シーツの上で息を弾ませながら、目の前の照を見つめた。
手首には、しっかりと結ばれた黒いシルクのリボン。
ベッドのヘッドボードに固定され、自由を奪われた状態が心を強く昂らせる。
足首も同じように縛られていて、身動きひとつとれない。
「……ひかる……早く……っ」
熱を帯びた声が漏れる。
拘束されていることに興奮を覚えるなんて、最初は自分でも信じられなかった。
でも、手足を縛られ、好きにされる感覚を知ってしまったら、もう戻れない。
照がゆっくりと紐を指でなぞる。
それだけでゾクッとした快感が背筋を走った。
「お前さ……ほんと変態だよな」
呆れたように言いながらも目はどこか楽しげで、照の指先が俺の頬を撫でる。
その手が喉元を滑り、鎖骨をなぞり、ゆっくりと胸元を愛撫する。
縛られているせいで逃げることもできず、余計に敏感になってしまう。
「でも、そういうところ……嫌いじゃない」
囁きながら、照がシーツの上に覆いかぶさる。
すぐ近くで感じる照の体温、ゆっくりと肌を滑る唇、囁くように落ちる熱い吐息。
「紐、見ただけで興奮するようになっちゃったんだろ?」
耳元でそう言われた瞬間、全身がびくんと震えた。
「ち、違……っ」
否定しようとしても、照の視線はすべてを見透かしている。
実際、最近は照が紐を持つだけで心臓が高鳴るようになっていた。
「嘘つくなよ」
低く囁くと、照の手が再び胸元をなぞる。
軽く指先を滑らせるだけなのに、体の奥が熱くなっていく。
今日も、照に支配される。
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