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澪
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第5話読み終わったわ…。 サユリのあざとさと広子の嫉妬の温度差が生々しくて、読んでてこっちまでドキドキした。 コウジが全然空気読まずに「広子とは大違い」って言っちゃうとこ、怖いけどリアルだな〜。 サユリの「奥さん♡」って捨て台詞、最高に嫌な感じで好き。次、彼女がどう動くのか気になって仕方ないわ!
四話 小娘と奥さん
サユリが振り返るとそこには――
コウジの嫁 広子の姿があった
バリバリのキャリアウーマンのような見た目だがサユリからしたら魅力も個性もなくあまりにも地味だった
そして何より最高のカモ
「あなた仕事終わった?」
広子の言葉にサユリは心の中で嘲笑の笑みを浮かべる
(あなたって早速奥さんアピール?)
だが微かに本心も入っていた
コウジは穏やかな声で
「広子 今日は先にメシを食べててくれ この子の相談に乗ってから帰るよ」
広子の視線がピタッと止まりゆっくりとサユリの方へ向けた
広子の瞳には警戒心と僅かな嫉妬心が滲む
「それなら私も話を聞こうか?」
先輩としての威厳は保ちつつ しかしどこか隠しきれない独占欲を見せる広子
サユリは営業スマイルを作り
「別の部署には関係ない話なので今回は大丈夫です」
と返す しかし心中では広子はもうサユリの中で明確な「下」になった
(仕事できるアピール乙〜w 関係ないって言ったのにこのババア図々しいな?)
サユリの中で確かな苛立ちもどこかで滲み始めている
「そうなのね この人で解決出来なかったらいつでも声をかけてね」
と腰に手を添えこちらもこちらで頼れる先輩を演じる
だがどちらも本音は微妙に心の奥底に閉じ込め切れていない
サユリか広子かのどちらか……否 コウジが余計なことを言い出せば一触即発の空気が漂う
サユリはその空気を察したのか”あえて”
「え〜 私が奥さんだったら主人なら解決出来るって信じるけどなぁ あ、失礼なこと言っちゃいましたね!」
と笑う
コウジはピリついた空気に気付くこともなく
「サユリは男を立てる性格なんだね 広子とは大違いだ」
と笑う
「もう冗談なのにっ」
と広子は軽くコウジを小突く
サユリはそんな2人を見て
「それじゃあ…コウジさんの優しさに甘えてお借りしますね 奥さん♡」
と勝利の笑みを浮かべたのだった
実際のところサユリの相談はどうでもいい内容だったがコウジは親身になって話を聞いていた
コウジの優しさが仇となり相談と称した2人きりの食事は週に1回から3回まで増えている
「コウジさん 今日も相談に乗って貰えませんか?」
「もちろん 俺で良ければ!」
喫煙室
「まだあの子とプライベートで会ってるの!?」
広子の嫉妬混じりの怒声が響く
しかしコウジは
「彼女は凄いセンシティブなんだ 責めるような言い方はよせ…」
とサユリを擁護し続けた
広子の声は想像以上に大きく付近を歩いていたサユリの耳にも飛んできた
(ぷぷっ ババアはすぐヒステリー起こすんだから…)
サユリは優越感に浸りつつ新たな打算へと入る
さーて そろそろ次の段階に進んじゃお♡