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【寺島あおいの選択】
あなた達は考えた末、扉を開けることにした。ただ、罠がないか慎重に対応するため、村長の娘を十分に後ろに下がらせ、女僧侶が開けることにした。
しかし、女僧侶にしろ、こんなところで倒れてしまうわけにはいかない。自分が倒れてしまえば、村長の娘の運命も決まってしまう。万が一罠があった場合を想定し、女僧侶は防御魔法を使うことにした。
「神よ、御加護を。アルミュール!」
薄く発光する何かが女僧侶の全身を包んだ。だが、これであらゆる攻撃を無効化できるわけではない。せいぜい軽減できる程度だ。女僧侶は、何か動きがあったときにすぐ対処できるよう、扉のノブに手をかけると、ゆっくりと開いた。
――と、そのとき。
ガコン、と足元の床がへこんだ。
「下か!?」
とっさに女僧侶が後ろに飛んだ。……が、床はダミーだった。注意を下に向け、上から本命の罠が降ってくる。それは「ブロブ」と呼ばれる、スライム状のモンスターだ。
幸い、ブロブの落下は光の壁で直撃せずにすんだ。しかし、頭上から覆うように落ちてきたため、逃げ場がない。やがて魔法の効果は切れるだろう。……女僧侶は覚悟を決めた。
幸い、彼女は全身を覆う法衣を着ていた。それをすぐに脱げるように準備し、魔法が切れるのを待った。
魔法が切れるとブロブが落ちてくる。しかし、女僧侶はその瞬間、ブロブごと服を脱ぎ捨てた。露出の多い服であれば、こうはいかなかっただろう。……ダンジョンの中で下着姿にはなってしまったが。
「お見苦しい姿を見せて申し訳ありません……。さあ、今のうちに先に進みましょう」
扉を抜けると、すぐに正面は行き止まりになっていて、右の方に通路が続いていた。そこを進むと、途中でまた右に曲がる通路があったが、
「方向的に、こっちは先ほどの錆びて開かなかった扉があるのでしょう」
たいまつをかかげると、確かにうっすら扉が見えた。そちらは無視して、先に進むことにした。
しばらく進むと、途中に今度は左手側に扉があり、正面奥は小さな部屋になっているようだった。部屋には扉がなく、中が見渡せるのだが、どうやら奥の方に鎧を着て、盾と剣を構えた骸骨がいるようだ。特にその盾からは、何か不思議な力のようなものを感じる。おそらくこの部屋に足を踏み入れれば、骸骨の騎士が襲いかかって来るだろう。何か大切なものを守っている番人、という可能性もあるが――。このまま部屋に入って骸骨と戦うか、左手の扉を調べるか、どうする?
12. ここまま部屋に入り、骸骨の騎士と戦う。
13.左手の扉を調べる。
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#オリジナル
重田💋(omoda)
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ゆあ
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コメント
5件
みぅです🤍🥀 第16話、読みました〜! 女僧侶の防御魔法→まさかの床ダミーと上からのブロブって、読んでるこっちも「うわっ」て声出そうになったよ……。でも法衣ごと脱ぎ捨てる判断力、めっちゃカッコよかった。下着姿になっちゃうリスクより村長の娘を優先する覚悟、好きです。 扉の先の骸骨騎士はどうするんだろう。盾から感じる不思議な力も気になるし、左手の扉も気になる……。次が楽しみすぎる! 重田さん、今回もいい緊張感でした🌙