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眩い光が消えると共に、現れた謎の女性。
薄い黄色の長い髪。透き通るような白い肌。水色のドレスのような衣服。七色に輝く星を模った宝石のついたリングのようなものが身体の周りをくるくるとゆっくり回っている。
その場にいる全員が、その女性の美しさと神々しさに目を離すことができなかった。
女性がゆっくりと目を開け、そして優しく微笑むと、精霊達が全員頭を下げ始めた。
『皆さん頭を上げてください。そして……本当にお久しぶりですね』
女性が目を細めて笑う。
『リヴァイアサン。シルフィリア。モルドガルド。ライヴァルス。そしてフェニクス。皆んなが元気そうで何よりです』
『ステラ様こそ、ご壮健の様子、誠に喜ばしく存じます。』
ステラと呼ばれた女性へのゼフィリアの言葉遣いに驚くニティア達。その様子を見たステラが、今度はニティア達へ視線を移した。
『エラリス……あなたがこの子達と仲良くしてくれている精霊術師ですね?ずっと見ていました。賑やかな子達ですが、これからもよろしくお願いしますね』
「は、はい」
突然名前を呼ばれたことに驚き、返事をすることしかできなかったエラリス。
『それに……カエデにアルテア。ルシオにフィニス。そして……ニティア』
一人ひとりの顔を見ながら、ゆっくりと名前を呼ぶステラ。
『あなた達も、この子達と仲良くしてくれて本当にありがとうございます』
「えっと……あんたは……?」
『ちょっとフィニス!!』
フィニスの発言に驚いたのか、大声でフィニスの名前を呼ぶゼフィリアに、ステラが笑って答えた。
『シルフィリア……いいんですよ。紹介が遅れてしまいましたね。私はこの星をずっと見守ってきた、星の大精霊。ステラと申します』
「大……精霊」
精霊という言葉を発したエラリスに何かを感じ取ったのか、ステラが笑いかける。
『ふふっ』
『あ、あんた馬鹿じゃないの?!ステラ様と契約なんてできるわけ……!』
ゼフィリアもエラリスの魔力の変調を感じ取ったのだろう。その愚行に思わずエラリスを怒鳴り散らす。
『シルフィリア』
『……はい』
余計なことを言うなというばかりに、ゼフィリアの方をチラッと眺めるステラ。
『で……エラリス。どうでしたか?』
「無理……。魔力の波長が合わない。いや……合わないというよりも、合わせた次の瞬間には違う波長に変わっている……」
『ふふふ。そこまで感じ取れるなんて……本当に繊細な子なんですね……。あら、もう時間……』
そう言うと、ステラの身体が薄く輝き透け始めた。
『私のこの身体は本体ではありません。全ての精霊と契約を交わした者が現れた際に、私の元へ導くための一時的な具現化なんです』
5体の精霊を優しい瞳で見つめたあと、続けて話をするステラ。
『ここからさらに東に海を渡った所に、普段は隠されている神殿があります。リヴァイアサン』
『はい』
ふいに名前を呼ばれ、顔を上げるリヴァレー。
『お手数おかけいたしますが、彼らを連れて来てくれませんか?』
『わかりました』
再び頭を下げるリヴァレー。
『それでは皆さん。また後ほどお会いできることを楽しみにしていますね』
そう言葉を残し、どんどん身体が薄くなってゆくステラ。
『……』
「……ん?」
「どうしたニティア?」
「……なんでもないわ」
完全に消える直前に、ふとステラと目が合った気がしたニティアだが、精霊術師でもない自分と目が合うはずない。そう思い、大きく伸びをするニティアであった。
コメント
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うわあ…大精霊ステラ様、神々しくて美しすぎる🥀💫 「ずっと見ていました」って台詞がもう尊すぎてやばいです…。エラリスが契約試みるシーン、拒絶じゃなくて「波長が合わない」って感覚で描写されてるのが繊細で好き。最後のニティアとのアイコンタクト、絶対何かありますよね…!? 続きが気になりすぎる回でした🌙🤍