息抜きの下手な短編集な為、低クオでも見逃してください!!
これからは気分で短編集も投稿しますが上記のように上手くは無いですのでご了承を。
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今回の短編集の主役はゾムさんです!
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「なぁなぁどっち選ぶん?」
“俺”がそう呟く。
「どっちって…言われても…ッ」
“俺”が呟く。
「”1人の仲間”と”多くの国民”。
どっちを選ぶんや?」
俺の中の俺が悪い笑みでこちらを見てくる。
「仲間を選べば我々軍幹部の誰かがドカン
多くの国民を選べば国民がドカン」
そう言いながら悪い笑みを崩さず近づいてくる。
「大切なものと多くのもの。どっちを選ぶんや?」
そう言ってフードの中を覗き込んでくる。
「俺は…俺は…」
普通に考えたら国民を選ぶべきなんや…
そのはずなんや…けど…けどッ…
俺は選ぶことが出来へんのや…
もう1つの人格の俺が
もうすぐ”乗り移ってしまう”。
もう1つの俺が出した選択肢。
我々国の国民と我々軍の幹部。
どちらかを選べということ。
選ばれた方は…乗り移られた俺にドカン。
軍人は国民の事を守らなければいけない。
けど俺はそんなこと無理だ。
けどそうしなければ2つの選択肢が
両方共ドカン。
そう考えていると、
「ゾムさん?」
フードを覗き込んだのは”俺”ではなく
エミさんやった。
「顔色が悪いですけど大丈夫ですか?」
そうや…そうやん…
「おん、大丈夫やでwごめんな?
考え事しとったわ」
「そうですか、ならいいんですけど…」
「じゃあ俺、行くところがあるから、
また、な?」
「分かりました。また夜」
そう言って手を振りながらダクトへ入り部屋へ向かう。
ガチャ
部屋に入って趣味で作った爆弾を取り出す。
またダクトへ戻り、近くの大きい森へ入る。
走って走って森を抜ける。
意識が朦朧としてくる。
人格交代が近づいてくる。
「おい俺!何する気やッ!」
“俺”が耳がキーンとするくらい叫ぶ。
そしてその近くの川辺に腰を下ろし、爆弾に火を付ける。
「俺が誰かを殺すなら俺は俺を殺すだけや」
そう言って意識を手放した。
その直後とある場所で大きな爆発が起きた。
そしてその日からある脅威と呼ばれた幹部は姿を消した。
またな
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