コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「麗はさ、ママに褒めてもらえるから頑張れるっていうのはあると思う。しかも望は別に、自分に都合よく彼女を操りたいから褒めてるわけじゃないよね」
「もちろんだよ。麗は私にとって大事な人だもん。その人が頑張ってくれてたら褒めたくなるのは当たり前だと思う」
「そうだね。私もそう思う。だけど世の中には子供を自分の思い通りに操りたいから褒める親っていうのも確かにいるんだよね。でもそういうのってなんとなく分かってくるじゃん? 『あ、この人は本気で褒めてるんじゃなくておだてていいように操ろうとしてるだけなんだ』って分かる人がさ」
「あ~、いるよね。なんか本気で褒めるつもりないっしょってバレバレの人」
「うん。そんな風に褒められても嬉しくないよね」