私の名前は『深き海とそびえる山を統べる偉大なる王』だ! ヤドカリさんもうすぐお昼ご飯の時間だから帰ろう。
わかった。
また来てもいいですか? いつでも来るがよい。
ヤドカリさん、これあげる。
貝殻で作ったペンダントか。なかなか良い趣味をしている。大切にしよう。
じゃあ、バイバーイ。
さらばだ。
ヤドカリさん、こんにちわ。
うむ。
今日は何をして遊ぼうかなぁ~♪……あれ? 貝殻がない! お姉ちゃんどこ!? もうすぐ帰るから待っててね。
うんっ! でも貝殻がなくちゃつまらないよぉ。
ふむ。ではこうしよう。貝殻の代わりにこれを持っていなさい。
わあ綺麗なお星さま!! キラキラ光って素敵だねぇ。ありがとうおじさん!……おじさん誰? おじさんはこの星の王様だよ。だから、私のことをおじさんだと思ってくれればいいよ。
よしよし偉い子だ。これからはずっと一緒だよ。
アイリ。私の愛しい娘。どうか忘れないでほしい。いついかなる時もおまえのことを見守っている。
あなたのお父さん、お母さんが迎えに来たわよ。帰りましょう。
うん! アイリちゃん。お家に帰る前に少しだけ遊びに来てくれないかな。
アイリ。こっちへおいで。
ヤドカリさんのお父さんとお母さん!? すごい……そっくり……。
ありがとうございます。でも本当によく似ているんですね。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!