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今日は日本はセルフの日で帰り道を一緒に歩く。
いつもはずっと続く会話だが今日は何故か会話がよく途切れてしまう。一対一での沈黙が嫌な日本が話をふることが多いが、もうネタがなく日本が会話のネタに思考をめぐらせているであろう時に、俺はふとネタになりそうなものを思い出した。
日帝「来年 の人柱が見つかったらしいな 」
俺がそれを口にした途端、日本は一瞬足を動かすことを躊躇った。
日帝「…?」
日本「、いえ、来年も幸せな年になってほしいですね」
日帝「そうだな」
日帝「来年は俺らも高校だ」
日本「そうですね〜、さすがにもう離れなければならないときが迫ってきましたね」
日帝「高校はどこに行くんだ?」
日本「それがまだ決まってなくてですね、」
日帝「ヤバいだろ、それ」
日本「優柔不断なんですよね」
日帝「そういえば冬休みに泊まりに行っていいか?」
日本「?!」
日帝「そんな驚くか?」
日本「じゅ、12月は忙しくて…申し訳ありません」
日帝「そうか、突然すまない」
日本「いえ、でも、ホントに突然どうしたんですか?」
日帝「さっきも言ってただろ?三学期は忙しすぎる。もうお前と遊ぶことはないと思ってな、冬休みのうちにデカいことしたくて、ムリならいいんだ」
日本「…あ、あのそれはもう私のことが好きと取って良いのですか…?」
日帝「いや、それは違う」
日本「泊まりたいはもう…ね?」
日帝「理由はさっきのだけだ、そんなやましいことだって考えていない」
日本「そ、そうですよね〜」 ハァ、イクジナシ!
日帝「聞こえてんぞ」
日帝「お前が断ったんだろ」
日本「12月はホントに、」
日帝「なんか大変そうだな 」
日本「大変ですよ〜!」
日本「あ、それでは気おつけて」
日帝「またな」
今日は12月19日
冬休みは12月25日から
冬休みが楽しみな反面
もっとこの先忙しくなるとゆう恐怖と、日本とあと少ししか過ごすことができないのかとなると心苦しくなる。
日本との恋愛はどうしようか、未だこのことを考えていることを日本が知ったら笑うだろうな、なんせ日本はもうこの恋を諦めている感半端ないからな
俺が日本の立場になって考えてみると、答えが全く出ず、むしゃくしゃして相手のことを嫌いになってしまいそうだ。
日本だから待てるのだろうか。
日本のためにもそろそろ答えてやらないと、と思っているが、どうも迷ってしまう。
断ろうと思って考えてみると、それで良いのか?と天使が囁いてくる。
また、良いと思って考えてみるとまた違う天使が俺に囁いてくる。
自意識過剰だが、俺はどの選択をとっても幸せになれると考えている。
だから、どちらも天使なんだろう、
答えが出せない俺にもイライラしてくる。
日帝「、本当に、三学期には絶対答えを出さなきゃな…」
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次の日も、次の日も、日本と過ごす時間はあっという間に過ぎていって冬休みだ