「なんの事ですか…?」
『っ…』
〔美埜…ちゃん…?〕
【先輩……?】
「あ、いや、えっと~……」
「あっ、な、泣き止むまで私のお部屋に来ます?」
「可愛い女の子さんとそのお友達」
『あぁじゃあお願い』
「は、はい」
〔美埜…ち”ゃん”……〕ぐすっ
「こっちです」
スタスタ
ガチャ
「どうぞ」
……
「あっ、えっとお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか」
『俺は花子くんで、』
【俺は源光っす】
『それでこの子が』
〔ひっくっ〕
『八尋寧々』
「そう」
「ありがとうございます。」
「ちょっと寧々さんだけこっちに来て下さられませんか?」
〔わ、私…?〕
「はいっ」
『待って俺も行…』
ぺち
「だーめ」
「今から私たちは着替えになさるんですから」
「ね♪」
『あぅ…』
「そうですね、後でおふたりもお呼びしますわ」
「寧々さんのちょ〜可愛い姿が見れますので!」
『(美埜だ…!完全に喋り方も)』
「それではっ」
ガチャンっ
┄美埜のクローゼット部屋┄
〔あ…凄いたくさんのクローゼット〕
「そうでしょう!そうでしょう!」
「私も最初来た時はびっくりしちゃったんです~!」
〔ふふっ〕
「これも似合いそうですね、いやこれも」
「これとか?」
「これをアクセントにしたら。」
「はいっ出来ましたよっ!」
〔まぁ…!可愛いっ!〕
「良かった…!」
「寧々…」
〔?〕
「寧々って呼んでもいい?」
〔…!〕
〔勿論っ!〕
「ありがとうっ!」
〔(いつもの美埜ちゃんだ…!)〕
〔あっじゃあ私は美埜って呼んでもいい?〕
「えぇ!」
「勿論よっ!」
にっ
「それじゃっイメチェンした、私達を花子くん?に見せに行こっ!」
〔…う、うんっ!〕
ガチャ
「光さん花子さん!着替えましたよっ!」
「どうでしょうか?」
「な、//」
「何か返事ぐらい返して欲しいんですよ?!//」
「か、可愛いぐらい…/」
【アッす、】
【すっげー!似合ってると思うっす!!!】
「良かった…良かったね寧々っ!」
〔うん!〕
【なっ花子っ!】
『えっあっ』
『い、いーんじゃない……?/』
「これが世に言うツンデレという者ですわね!」
「まぁ…!なんて可愛らしいこと!」
〔【『ツ、ツンデレ……』】〕
「…?」
「どうかしたの?寧々達?」
〔ううんなんでも!〕
【なんでもないっす!】
『、?』
「そう良かった」
「けど…」
ぶぅぅぅん
〔きゃっ〕
「寧々。」
「貴方だけはここにいてはダメよ」
〔で、でも私は美埜を助けに…!〕
「もういいですの」
「私は…」
『ヤシロ…っ』
「それじゃぁまたね♡」
「皆♡」
きぃいぃいいいい
ガチャ
ガチャ
しゃらっ
ぎらっ
〔うぅ……〕
「ぅ……?」
「起きました?」
〔……〕
〔…?!?!〕
〔あ、貴方は?〕
「私?私は」
「美埜ですの」
〔違っ〕
〔貴方の本物の名前っ!〕
〔喋ってる貴方の名前ッ!〕
〔姿を表せて?〕
シュパンッ
〔へ……〕
「私は、」
「羅魅」らみ
「ですの」
「どうしても…美埜様の願いを叶えないと。」
〔なんで?〕
「?」
〔美埜は願い事は叶えなくていいって言ってたらしいじゃないっ!〕
「ほんと馬鹿ね」くすっ
〔な、なによ急に〕
「そういう怪異なのよ」
「私1度してみたかったんです」
〔な、なに?〕
「恋バナ……♡♡」乙女~!!
〔そのっ私でよければ、〕
﹏﹏
﹋﹋
〔そしたら熱いキスが行われたりして…♡〕
「いいわね♡スゴイわ♡」
〔ふぅ……ありがとう〕
「私のセリフですの」
「美埜様勝手にごめんなさい。」
〔……〕
「これ……」
〔よ、依代……?!〕
「さぁ、壊して」
「このままだと美埜様が消えてしまいますこの世界から」
〔っ〕
べりっ
パリンッ
┅
〔はっ〕
「あっ寧々っ!」
「良かったぁ~! 」
〔美埜…美埜~!!!〕
〔よがっだぁ~!!〕ぐすぐす
「…うん」
「ありがとう!」
〔うん!〕にっ
皆さんこんにちは!かもめ学年高等部、八尋寧々です!
依代を、壊したあとって寝ちゃってその依代の持ち主の思い出が夢で出てくるんだけど……
今回のは変な場所だったんです!
めっちゃ都会で
﹏﹏
┉東京タワー┉
「まま!」
「みぃて!」
《ん?どうしたの~?》
「これ!かわいい!」
《そうねぇ》
「ここ高いよ~ぉ!」
「すごぉい!」
「ねぇまま!」
「み……て……?」
「まま……?」
誰か人が倒れたぞ!
救急車!救急車を呼んで!
きゃぁぁぁ
《ごめんね》
《ごめんね》
《美埜…大好きよ、》
《ほら》
何かをわたす
「ぅ。」
《美埜が欲しい…って……いってた物よ……》
《大好きな人にプレゼントしてね……》
「ぅ……」
「まま……」
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