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-—-時の呼吸—–
時透邸のある一室に案内された🌸。
使いの者からお茶菓子を受け取った🌸の機嫌は、最高潮に良かった。
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無一郎 「…どらやき、好きなの?」
🌸 「はい!大好きですっ!」
無一郎 「ふーん…また用意しとくね。」
🌸 「えーっ!そんなそんな…悪いですよーっ。」
無一郎 「ただの…僕の気持ちだかr」
🌸 「喜んで頂きますね!感謝ですー!」
無一郎 「……ところでさ、君は”時柱”って言ってたっけ。
時の呼吸なんて、聞いたことないけど…」
🌸 「実は、時の呼吸は私が生み出した呼吸なんですよー。」
“時の呼吸”それは、水の呼吸から派生したもの。
🌸はもともと水の呼吸の使い手だったが、 急に時の呼吸を使えるようになったため、 それ以降は時の呼吸で戦っている。
無一郎 「やっぱり。胡蝶さんや甘露寺さんの様な感じなんだね。」
🌸 「はい。その通りです!」
無一郎 「…それなら君に、言っておかないといけないことがある。」
急に無一郎の表情が真剣になる。
無一郎 「独自の技や呼吸を使う隊士は今、
とても鬼に狙われやすくなっているんだ。」
🌸 「えっ…そうなんですか?」
無一郎 「うん。この前も、1人の隊士が見回り中に襲われた。
集団でこられたみたい。」
無一郎 「間一髪で甘露寺さんに助けられた から良かったけど… 」
🌸 「良かった…じゃあ、私も、時透さんも危ないんじゃ…」
無一郎 「そう。 …だから行動に気を張る必要がある。」
🌸 「…分かりました!はー…」
無一郎 「まあ、君は柱だから大丈夫だとは思うけど」
無一郎 「…でも、まだ新米だし、慣れないこともあるだろうから、
任務にはなるべく僕も着いていくことにするね。」
🌸 「あっ、ありがとうございます…」
無一郎 「…一応君の教育係だからね。
(今君を死なせたらお館様に怒られちゃう。)」
無一郎 「だから…今後も一緒の任務にあたることが増えると思う。」
🌸 「承知しました!時透さんの足手まといにはなりません!」
無一郎 「うん…頑張って。」