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注意
ご本人様無関係
呪鬼2、3がメインのお話
主自信の考察あり
ネタバレちょっとあり
それでもいいよって方はどうぞ!
鬱「前の時みたいに、刺して来ないんやね」
鬱はちょっと怯えているようだった
猿山「前とは違うからなぁ、俺も、お前らも」
俺はそうボソッと呟く
前、というのはもちろん俺が猿の偶像に封印された時のこと
あんときはホントにヤバイと思ったけど
それよりも以前にヤバイと思ったことはたくさんある
生徒たちはみんな幸せそうに過ごせているはずだ
例外、も数名、俺が担任していたけどな
俺は、目を閉じ、過去のことを思い出す
俺の家は、代々桃瀬家に使えつつ、政治家としてやっていた
現に、俺の曾祖父の父は総理大臣だった
ただ、桃瀬邸での事件で亡くなった
それにより、たくさんの不正事項が発覚して失脚したんだ、、、
俺は、幼い頃から
『お前は猿山家を建て直す希望だ』
『支配者の血筋だということを忘れるな』
『支配者になれないお前など猿山家にいらない』
そういわれて育った
絵斗と同級生だった俺は、当時、七不思議を調べていた
あの頃は本当に楽しかったのに、、、
ゆっくりと目を開ける
目の前には心配そうに俺を見る元生徒達の姿があった
猿山「ごめんな、お前ら、、、」
俺は謝った
ゾム「なぁ、猿山。お前は俺らの担任じゃないんか?」
ゾムが、そう聞いた
俺はうなずく
猿山「あぁ、そもそも、俺はこの世に存在していない記憶になっているんだ。それをお前らが思い出したから、軸がまた、崩れる」
そう、存在しない記憶を思い出すのは、現実の世界線のバランスを崩すことになる
誰も願ってはいけないものを、こいつらは願っている
だから、、、俺が、、、
命に変えても、こいつらを守る
そう誓ったから