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続きだよー
注意は１話を見てね
＿＿＿＿＿＿＿＿
え？
※上の服はなぜかいつもの制服。なぜ。
「なに、これ」
一回触ってみるか
ぴと
「ぃ゛あｯｯ」
「！？！？」
自分で認めたくないけど、
狼の耳が生えたことによって…更に感じやすくなってる
さいっっっあくだ…
絶対会長に弄ばれる…。
「どーですか？茜様っ！✨」
「これって、取れますk…取れるよね？」
「そうですよ、ここの家族、正装がこれなのほんとおかしいですよね w」
「まぁ私には好都合ですが…」
ﾝﾝﾝﾝﾝ？
…僕を女の子だと思ってるのか？
この世界線には女の子はいないのか？
ってなると…え？はぁ!?!?
恋愛対象が男って事は…会長は僕が好きって事！？
…これ以上考えないようにしよ。
「茜様～？お昼ですよ～！」
「部屋から出てきてくださ～い！」
部屋をコンコンと叩く音がする。
なんか会長と目を合わせずらくなっちゃった。
「はぁ…..」
この世界線の会長が、
僕を恋愛的に好きかもしれないの、嫌でもあるし、嫌じゃない感じもする。
嫌じゃない感じがする自分が、、嫌いだ
だってあのクソ会長だぞ…なのに
「もう開けちゃいますよー！」
「」
ｶﾞﾁｬ
「あれ、茜様…？どうして背を向けているんですか…？」
「ごめんなさい、今は食べれないっす」
「え、」
「でも…」
「一人にさせて、」
そんなこんなで夜になってしまった。
椅子に座ってみたり、棚を開けてみたりしたけど、
一向に楽しくなかった。
ベットに寝転びながら、ぼーっと天井を眺めていると、またドアを叩く音が聞こえた。
「茜様…夜ご飯です…無理にはドアは開けませんから、」
明らかに悲しそうな会長が、ドアの向こう側にいる。
僕の頭の上についている耳が、だらーんと垂れているのが分かった。
一歩一歩踏み出す足が、重たい。
なんでこんなに憂鬱なのかな
ガチャ
「茜様、、、」
会長は、とっても暖かいぬくもりで、重たい身体を包んでくれた。
憂鬱が、溶けてなくなるのが分かる
今の会長には、優しさしかないのだ。
今なら、身体も心もイケメンであると言える。
現実の会長も優しさだけだったらいいのに （笑）
「茜様、今日は一緒に寝ましょ。少しでも茜様が安心して眠れればいいな」
そう言い、僕の狼の耳を優しく撫でてくれた。
夕食は、今までみたことのないような絶品が沢山並んでいた。
夢中になって食べた。
お風呂…思い出したくない。
そういや狼の耳、外さないんだろうか。
こんな生活も、悪くないなぁ。
会長の見たことない姿も見れたし。
いや、アオちゃんを見れないのは辛いから戻りたい。
「茜様ぁっ！！来ましたよっ」
「うぁぁぁあｯｯ！？！？」
「勢いよく開けないでくださいよw」
「ぁあっ、ごめんなさい♪、へへ」
「茜様、見てください、満月ですよ」
「私あんな月見たことないです」
頬杖をつく、優しい横顔が、キラキラ輝いている。
月に照らされて。
いや、会長が月を照らしているのかもしれない。
こんなに会長、綺麗だったんだなぁ
「茜様？」
「顔になんかついてます？」
「そんなに見ないでください、恥ずかしい…笑」
そう言い会長は夜の空気を吸い込み、再び月と顔をあわせた。
「ちゃんと布団かけて寝てくださいよ？私なんか良いんで」
「僕が嫌」
「ありがとうございます、私、そんな茜様大好きです」
「僕もで」
「すｯｯ、」
「あはは♡」
「う゛ｯ……く、ｯ゛……ぁ、、！」
「耳いじられただけでびくびくしちゃって…
可愛い、あかねさま♡」
「！っこのｯ…クソかいちょぉ゛、!!！」
もう会長に包まれていたから、動けなかった。
なんでか知らないが心地よくて、
ゆっくり眠りに連れていかれた。
寝た後、会長、僕のカラダになにもしてないよな…？
「…い」
「…おい」
「蒼井っ。」
「かいちょぉ、おはようございま」
「…」
「今何時だと思う？^^」
近い…
狼の耳が生えているであろう所に手をつける。
「ない…」
「まさかっ、全部夢…とかないよな会長」
「分からないなぁ」
「あと先輩には敬語だよ」
全部夢だったんだ…
あの優しい会長はもう見れないのか。
結構寝ちゃってただろうし
この後何されんのか怖ぇ…
てかずっと待っててくれたんだ。
「まあ疲れてただろうし」
「許すよ」
「うぁッ！？」
「会長…」
「あったかい？」
「はい…」
窓の雲一つない夕日が会長の目に反射する。
今のいつもよりずっと優しい会長は
夢のときの会長みたいだった。
なんで今こんなに優しくなったのか分からないけど、
パワハラ野郎の良い一面を見れた気がする。
「ってことでこの資料お願いね^^」
「…は？」
あーくそ飴と鞭ぃ！！！
コメント
7件
うっはー！！ 𓃗上手美味。 コンテスト参加してくらてあんがとー！！
ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!やっとコメントできるようになったァァァ（うるさい） 最高すぎて禿げるどころか脱毛なんですけど(?) こういう世界線で見るのもまた面白いですね(謎の悟り)夢オチというところがまた、好き
間に合ったー！！！！ちょっと輝茜ハマってしまったのでコンテスト用じゃないけど作っていきたい。
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