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ミオ)さて、能力とは?悪魔の実とは一体何だ?
ロビン)能力は悪魔の実を食べた力で…悪魔の化身……なんて呼ばれてるわね…
ミオ)でもさ…それって……いつ出来た…とか、わかんなくね?
ロビン)それは…そうね
ミオ)悪魔の実は確かに海の悪魔の化身、なんて言わ てるわ、でもね……それはね間違いなの
ナミ)間違いって…どういうこと?
ミオ)簡単に言えば表上そう言われてるだけ
ロー)悪魔の実はそこにいるミオの力を分散させたものだ
全員)!?
悪魔の実の話をしているとローが横槍を入れ私を除いた全員が後ろを振り返った
ミオ)その通り、よく覚えてるわね
ロー)あぁ、あと、たまたま船で近くを通ったから顔を出しに来た
ミオ)暇人…
ロー)いつもの事だろ
ルフィ)と、トラ男……トラ男がいるぞ!
ナミ)あんたの登場にはいつも驚かされるわ…
ロー)そこのバカが迷惑かけてねぇか心配でな
ミオ)お前それどういう意味だ?
ロビン)迷惑をかけてるのはこっちよ、いつも助けられてるわ
全員がローとの会話に花を咲かせているとナミの腕に着いているログポースとエターナルポースが変わった動きをしているのに気づきナミの後ろにたって後ろからひょこっと顔を出した
ミオ)…
ナミはそれに気づき「な、なに?」と聞いてきた
ミオ)…すぐに近くの島にでも国にでも行こう、海が荒れるぞ
ナミ)え?でも…
ナミがエターナルポースやログポースを見て顔を引き攣らせた
ナミ)フランキー!すぐに船を動かして!スコールが来るわ!
フランキー)早くねぇか!?
ナミ)この時期はスコールが多いの!早く!
フランキー)お、おう!
ナミは「ありがとぉ〜!」と言って凄い抱きしめてきたが…胸の圧がすごいからすぐに「無理、暑い離れて」と言うとナミはショボンとして渋々離れた
ロー)コイツは慣れたヤツにしか触れさせねぇもんな
ローが後ろから抱き締めてきて「俺はずーっとこいつと居るから何回も触ってるんだよな〜」と…こいつ何言ってんだ腹殴ってやろうか
ミオ)離れろ、私がお前に懐いてるんじゃなくてお前が私に懐いてるんだろ、しつこいしウザイ…ほぼ毎日のペースでこの船に乗ってきてるし…
ローを無理やり引き剥がして私はナミに近くの国がどこなのか聞き能力で国の付近に飛んだ
ミオ)っと……ここら辺かな
ナミ)本当に便利ね…
ロー)シャンブルズの使い方を教わったのはコイツからだからな
ミオ)支障を敬えよ我が弟子よ
ウソップ)ローって相当強いよな?そうなるとミオはどんだけ強いんだ…?
ミオ)ん?そうだなぁ…強いか強くないか…と、言われれば多分強い方かも?
ゾロ)へぇ?てあわs_ロー)コイツ海軍本部の赤犬とか黄猿とか瀕死に追い込んでるからな
ゾロ)…
ミオ)それが原因で海兵辞めさせられたから
チョッパー)すげぇ強いんだな!お前!
ミオ)まぁな、他にも四皇の奴ら瀕死に追い込んだことあるし
チョッパーは手をパタパタとさせ「かっけぇ〜!なぁなぁ!俺技見て見たい!」と謎にせがんできた
ミオ)あ〜っと…別にいいが…手軽なヤツあったっけ
ロー)そーだな…
ミオ)お、じゃあ…そうだな…試しに面白いの見せてやるよ
ロー)おも…まさか…
ミオ)そのまさかだ、よーく海の方見ておけ
ルフィ)何やんだ?!
ミオ)見てからのお楽しみだ笑
全員が不思議そうな顔をしながら海の方をジーッと真面目に見出し吹き出しそうになったが…まぁ、耐えたよな
ミオ)…(もうちっとで来るか)
何を待っているか…それは……
ルフィ)なぁ〜、まだなのか〜?
ミオ)もう来るぞ〜笑大人しく見てろ笑
海が荒れ狂うかの様に波を立たせ海からでてきたのはザトウクジラだった
ミオ)ほかのも見せてやりてぇけど私のは基本的に攻撃特化だからな笑おもろいのは見せてやれねぇんだよ笑
チョッパー)すげぇ〜!!
サンジ)改めて見るとスゲェもんだな
ミオ)んま、楽しそうなら何よりか…ローはこれで何回も目を輝かせてたからなぁ笑いやぁ懐かしいなぁ笑
そんなこんな話していると国が見え始め私が支度をしようかち部屋に向かおうとしたらローに止められた
ミオ)なんだ〜?今から支度するんだが…
ロー)…いや、お前は迷子になるからな
ミオ)守りの親に言うことかそれが…
ロー)言い聞かせておかないとお前は…
バサバサバサ…
ローが話してる途中に可愛らしい服を着た白色の鳩が飛んで私の肩にピタッと止まった
ミオ)あら?あなた確か…ルッチのハトだよね?確か…ハットリだっけ?笑
ハットリの頭を撫でるとハットリは目を細めて頭をグリグリと指に押付けてきた
ロー)この近くにルッチがいるのか…
ミオ)かっわいいね〜
無防備にも笑ってハットリを甘やかしているとハットリが私では無い方を見てジーッと見つめているのに気づいて私もその方を見ると…
サンジ)ミオさんっ…なんって可愛いんだ!
ブルック)これは見ものですね〜
ほか数名、私の普段見れない笑顔に悶絶
ミオ)…私ハットリとチョッパーを甘やかすのは好きだけどお前らを甘やかす暇はねぇからな
ロー)俺は?
ミオ)死ね!
ロー)さいってぇだなおまえ…
ミオ)こちとら動物甘やかす暇あんだよ
??)ほぉ?それはいい話を聞いたな
ミオ)へ?ちょ…うにゃぁ!?
突然後ろから声が聞こえたかと思いきや体が浮いていた…そして何故か目の前にはルッチが居た…しかもトラ…やばいもふもふしたい…
ルッチ)たまたま通ったらお前が居てなぁ、ミオ
ミオ)今の現状を簡潔にまとめよ
ルッチ)誘拐する
ミオ)…ハットリとチョッパーも一緒な
チョッパー)俺!?
ルッチ)承知
チョッパー)ちょっ…やめっ、離せぇー!!
ミオ)一緒に誘拐されようぜ〜、まだ時間あるしよぉ私居るしよ〜
チョッパー)お、俺歯医者だぞ!もし何かあれば…
ミオ)なんかあれば教えてやっから〜な?
ルッチに抱えられたチョッパーを抱き締めるとチョッパーは「じゃあ…少しだけ……」と言ったのでルッチは船から離れた
ロー)ゆ、誘拐だ!直ぐに捕まえに行くぞ!全面戦争だ!
ルフィ)俺のダチ返せ〜!!
ナミ)私の友人を返しなさいトラ!
ゾロ)っしゃ行くぞお前らァ!