いつもと変わらず
いつものように、眠気眼でコーヒーを飲み干した。ただいつもと違うことがあった。
俺はいつも変わらず何の楽しみもない日々を暮らしてきた、親といる時は勉強ばかり遊ぶ暇なんてなかった。大学生になって初めて1人暮らしを始めた。これからは自由になれると確信していた、しかしそれは甘い考えだったと気が付いた。それから月2万程度のボロいアパートで暮らしていた。毎日学校に行きすぐに家に帰って暇さえあればアルバイトをしていた。今思えば本当に何の楽しみもなかった。
こんな事を起こしてしまうなんて何処から間違っていたのだろう、俺の手には冷たく、べったりとした赤色の物が付着している、そして白いシャツにも返り血がくっきりと残っていた。我に帰った俺は急いでタオルにくるんでいたものを解き、見た。やはり夢では無かったようだ。
急いでテレビを付けたやはりアレが流れている。昨日の事件のようだ俺は急いで服を着替えリュックを背負い家を出た。
コメント
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めっちゃすごい...語彙力無くなる...