青side
ろん。い…きろ。青。パチッ。「あっ、やっと起きたか。おはよ。」「はよ…。」んん〜、まだ眠い…。「今日から訓練始めんだろ?」「「うん…。」「紫ーくんがご飯準備してくれてるから、早く降りてこいよ。」「ん…」昨日桃くんの戦い方を見てかっこいいって思った。僕はそんな桃くんに憧れた。もちろん、紫ーくんもかっこいいんだろうな。いいな。僕もそんなふうになりたい。って言ってもなれるわけないけどね。トントントン。「紫ーくん、おはよう。」「青ちゃん!おはよう!今日頑張ってね!」「うん!」紫ーくんと桃くんはお兄ちゃんみたい。話していてとても楽しい。「下に行ったら桃くんがいるからね!」「はーい!紫ーくんは?」「俺はやることがあるからなぁ…」「そっかぁ…」紫ーくんにも見てもらいたかたかったなぁ…「そのうち、見に行くよ〜。」「ほんと!?」やったぁ!トントントン「桃く〜ん!」「おう、青。ちゃんと飯食ったか?」「うん!もう動けなさそう…」「ははっ、まぁ、今日はまだあんまり動かないからな。」「ん…?どういうこと?」「今日はイメトレだ。俺も最初はそうした。もし俺が拘束されたら?俺はこう考えた。靴の裏に刃物があるから、それを使って紐を切る。ちなみに、使ってる武器とかはもちろん違うから考え方に正解はない。で、それを考えた上での動きを今日はする。何度も言うが正解はないからな。自分の考えたやつをしろ。」「分かった。」「じゃあ、もし武器を奪われたらどうする?」多分、1個だけ持つっていうことはプロでもしないはず。相手が沢山いたら不利だし。「予備の武器で対処する。」「答えが決まったのならそれで大丈夫。俺たちは最悪なパターンも想像しなきゃいけないときがある。でも、それをいかに冷静に対処できるかが大事なんだ。それを続けていこう。」「分かった。」桃くんはそういうことを想定して全部やってるのかぁ…。やっぱりかっこいいな。
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