放課後
私と彼女は帰りにカフェによった。
とても美味しい。こんなの初めて食べた。
普通に会話していると、急に彼女からこんな要求をされた。
「ねぇ!名前で呼んでよ!」
あ、そっか。私はこれまで名前で呼んだことがなかったんだ。と思った
「わかった。あんず」
あんずはこれまでに見た事ないくらいの笑顔だった。名前を呼ぶだけでこんなに表情が変わるんだと初めて知った。
でも急にあんずの表情が口角が下がって凍りついたようだった。電話の着信音がなっていて携帯にはお父さんと書いてあった。
どうかしたのかな?と思ったら、
「ごめん、ちょっと電話してくる」
とどこかへ行ってしまった。
数分後に戻ってきた。その表情は偽物のような笑顔だった。私はこれまであんずが本気で笑っている笑顔を見てきてるからこそわかる。
「もう、帰らないといけないから帰るね!」
といい帰りにバイバイと言ってそれぞれの家へと帰っていった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!