3B
※ここから深澤受けです
渡辺side
昨日は散々な目にあった。腰は砕け散ったんじゃねえのかと思うくらい痛いし絶妙に声も枯れてる。喋れないほどではないんだけどなんかハスキーめな感じ?
「翔太だいじょぶ?腰とか色々」
『大丈夫じゃねえよ、、』
【ですよねぇ、ごめんやり過ぎちゃって。でもかわいかったから…】
『次は俺も攻め側に回るからな、絶対』
「え、じゃあ誰が次抱かれ」
『ふっかだろ』
【ふっかさんじゃない?】
「なんで当たり前のように俺なの?笑 やだよめめでもいいじゃん」
『いやいきなりめめはハードル高えからふっかで一回練習しようと思って』
「ひでえ理由だなおい」
【もーすぐ喧嘩しないの】
とまあこんな感じでやいのやいの言い争って小一時間。捩じ伏せてやった、つまり次はふっかが受けってことね。やっべえ楽しみになってきた、俺がやられてたことと同等かそれ以上の快楽で溺れさせてやろうじゃないか。…そんな力量ねえかもしんないけど
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深澤side
あーもう最悪、色んな交渉…というかほぼ脅しを受けて結局次は俺が右側になってしまったらしい。ちなみに俺は二人に抱かれるのが嫌なわけじゃないのよ。嫌じゃないんだけど、シンプルに怖くない?だって本来はさ、そのー何がとは言えないけど出ていくことしか無いはずの所に入れるんじゃん。なべどれくらいの時間かけてあそこまで解したんだろ、聞いてみようかな。いやでも恥ずかしがって教えてくれなさそうだし…とりあえずやり方ググって時間あるときにやってみるか
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目黒side
よし、次はふっかさんの番に決まった。ふっかさん色白だから色のついたもの似合いそうだよね。それこそ黒の首輪…じゃなくてチョーカーとか。裸に拘束具つけられて悶えてるふっかさん可愛くない?翔太くんにも相談してからにしようとは思うけどあのとき注文した手錠とかはとっくに届いてるからもういつでも付ける準備は出来てるんだよね。あとはふっかさんがどれだけ許容してくれるか、まあやだって言われても無理やりつけるつもりだから抵抗しても意味ないと思ってもらいたいけど
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深澤side
あの左右決め騒動から4日くらい経ったかな、今日はあいつら二人が仕事で俺一人休み。だから休みを謳歌してやろうと思ってたんだけどもっとやらなきゃなんないことを思い出してしまった。
「…っ、はぁ…これちゃんと出来てんのかな…」
とりあえず浣腸から始めようと思い風呂場で一人ヘッドを外したシャワーと睨めっこ。前にも数回やってみたものの未だに感覚が掴めずいつも不安になる。暫くしていれば自身の孔から出てくるお湯も色が無くなってきてそろそろ綺麗になってきた頃なのだろうと一旦出しっぱなしにしていたお湯を止める。そのまま解す作業に入ろうかと思ったけれど声が出てしまった場合反響するのではないかと思いヘッドをつけて再びお湯を出し始める。湯気と水音に包まれながら置いていた潤滑剤に手を伸ばせばそれを出して自身の孔の周りをなぞる。これも何回かしてるけど相変わらず変な感じだな。くるくると円を描くように2分ほどなぞっていると段々筋肉の緊張がなくなってきた気がしたから指先を少しだけ入れてみる。何回挑戦しても消えない異物感、でもやるしかねえからやるんだけどさ。痛みは感じなかったためゆっくりと指を進めては馴染ませる。この動きを何十分もかけて指2本分繰り返した。指が2本ちゃんと入ったのは初めてだったから謎の達成感さえ感じてちょっと楽しくなってきた。なんか最初は入り口が一番狭くて痛い、と聞いたことがあったような気がする。んでその先は広いから意外と大丈夫的な。それが本当なのであれば今のままじゃ無理なんだろうと思い軽く縦に孔を開いてみる。少しだけ痛かったため一旦指を抜いてから更に潤滑剤を足して再び指を孔へ入れる。と、嫌な予感がした。なんでこのタイミングなんだよ
【……まー……っかさん?あれ、で…かな、】
『んやでも…一日…って前…』
なんか話し声が聞こえる。まあ考えられる理由はただ一つ、彼らが帰ってきたんだろう。いつもなら嬉しいけど今は全然嬉しくねえ、頼むからこっちにはこないでくれ。てか絶対気付かないでくれ。
『あれ、なんか…ねえ?……か』
くそ、シャワーのせいで全然会話内容聞き取れねえし。どうしたらいいんだよこれ。ただただ困っていると脱衣場の方のドアが開いた音がした
『あ、ふっか?』
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渡辺side
ふっかが待ってるからって早めに帰ってきたにも関わらずあいついねえんだけど。なんで?目黒も困惑してんじゃん
【ただいまー……ってふっかさん?あれ、出掛けてんのかな】
『んやでも今日は一日何も用事ねえしゲームかネットサーフィンしとくって前言ってたけど…』
そんな話をしながらリビング、キッチン、彼の部屋、寝室と回っていくうちに気がついた。
『あれ、なんか音聞こえねえ?水みたいな…風呂はいってんのか』
今日雨だから聞こえてる水の音全部雨だと思ってたけど違うっぽい。あいつ多分風呂入ってっから出てこれなかったんだわ。というかふっか探しに夢中で俺ら雨のせいでびしょ濡れなのにタオルさえも取りに言ってなかった。確認ついでにタオルも取りに行こう。風呂場に行く理由はたったそれだけだったはずなのに、そこで俺は気付いてはいけないようなことに気付いてしまった
『あ、ふっか?』
「…っん、何、?」
『…いや帰ってきたよって報告しようとしたらお前いなくて探してた』
なんか気のせいかもしれないけど今すっごいえろい声出してなかった?わかんねえ、いやでも風呂…ただ風呂入ってるだけだよな
「あ、そうだったんだ…ごめんごめん笑 っ…ぃ、ぁの、さ。もうそろ、上がるから、ぁ」
いやこいつやっぱヤってんな、多分。ごめんなふっか、これはもう見ないって言う手はないと言いますか。なんだったら俺やり方知ってるし俺が手取り足取り腰取り教えますけど。まあ目黒も気になってるから来る頃だろうし、俺ら雨に打たれて寒いからって適当に理由つけて入ればわんちゃん許されるだろうし、いくか。風呂場の扉を躊躇無く開けた。
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目黒side
「…っえ、?!翔太お前…!」
『んは、やっぱり?言ってくれれば手伝ってやるのに』
なんかふっかさんのでかい声が聞こえてからしょっぴーの甘ったるい声が聞こえた。なんだ、どういう状況なんだ。さっきしょっぴー風呂場行ってたっけ、と記憶をたどって風呂場にたどり着くとしょっぴーの背中が見えた。
【どうしたのおっきい声だして……?ふっかさん、?】
あーそういうことか。俺らもこれから風呂入ろうと思ってたし丁度いいじゃんね
【しょっぴー、】
『わあってる。ふっかお風呂一緒に入ろっか』
「えやだよ、…いやまあもう隠しても意味ねえとは思うけど」
『そうそう、だから諦めて?』
そのまま濡れた服を全て脱ぎ捨てて浴室へとなだれ込んだ