やっぱり難しいですねノベルって
本当に凄い人とかまじ本物の小説読んでる様な感覚になるんですよまじで
こういう風に書けたら良いなと思いながら第2話始めます、スタート!
※注意書き
太宰さん愛され
夢主居ます
文アルの世界観と違う解釈や設定があるかもしれません((文アルにわかなので
なので文豪達の口調も関係性もあまり分かっておりません((変な場所があればご指摘お願いいたします
地雷の方はお帰りください
楓が数年ぶりに図書館に帰って来たということで…………
楓は数時間取材組(島崎、国木田、田山)に捕まり質問攻めをされていた
次第にはサイ○パス診断とかの問題も出てくる始末だ(明らかに取材との話が脱線している)
楓「あの、仕事が残ってるんだが……」
島崎「もう少し待ってよ、まだ29個もの質問があるんだから」
楓「それさっきも言わなかったかい?永遠に終わらない感じかい?」
先程も同じことを言われるという無限ループに繋がってしまった。31個やら17個やら、ややこしい
国木田「まぁまぁ!まだたーっぷりと質問残ってるんで最後まで付き合ってくださいよ!」
桃色の髪で前髪を分けているこの男は国木田独歩、島崎と同じくメモを取りだしマイクを顔に押し当ててくる((はっきり言うがやめてくれ
楓「ていうか、こんなに質問して一体何になるってんだい?何かあるのかい?」
田山「そうだな、新聞に載せるかな!」
私の情報を新聞に載せるとかいうイカれた行為をしようとする金髪のこの男は田山花袋、私が図書館に帰ってきた時に「美少女だ!!!」と興奮していた変態でもある
楓「しかもこの取材を談話室で行っているのになんで誰1人 止めないんだい?やっぱ 信頼ないのかい?」
何故誰も何も言ってこないのかと言うと、取材を止めた場合しつこく付きまとわれて必ず新聞に載ってしまうからだ。しかもちゃんと館内の至る所に貼られる
楓「そろそろ解放してくれないかい?仕事が溜まってるんだよ」
島崎「えー…そんなに大事な仕事なの?」
楓「いやいや、当たり前だろう」
「大事じゃない仕事なんかやった事すらないね」
田山「まぁ、大体の情報は手に入ったし、それじゃあ解散!!」
楓「待てお前ら本当に新聞に載せる気k……」
言い終える前に逃げられた、逃げ足の速い奴らだ……
そう思いながら楓は司書室に重い足取りで帰って行った
太宰「あ、そうだ、今日の潜書報告書出さないと!」
「今司書室に楓さん居るかな?」
潜書報告書とは、文豪が潜書した時に何があったか、報告したいものを見つけた時などの細かいことを簡単に述べ、報告書に纏めるのだ((実際にあるのかは主も知りませんが、それに似ている研究報告書はゲーム内にありました
そしてこれを全部見て確認しているのが特務司書である楓だ
楓が出張で居ない時は館長かネコが代わりに確認してくれていた
だが楓が帰ってきたということなので再びこの仕事をすることになったのだ
おっと、説明してる間に太宰が司書室に着いたようだ
太宰「失礼します」
そう言うと太宰は司書室へのドアをコンコンとノックした。だが返事がない
太宰(入っていいのかな……?)
返事がないので入ってみることにした
司書室は西洋のアンティークのような雰囲気もあるが、どこか日本っぽさを感じられるような雰囲気もあった。((なに言ってんやこいつ語彙力はどこや?
