────人魚姫の泡のように─────
俺は生まれつき犬のような耳がついている
家族は可愛いっていってくれた
だから大丈夫だった
父が交通事故で無くなった
︎"︎︎俺達︎︎ ︎︎ ︎︎︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎を置いて
り「パパッ」
る「さとにっ、ぱぱはもう帰ってこないの??」
さ「大丈夫、大丈夫、きっとずっとお空から見守って貰える」
さとみくんはそうやって可愛い俺の双子の弟を慰める
母さんは、挨拶回りをする
な「そう、だよね!2人はきっと、きっとッ」
なーくんはこうやって自分に言いかけてる
ジェルくんは悲しそうに思い出のものを抱きしめて泣いてる
こ「・・・」
ころにぃはま
今になって分かる、きっと︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎この時︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎までは愛してもらってたんだ
この時は俺とるぅとくんが5歳、ジェルくんが9歳、ころちゃんが10歳、さとみくんが11歳なーくんが13歳だっけな、
それでるぅちゃんは元々体を壊しがちだった
母の実家は金持ちで金には困ら
俺と弟が小学校に上がった頃、
───みんなが遊んでくれなくなった───
そして段々と避けられてった
毎日の日常最低限の会話もロクにしなくなってきた頃、俺の居場所は学校だった
先生はあんまり好きじゃないけど、クラスのみんなは優しかった
田舎で同級生は20人、個性が溢れ、みんな俺を嫌悪せずにかっこい、可愛いっていってくれてた
だけど
俺は壊れた
るぅちゃんの病気の都合で転校になった2年生の夏、
きっとここでもみんな優しい、そう思った
でも違った
気持ち悪いバケモノ
まるで腫れ物を扱うように接された
今の俺の拠り所は、みんながくれた思い出飲み
それもどんどん薄くなり始めた頃、もうどうでも良くなった
「コンコン」
り「なんですかッ」
「ただいまっ!」
「にぃちゃん?」
ギュッ
「ただいま」
り「うんっ、ポロッ」
り「おかえり」
?「こんなのおまえの幻想だ」
り「だれ?なんでそんなに寂しそうな顔してるの?」
?「俺は君だこんなのかつての記憶、もう帰ってこないんだから」
り「そ、そうだよね」
起きて夢だと気づいた
みんなが居ない家、みんなで水族館行ってくるんだって
グスッうっ、なんでっ
そう叫んだ
俺の手にはむかし、みんなが俺の誕生日にくれた人形、
俺のタカラモノ
俺はもう死んでしまったらいいのかもしれない、
小遣いが入った財布とスマホを持ち、必要最低限のものを持って家を飛び出した
みんなに手紙を残して
たくさん、たくさん走って涙も枯れて止まって転んでそんな時、瑠羅に会った、
ショートカットの黒髪の俺の2つ上の子、
その子とは友達になった
瑠羅はいい所のお嬢様でここの河川によく来るんだって
河川に住んでるホームレスのおじさん、おばさん達は優しかった、瑠羅もここのみんなにたまにご飯を配ってるんだって
俺の話を聞いて優しくしてくれた。
でもこの生活は1週間で辞めた
もう疲れたんだ
そう思って
みんなで最後に言った
幻想の海に言った
そこはとても綺麗だった
優しいころにぃと、さとにぃの綺麗な目の色
俺は手紙と、靴とスマホと財布を置いて
身分証明書だけチャック付きのジャンパーのポケットに入れた
いつか生まれ変わるなら
次は愛してね
そう思った時、
待って!
そう聞こえたような気がした
そしてそのまま海に行くと
みんなにとめられた
「もう大丈夫だから辞めて」
り「今更何っ!」
り「俺はそんなにみんなを許せるほど器用じゃないんだよっ!」
瑠羅「ねぇ、莉犬、行くなら一緒に行こ?」
り「いいの?」
瑠羅「うん!私を友達にしてくれてありがとう!」
来世も瑠羅とトモダチで入れるって信じて海に飛び込んだ
俺たちは人魚姫のように泡になって消えれた
莉亜「こんな夢みたんだ、とっても悲しい夢、ね、?瑠愛?」
瑠愛「莉亜ッ、ずっといっしょだよっ!」
莉亜「もちろん!双子なんだから!」
どうでしたでしょうか
1話完結なので続きないです、てか書けないです
久しぶりに真面目だね!
たくさんコメントとかくれると嬉しい!
じゃあまた逢う日まで!
コメント
16件
なんて素敵なんだ、、学校に猫耳の子いたら絶対可愛い((o(。・ω・。)o))
こんなにまともに書いたの始めてっ!? 「おい殴(っ・д・)≡⊃)3゚)∵」
(•̥ ᷇ ^ ᷆ •̥ )ウゥ素敵だよ(。´இᯅஇ)