🖤side 。
💙 「なぁ、 北斗 〜。」
🖤 「 ん… 何? 」
💙 「お前ってさ 、きょもの事 … 好き?」
🖤 「… え… っ? 」
急な問い掛けに 驚き 、
それ以上 言葉が 出てこなくなる 。
💙「どうなんだよっ?」
真剣な顔で 目を見つめる 。
綺麗な瞳で 見つめられる為 つい 見入ってしまう
🖤「えっ … 好きって 言ったら どうすんの …?」
💙「別に…どうも?」
🖤 「そっ…か…、」
💙「…で?どうなんだよ。」
🖤 「……」
此処で 本当のことを 言ったら
樹は どうするん だろうな …
🖤「…きょうもとが…好きだよ。」
💙「……そっか〜……」
🖤「うん……」
暫く 沈黙が続く 。
その沈黙を 破ったのは 俺でも樹でも なく 、
きょうもと だった 。
💗「2人とも…何話してんの …?」
💙「ん、きょも〜!」
先程の 真剣な顔とは 違い 、
口角を上げ 楽しそうに 微笑む 樹 。
俺には そんな顔 見せたことなんて ないのに 。
🖤「……」
💗「北斗…?どこ行くの …?」
🖤「コンビニ。」
そう嘘をついて 外に出る 。
一刻も こんな苦しい所から 逃げ出したくて 。
🖤 「はぁ…はぁ……」
「北斗…?」
苦しくて 壁にもたれかかって いると 、誰かが 俺に話し掛ける 。
🖤「こー…ち…?」
💛「うん、どうした …?」
💛「随分、しんどそう…だけど … 、」
🖤 「…何でもない … 、」
咄嗟に 嘘をつき、その場から 離れようとする 。
パシッ
🖤「…離して…」
💛「御免…離せない。」
🖤「何で …?」
💛「北斗が泣いてるのに …一人には出来ないに決まってるでしょ 。」
気付かないフリをしようと していたのに 。
言われると 気付かない フリが出来なくなる 。
🖤「…っ…、」
💛「ゆっくりでいいから… 話して?」
🖤「……うん…っ、」
💛「……。」
こーちは イヤな顔 ひとつせず
俺の話を 最後まで 聞いてくれた 。
💛「そっか…嘘、ついちゃったんだ…?」
🖤「うん……っ、」
💛「でも…北斗が悪いわけじゃないよ…」
🖤「……っ…うん…っ、」
💛「…ほら、ご飯食べ行こ?」
🖤「うん…行く…」
そう 力無く応える 。
…
コメント
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うわぁ〜複雑〜 樹はどうなんだろ〜 続きが楽しみ〜