君は男の子

秀「おれは、二年の秀って言うんだよ。よろしくな！」

優「あ、、、よろしく、、、」

秀「なあなあ、今日の夜空いてる？」

優「空いてますけど、何かするんですか？」

秀「実は、星見に行かね？友だちと行くはずだったんだけど、熱引いちまって」

優「そうなんですね、分かりました。」

秀「それじゃあ、来週の日曜午後9時集合で」

担任「それじゃあ、次は体育の時間だから着替えろーー

　　　あ、優だけ残ってくれるか」

優「はい」

咲希「それじゃ、バイバイー」

優「なんですか」

担任「お前は、男なんだよな？」

優「ドクンッ（心臓の音）」

担任「体育の時間はどうするか、話し合いたいんだが、、、まずお前が男なのを初めて知って

　　　できれば、そういうのはやめたほうがいいんじゃないか？

　　　少し恥ずかしく感じないか？

　　　全生徒にはバレるんだぞ」

優「はあはあはあはあはあ」

ガタンッッ

担任「おい！大丈夫か！？」

頭がクラクラする。家出たからもうないと思ってたのに、、、、、

またこんなふうに言われなきゃいけないのかよ。。。

優「はっっ」

保健室の先生「大丈夫ですか？＿体調は？」

優「大丈夫です、、、、あれウィッグは？メイクは？」

保健室の先生「あなたの事情は聞かせてもらったわ。明日からはその格好で投稿しなさい。

　　　　　　　それが、あなたにとって一番いいと思うわ」

優「それは、できません。今日は早退します」

担任「それじゃあ、優のことについてなんだが、、、、」

なんだか、嫌な予感がする。。