司書室の壁には本棚があり、大量の本が並べられていた。小説や図鑑、仕事に関する本などだ。机の上には大事そうな書類が山積みに置かれており、今にも倒れそうだ
司書室で楓は書類確認や作成、電話の受け答えで忙しくしていた
楓「あのねぇおばあちゃん、ここ病院じゃないのよ……」
電話内容からして既に何を言っているのだろうかと不思議でたまらない太宰
おばあちゃん「違うのかい?可笑しいねぇおじいさんに聞いたらこの電話番号だと聞いたんだけど……」
おじいさんからの情報らしい。おじいちゃん、番号間違えてるよ
楓「それはおじいさんが間違えてるね、もう一度言うけどここは帝國図書館だよ?」
おばあちゃん「知らない図書館だねぇ」
楓「だろうね。兎に角、次病院に電話する時はこの電話番号じゃないって覚えてね?それじゃあ」
電話が終わると、司書室の入口付近に居た太宰と目が合うと楓はこう言った
楓「今のは忘れてくれ」
太宰「無茶振りしないでくださいよ…」
流石にそんなすぐに忘れることは出来ないだろと言いたい
太宰「そうだこれ、潜書報告書です」
そう言うと太宰は潜書報告書を楓に手渡す
楓「ん、ありがとう。今日の会派は確か…」
太宰「俺と檀、佐藤先生と井伏先生です!」
今日の会派は佐藤一門の皆らしい
楓「そうか、お疲れ様」
潜書で疲れた時、こうやって労わってくれるのは実に有難い
楓「そうだ太宰、暇だったらそこの書類纏めてくれないかい?今日図書館で借りた本とそれを借りた人達の名前が乗った書類なんだ」
太宰「分かりました!」
快く返事をし、書類を纏めてくれる太宰
良い子だなぁ…そう思いながら自分の仕事をこなしていく楓
突如楓は何かを察知した。 ドアの隙間から誰かからの視線を感じるのだ。
そう思いドアの隙間に目をやると…
無頼派の3人、織田作、坂口、檀が覗いていた
今すぐ「何してんだ」とツッコミを入れたいがこの3人は、助手として手伝ってくれている太宰を見守りに来たのだとそう考えるとまぁ大丈夫か……いや保護者か
そう思った途端3人の目が狂気に満ちているのを感じ、やっぱツッコミしなければと必死になる
楓「何してんだお前ら」
3人「……太宰を見守りに…」
いや嘘だろ?とか思いながらこう返した
楓「…太宰、やっぱり私がするから帰っていいよ…」
太宰「え、だ、大丈夫なんですか?」
楓「まぁ、大丈夫だろ((適当 」
太宰「は、はぁ…じゃあ行きますね…」
太宰は不思議に思いつつも、手に持っていた書類を机に置き、司書室を出ていった(結局あの後3人に出会ったのだろうか、、)
まぁ、取り敢えず私の命は助かったと思っていいだろう
数日後───…
**
**
太宰side
楓さんが司書室から出てこない
あの日、俺が潜書報告書を出した日から今日の昼まで1回も出てきていない。俺達の寝ている間に出ているのかもしれないけど姿を見ない。助手である俺も、今日は何をするのか知らされていないので少し不安だ
ということなので凸ってみようと思う
(配〇者魂が過ぎる)
太宰「楓さ〜ん居ますか〜?」
そして司書室のドアを叩く、だが返事は無い
寝ているのだろうか?それとも気づいていないだけ?どっちにしろ司書室から出てきて欲しいので部屋に入る
太宰「楓さん、そろそろ部屋から出たらどうでsu………」
太宰の目に写った光景、それは…
書類とペンを持ったまま床に倒れている楓の姿だった
太宰は叫んだ。今まで出したことの無い場所から声が出た、と後に語っている
そして叫び声に気づいた文豪達が一斉になって走ってきた。太宰が慌てて説明し、楓は補習室のベッドに移動された
補習室にて───…(楓side)
楓「はっ!?」
目が覚めた。 ベッドから起きて、周りを見渡すと椅子に座って本を読んでいる人物がいた。彼の名は森鴎外、補習室で耗弱した文豪達が休む場所の先生と化してる人だ
森「起きたか、単刀直入に聞くが何日寝てない?」
圧が凄い。嘘をついたとしても、あの鋭い目の前では到底嘘などつけないし、すぐバレるだろう
