シェリル「見つけたぞ知っているやつをな。」
フレーク「本当ですか⁉︎」
メリア「よかったぁ」
シェリル「だが、あちらもその幻影獣のせいであまり連絡が取れないらしくてな。詳しいことは現地で話してくれるそうだ。行ってみろ。」
とシェリルは言い、地図を渡してくれた。
フレーク「ありがとうございますシェリルさん何もかも。」
シェリル「良いんだよ別に。」
シェリル「今日はもう遅い。出発するなら明日にしたらどうだ?」
メリア「はい!そうします!」
そして私達はシェリルさんの家に泊まることになった。
次の日
フレーク「おはようございます」
シェリル「あぁおはようメリアはまだ寝ているのか?」
フレーク「はい。」
メリア「起きたよー」
シェリル「お、起きたか。まぁまずは顔洗ったりしてこい。」
メリア「はーい。」
数十分後
シェリル「お前ら準備はできたか?」
フレーク「はい。」
メリア「はい!」
シェリル「じゃあまず。私の友人というのはジユウ村に住んでいる、エルっていう人物だ。そいつに月の洞窟についていろいろ教えてもらえ。後、一番の難題がジユウ村へ幻影獣にどうやって見つからずに行くかだな。…透明魔法を使うとするか。」
フレーク「…やっぱりシェリルさんって魔法使い何ですか?」
シェリル「あぁ、まぁな」
メリア「え、でも魔法使いって政府に保護されてるんじゃ…」
その言葉を聞いた瞬間シェリルの顔が歪んだ。
シェリル「保護…だと?あれの何処が保護なんだ!」
シェリルは机を拳で叩いた。
シェリル「私達はずっと魔力を吸い取られ続け、挙げ句の果てに朝から晩まで働かされた。あれのどこが保護だと言うんだ⁉︎」
フレークとメリアはとても驚いた顔をしている。
シェリル「…すまない。取り乱した。話の続きをする。」
メリア「…すみません。私が余計なことを…」
シェリル「良いんだ。別に。もう…過ぎたことだしな。」
シェリル「まぁとりあえず。私が透明魔法をかけるという方法でいいな?」
フレーク「はい。」
シェリル「透明魔法は便利だ。だがただ便利なわけではない。魔力量の消費が莫大だ。私で持ってせいぜい2時間だ。わかるか?この意味は。普通にここから歩いてジユウ村に行くのには3時間近くかかる。だからお前たちはその道のりをずっと休みなく走る必要性がある。」
メリア「嘘でしょ…私そんな体力ないのに…」
シェリル「そこでだお前たちにはこれをやる。」
と言いシェリルはフレーク達に何か液体の入った容器を渡す。
シェリル「これは体力回復薬だ。これがあれば体力はもつだろう。」
と言いながら体力回復薬を私達に渡してくれた。
フレーク「本当になにからなにまでありがとうございます!シェリルさん!」
シェリル「いや、いいんだ。ただ私が君たちのことを助けたいと思っただけだからな。私は君たちの検討を祈るよ。」
と言いながら私達に魔法をかけてくれた。
フレーク「では、さようなら!」
メリア「さよならー!」
シェリル「あぁまた来いよ。」
そして、私達はシェリルさんの家を後にした。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!