、首を鳴らして人5人くらい殺しそうな勢いのウサギ耳が生えてるピンク髪と、人10人くらい殺したあとのような空気を纏う白髪が来た
「おい!なんかやべぇよ!!」
「絶対カタギじゃない人達来ちゃってるよ!!」
「めっちゃ人殺したことある雰囲気なヤツら来ちゃったよ!」
🔪『親分〜!!待った??』
🐇「親分に何してたのか俺とお話しよっか?」
🦊「テメェらこっちこい。」
「「「ヒィィィいいい!!!ごめんなさい!ナンパしてました!!!!!」」」
🐇🦊「「ブッコロ確定な?」」
🔪『親分はオレと補佐官達へのお土産買おうよ〜!』
🇨🇳「むぅ〜✨」
🔪『ルース、豚って綺麗好きって先生から聞いたんだけどさぁ…実物見ようと思って農場まで行ったんだよね』
🔨「それを知りたかった教祖様の思考回路が気になるネ」
🐇「待って、俺が言ったのは覚えてるから分かるけどその為だけに仕事終わらせて今日早退したの?行動力凄すぎない??」
🔪『そしたらね…豚はやっぱり汚かったんだよ。糞まみれで…』
✞✟「きっとそれは、話と実物って違うものだからズラよ」
🔨「いや、それはニンゲンが狭い豚小屋に豚を閉じ込めてるからだネ。本当に汚れてるのはニンゲンの心だヨ」
🐇「真剣に残酷なこと言うのやめて??」
🔪『ニンゲンの心が腐ってるのは身をもって分かってるよ。やっぱりニンゲンって不要だよね』
✞✟「人間はそうしないと生きていけないから仕方ないこと。諦めも肝心ズラ」
🐇「俺以外みんなそういうこと言うのやめて??腐ってる人間もいるけどまだまともなのも居るからな??」
🔪🔨「『ここのニンゲンって言うほどまともなの?』ネ」
✞✟🐇「「全然イカれてる」」
(🔨)ゴナー[マルス]