楓「ッス───………4…?」
森「なんで疑問形なんだ」
仕事に追われ、記憶も曖昧なので、どれだけの間徹夜を続けていたのか検討もつかなかった
「兎に角、数日間司書室から出てこなかったと聞いたが、中で何をしてた?」
楓「書類整理と作成。後は届いた手紙を読んだり、報告書の確認したり…」
森「まるで社畜だな……」
こればっかりは仕方がない。館長も他の仕事があったりして忙しいし、司書も私しか居ないのだから
森「そんなに仕事が大変なら少し休んでもいいし、誰かに手伝ってもらってもいいだろう?何故それをしない?」
楓「そうだねぇ…一応太宰を助手にしているが、保護者達の視線が痛いって言うのと、休める暇もないくらい書類が溜まってるとでも言おうかね笑」
明らかに笑って済ましていいことじゃない
森「……なら、私達を頼ればいいじゃないか」
正論だ。確かに太宰は兎も角、他の文豪達に少し手伝ってもらっても問題は無い
だが、静かにこう答えた
楓「…私はあいつの影なんだ、」
「初めて会った時から私はあいつの影になり、影から支えると決めた。」
【あいつの影】…この意味が森には少し分からなかった、あいつとは誰のことだ?影という言葉は何と関わっているんだ?謎が多く、少し考えてもその謎は深まるばかり
森「呉々も無茶をして体を壊さないようにな…」
楓「はッ、あんた達文豪も、潜書で耗弱しないようにね」
お互い様に・・・
食堂にて───……
もう8時半なのでご飯を食べに来た。数日間司書室に籠っていたのでご飯の美味しそうな匂いが食欲をそそりに来る。食堂には大勢の文豪達がそれぞれご飯を食べており、とても楽しそうに他愛ない話をしている。
ご飯を頼み、料理が届いた後、三羽烏の太宰、織田作、安吾に会ったので一緒に食べることにした(この時檀は少し遅れると話していた)
織田作「体は大丈夫なんか?」
私が司書室で倒れた事は文豪達の間で話されるようになった。なので今こうして織田に心配されている
楓「体が弱くても司書が務まると思ったのかい?」
織田作「いや、そういう意味じゃないねんけどな…」
織田作もどちらかと言うと体力は少ない方だと思うが、そんな人にまで心配されるとは、と少し驚きがある
坂口「まぁいいじゃねぇか!司書もたまには俺みたいに堕落して休んどけって」
楓「それだけは遠慮しとくよ」
即答である
太宰「また今日みたいに司書室で倒れないでくださいよ!?本当にびっくりしましたから!」
そうだそうだ〜!と周りにいる文豪達から指摘される。 逆に言うがそれぐらいのやる気で仕事してくれ
楓「…そんなに言うなら私の仕事やってみるかい?」
ほぼやけくそだ
芥川「でも確かに楓の仕事は詳しく知らなかったなぁ」
ひょっこりとお邪魔しに来た芥川。昔、楓が初めて転生させてから、少し一緒に過ごしたことがあるが、そんな彼でもその仕事内容は知らない。あ、太宰が、あ、芥川先生…!と少し喜んでる
楓「気になるかい?」
芥川「教えてくれるなら興味はあるね」
楓「いいよ、教えてやろう」
「今まで雑に書類整理とか作成とか言ってたけど、あれは、この図書館の利用者数、及び貸し出した本の数、一日の平均利用者などがまとめてあってねぇ、その他は潜書報告を纏めたものとか侵蝕者達の特徴を書いてたり、耗弱した文豪の体調を書いたりとか他にも……」
織田作「分かったもうええで話長くなりそうや」
止められた。まだ他にも色々と仕事はあるというのに…
楓「自分達でお願いしといてそれかい」
「まぁまた気になることがあったら聞くといいさ、ご馳走様」
そう言うと楓は食器を持ってシンクに運び、司書室へ戻って言った
あの人本当に社畜みたいに見えてきた……
そう思う文豪が殆どでありガチめに心配された
後日、図書館には特務司書楓の特集された新聞が壁に貼られており、島崎と楓の鬼ごっこがあったと言う話だ(既に国木田と花袋は捕まった)
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