コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
▼ いきる
✕ もういっかい
▽ しぬ
目をさますと、知らない部屋…
いや、ろうや の中にいた。
お父さんは?お母さんは…?
私はいったい誰…?
…とにかく、ここを出よう。
ろうや の扉には くさり が巻かれている。
古くて、 なにかで叩けばこわれてしまいそうだ。
なにか役に立ちそうなものを探さないと…
あたりを見わたすとベットの下に、光るものが見えた。
「…届かない」
これくらいのスキマならベットの下に入れるかもしれない。
▼ 入る
▽ 入らない
「うっ…せまくてホコリっぽい…あっ」
▼ バールのようなもの を手に入れた!
「これで くさり をこわせるかな…」
▼ くさり に バールのようなもの を使った!
「…!あいた. これで外に出られる!」
…
何かいやな予感がする…。
どうしようかな?
▼ 外に出る
▽まだ出ない
「…早く出よう」
ギィっと音を立てて扉が開く。
ろうや を出ると長い廊下が続いていた。
雨漏りしているのか、天井から水がしたたり落ちてくる。
…いや、違う。
水じゃない。赤くて、鉄のような匂いがする…
上に何かがいる。
そう気づいた時には遅かった。
見上げると、天井に 人ならざるもの が張り付いていた。
そいつには 目が無くて 、大きな口と、耳だけがあった。
きっと扉を開けた時の音が、偶然 近くに居た これ に聞かれてしまったのだろう。
そんな事、今更気がついてももう遅い。
これは、私が選んだ道なのだから
私が進んだ道なのだから…。
BAD END 急がば回れ