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甘ったるい世界でありたい By自分
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司令室の空気は、前線とは別の緊張を帯びていた。
utは地図の前に立ち、前線・後衛・補給線すべてを凌駕している。
一部隊の司令ではない。
この戦争全体を指揮する立場だった。
「はぁ〜、市民権候補者の件、前線で軋轢が出とるな」
静かな声だった。
「まっ、想定内や」
地図から目を離さず、続ける。
「せやからこそ、前線に置く。
後衛やったら“守られてる”と誤解される」
壁際に立つzmが、腕を組む。
「前線としては、 結果さえ出せば問題ない」
utは頷く。
「最終判断は、俺がする」
その一言で、全てが確定した。
同時刻。
前線拠点で装備を確認するrbrのもとに、命令書が届く。
配属:前線部隊(zm管轄)
扱い:市民権候補者・監視対象
文字は冷たい。
だが、逃げ道はない。
rbrは紙を折り、荷物の上に置く
(……前線)
A国で生き延びてきた場所。
そして、すべてを試される場所。
zmが歩み寄る。
「司令直々や。 失敗は許されん」
「……はい」
「だが、生き残れば——」
zmは一瞬だけ言葉を切る。
「この全ての部隊に通用する“信用”になる」
rbrは、静かに息を吐いた。
市民権は、まだ先だ。
だが、全軍司令utの視界に入った。
それは、逃げ場がないことと同義だった……
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関係ってなんだろう
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