お風呂が沸いて、ここちゃんと、
一緒にお風呂に入った洋平
しばらくして、
ここちゃんを迎えに行く美優
バスタオルでよく拭いて、服を着せて、髪を乾かす
ドライヤーの熱風がイヤなのか、急いで乾かさないと、すごく嫌がる。
まだ、髪が少ないから一瞬で乾く
お座りしながら、また遊ぶ ここちゃん
つかまり立ちは、するがまだ歩かないので
ハイハイのスピードは、とても速い
洋平も上がってきた
「あ、早いね。」
「え?そう?」
「うん」
「美優!」
「ん?」
「ハイ!」と、手を広げてる
「ご飯は?」
「あとで!」
素直に、ガシっと洋平の胸に飛び込む 美優
「おっ!」
ぎゅーっ
しばらく洋平の胸に抱かれ…
洋平の喉仏を触る美優
「ふふ、くすぐったいんだけど?」
「喉仏、カッコイイなぁ〜」
「え?喉仏にカッコイイとかあるの?」
「だって私は出てないから…」
「まあ、そうだけど…ふふ、美優くすぐったいよ」
「そうなの?」
「触り方♡」
「ふふ」
ジーっと喉仏を見ながら優しく触ってる美優が
可愛くて…
思わずキスをした
「ん?」
「あー美優〜♡」
「さあ、ご飯にしよう〜」
「う、うん…あとでね♡」
「え?あとで?ふふ♡」
「ね、ね、あとでね♡」
「ふふ、ここちゃん見てて」
「うん…」
3人でご飯を食べて、
「美優、今のうちにお風呂入っておいで」
「うん、じゃあ〜そうする」
洋平とここちゃんで遊んでいたが、
眠くなって来たここちゃん
抱っこして寝かせることに…
抱っこして、背中をトントン
ウトウトするここちゃん
すぐには寝れなくて、「あーあー」言ってる。
そこから、しばらく目を開けたり閉じたり…
とろんとろんになり、完全に寝るまでは、
布団に寝かせても又起きる。
しばらく抱っこしたまま、自分がゆりかごのように揺れる洋平。
『今、美優が上がって来たらどうしよう』と思いながら…
上がって来た美優
「ん?」
「シー!」
『うんうん』と、うなづく美優
「ふふ」
洋平が寝かしつけてくれた
「やっと、寝た〜」と、寝室から出て来た
「ご苦労様〜」
「ホントいつも、大変だね…」
「そうだよ、分かってもらえて良かった!」
「ちょっと休憩〜」と、ソファーで休む
美優は、髪を乾かし、リビングへ
ソファーの自分の隣をトントンと叩く洋平
『きゅん♡ダメだよ、その仕草、好きなんだから…』
きゅん♡としながら…
ソファーの方へ行き、隣りに座ろうとする美優
座る前に洋平に手を引っぱられ…
ぎゅーっ
「ふふ、まだ座ってないのに…」と、
嬉しいのを誤魔化す
『なんで、こんなにきゅん♡としちゃうんだろう』
「可愛いことするから、ぎゅー♡したくなった。」
「ふふ」
キスが落ちてくる
「いつも途中で、逃げるから…」
「だって〜」
「だって、なに?」
「恋人の時と違って、ここちゃんにもご飯食べさせて、寝かせて…って、やることがいっぱいだから…」
「そうだな」
「でも、《《パパ》》が寝かしつけてくれたから、助かったよ。」
「あ、2人の時に《《パパ》》って言ったな!」
「《《パパ》》でしょう?」
「そうだけど、今は、《《夫》》だよ」
すでに、洋平の顔は、スイッチが入っているから、 優しく熱いキスがたくさん落ちてくる
いつものイチャイチャした感じではなく
今日は、すごく《《男》》を感じる
また、喉仏を触る
「くすぐったいって…」
「ふふ」
喉仏にキスをする美優
それ以上のキスが落ちて来て…
気づけば、美優は抱き抱えられていた
和室へ…
いつもより丁寧に愛される
「こんなにしてたら…《《出来ちゃう》》よ。」
「良いの…」
洋平は、もう2人目を作ろうとしている!
