注意!
♡の数だけ愛情が重くなるカンヒュの韓北編の続きです。
読まなくてもいけると思います。
韓北がマッサージするだけ
「…………期待した僕も悪いよ?でもさ、触れたいって言われてマッサージが始まるとは思わないじゃん!」
ベッドに寝転んだ状態で文句を言う韓国を無視しながら北朝鮮は準備を進める。
北朝鮮が取りだしたのは柑橘系の香りのするクリームだった。
「風呂上がりの保湿も兼ねている」
と得意げにクリームを手のひらに伸ばし、首と肩の辺りを塗り広げるように揉み込む。
首は少し優しく、肩はツボ押しのようにぐっぐっと力強く揉まれる。しかし、痛すぎることもなく、丁度痛気持ちいくらいの力加減だ。
「意外と凝っているんだな」
「意外ってなんだよ」
僕だって仕事頑張っているんだけど!と膨れっ面になるも、北朝鮮からは見えない為かスルーされた。
ぐっぐぐっ……
根が真面目な北朝鮮のことだ、始める前に色々調べたんだろう。丁寧な手つきとちょうどいいところに入ってくる指がそれを裏打ちしている。
肩を終え、腕のマッサージに移る。
手首から脇の方へ、ところどころ力を加えながら何かを押し出すように摩る。
「これは何してんの?」
「リンパマッサージ」
「何それ」
「知らん」
知らないのかよ、と笑いつつも気持ちいいので良しとする。
5回ほど同じようにさすったあと、手のひら全体を程よい力加減で揉みこまれる。
「痛くないか?」
「大丈夫〜」
親指で力強く押し込まれているが痛みは無い。その辺の加減が上手いんだな。さっすが僕の北!と内心満足しつつも脳裏には疑問が過ぎる。
「いつこんな技術身につけたの?」
マッサージとは無縁の存在、特にクリームを用いたマッサージなど存在すら知らなそうなのに。
「師匠に教わった」
「中国に?」
「ああ、韓国にやると言ったら快く教えて下さった」
僕のためなんだーふーん……とニヤけが止まらない。
自分のために何かを学んできてくれるなんて。前のツンツンさからは想像できないデレだ。
というかデレてもツンデレなんだな。と納得する。
「次は腰だ」
内側から外側へ、ゆっくりと揉まれる。
「……筋肉がしっかりついている」
「まぁアイドルだし」
ステージ上で脱ぐことが多いのもあるが、それ以前にビジュアルで売っているのだから怠惰な身体をお客さんに見せるわけにはいかない。
「俺も一応気を使っているつもりだが何故か腰が細いままでな」
ペラっとTシャツを捲り腹を見せる。
確かに腹筋は割れているものの腰はくびれており、…………
「急な腹チラやめてくれない?自分がえっちなの自覚して」
もうそれ以前に普通にエロいと思ってしまったが、許して欲しい。
あの細い腰を掴んで……(以下略)
とか考えたのだって仕方ないだろ。えろいんだから
足の指を回し、足裏をかかとから指先へ揉み込む。所謂足つぼマッサージという奴なのだろうか、時々痛い。
いってぇ!と声をあげる度に心做しか上機嫌の北朝鮮がツボの解説をする。此奴僕が痛がっているのを面白がっているな……とは思うが文句を言うことは出来ない。
足裏を揉み終わったら足の甲、足首を程よい圧をかけながら揉まれる。くるぶしは特に念入りに、足首を回すなどしてマッサージされた。
次はふくらはぎ、次は太もも、と揉まれていき足の付け根へと先程のリンパマッサージ?と同じようにさすられる。
無言だと寝てしまいそうで韓国は口を開く。
「そういえばさっきから思ってたんだけど、なんかいい匂いするよね」
マッサージクリームと戦わない、柑橘系の香り。
「あ?ああ、アロマを焚いているんだ」
「アロマ!?」
凡そアロマとは無縁そうな北が!?と吹き出せば足をギュッとつねられる。
ごめんごめんと謝れば、北朝鮮は再びマッサージへと戻る。
マッサージが終わり、北朝鮮は片付けをして自分の部屋に戻ろうとしていた。
道具を持ち、部屋から出ようとドアノブに手をかけると後ろから手を掴まれ、抱き寄せられる。
先程自分が使っていた柑橘系のさっぱりとした香り。その香りに包まれ困惑していると
「北ぁ、今日は一緒に寝よう」
何もしないからさ、という男の目はそれが嘘だと言うことを示していた。
けれど
「嗚呼」
それでもいいと思ってしまった。
この後めちゃくちゃセッ(ry)
……ごほん。
如何でしたでしょうか。
ほのぼのマッサージでしたよね!ね!
前回は♡の企画にご参加いただきありがとうございます!
無事に作品を投稿しました!ふへへ
そして!なんと!フォロワーが444人に!
これはもうなにかしないといけないと思いつつ、3、4年ほど前から続いている手の震えが最近悪化して、絵を描くのがかなりしんどくなっているんですよね。
あとシンプルに僕の企画は倒れやすい。
この前のカンヒュルフ見ました?フォロワー400人超とは思えない人望のなさ。泣きますよ!?泣きましたよ!??
まぁそれは置いといて。
ここまで閲覧いただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
コメント
3件
あかん、にやけて天井に口角が刺さって動けない… ピz((ぴっざぁ美味しい