と思った。
そういうことすら考えられなくなるぐらい
優しく愛されるから…
美優もいつもより、敏感になる
出そうになる声を抑えながら…
愛される
「大好きだよ、美優〜」
珍しく、そう言いながら…
洋平は、美優を愛する
「私も…」
声にならないほど…吐息とともに…
『どうして、こんなに好きなんだろう』
そう思いながら、愛される喜びを感じながら…
「最近、洋平お肉食べてるよね?」
「え?あ、そうだよな。バーベキューでも、たっぷり食べてるし…美優は、野菜多め?」
「あーそうだよね。バーベキューの時は少し食べたけど、お爺ちゃんのこともあったし、サラダの方が食べやすかったから〜」
「それって…妊活産み分け法?」
「まだ、本気では、やってなかったけど…偶然かな」
「ふふふ」
「な〜に?」
「だから、いつでもイイよって言ってるのに〜」
「まだだよ、今だと…夏に生まれちゃうよ」
「ここちゃんが、1歳になるのが1月の終わりだろ?えー?2歳になるまでダメなの?」
「う〜ん、だって大変だもん…」
「そうだよな〜なあ、美優!もう会社には戻らないの?」
「なんだか、これだけ間、開いちゃうとね〜きっと仕事に戻ったら戻ったで、また楽しいんだと思うんだけどね…ようやく、今の『赤ちゃんが居るライフサイクル』が安定してきたから〜」
「そうだよね〜」
「旦那様が頑張って働いてくれるから、私は育児に専念出来るわ」
「家事も頑張ってくれてるもんね。」
「洋平だって最初は、何もしないで、ずっと座って待ってる人だったのに、今じゃ家事も育児も一緒にやってくれてるじゃない」
「あ、やっぱり最初は、そう思ってたんだ…」
「だって、共働きだと分担しないとキツかったもん。」
「そうだよな…」
「この前のことも…」
「あーごめんな」
数日前…
リビングのティッシュペーパーが空になった。
洋平が「《《ママ》》〜ティッシュが無くなった!」
「へー」
「ん?ティッシュがなくなったんだけど…」
「洋平!ティッシュがなくなったら、どうすればいいの?」
「新しいのを補充する」
「じゃあ、補充して!」
「だよね〜」
『なんか機嫌悪いなぁ〜』
『あれ?ティッシュどこだ?』と、備品のストック棚を見て、「あった!」
「あったよ〜」
「…」
ジーっと黙って見てる美優
『怖っ!交換すればいいのね』
怖いからジェスチャーで聞く洋平
黙って、コクリと、うなづく美優
空のティッシュの箱を見せて…指差す
「なんでジェスチャーなのよ!」
『やっぱり怒られた…』
「これは、どうしたら?」
「真ん中のビニールを外して捨てて、厚紙はリサイクルに出すの」と、集めているゴミ箱横を指差す
「はい、出来た!」
パチパチ パチパチ
「あのね、洋平!毎回のことだから、ティッシュが無くなれば、いちいち報告しないで、交換して欲しいの。」
「分かった」
「もちろん、ティッシュだけじゃなく、トイレットペーパーもそうだし、シャンプー、リンス、ボディーソープ類もそうだし…いつもあの棚にストックしてるし、シャンプー類は、洗面台の下だし…」
「そうだよね、分かった!」
「しかも、私、洋平のママじゃないから…
いつも私がパパって言ったら、パパって言ったなあ!って言うくせに…」
「あ、そうだね、つい…ごめんね。ティッシュの箱1つにしても、やることが色々あるんだね」
「うん、そうよ。じゃあ、質問です!」
「はい」
「トイレの消臭スプレーが空になりました!どうしますか?」
「ピーンチ!」
「だよね…そうじゃなくて…」
「新しいのと交換する!」
「そう!同じストック棚に入れてるから…」
「じゃあ、空になったスプレー缶は?」
「穴を開けてガスを抜いて…プラスチック部分は外して分別」
「そう、良く出来ました!パチパチ
さすが洋平くん、賢いね〜」頭を撫で撫で
「さすがだろ?」
「じゃあ、これからは、やってね」
「はい!分かりました〜」
う〜ん♡と口を出してる
「ふふ」
「ふふ、じゃないでしょう」
『仕方ない、チューして、やってくれるならいいか…』
チュッ
「少しずつ、やるね」
「うん、お願いね。もうすぐ、トイレペーパーがなくなりそうなのに、ギリギリまで置いておくのやめてね。」
「あ、バレてた?」
「朝、出勤前は、大目に見るけど…」
「はい、分かりました。」チュッ
…と、いうことがあった。
「今は、私は仕事はしてないけど…」
「ううん、家事、育児も大変だから…」
「良かった、理解ある人で…洋平で良かった♡」
「美優〜♡」
「もう終わりよ〜」
「終わるわけないでしょう♡」
「うう〜ん♡」
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